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academyまでの180日間 day38

今朝は7時起床。朝ごはんは、白ごはん、ウインナー、卵焼き、お揚げのみそしる。早起き和食生活も38日目に突入。前までは寝れたり寝れなかったり波があったけど、最近は体が痒いとき以外はほぼ快眠になってきてる。寝付きも早いし、夜中に目が覚めることなく朝までぐっすり。寝れるのはほんとにありがたいこと。運動もストレッチもまったくしてないけど、それらどうやら向いてないみたいだ。


今日は絵の続きがしたかったけど、描き始めてすぐになんだか気分がもやもやとしてることに気づいて、途中で中止した。こういう時は無理して絵に向かわず、むしろ絵から遠く遠く離れてみる。気分が乗らないままやっつけ仕事のように取り組むのはだめ。一生懸命描いてきたこれまでの自分にも絵にも失礼だと思った。
昨日も描けなかったけど、今日も焦らずお休みすることに。ペンの残りが少ないので、それだけ買って明日に備えよう。


午前中は郵便局に行ってBASEの発送を完了させた。そして久しぶりに台所に立ってお菓子を作ったり、YouTubeを観て過ごしたりした。タレントのYOUさんが好きで、彼女が喋ってるチャンネルを観てるのだけど、YOUさんほんとに憧れよね。いつまでもかわいくておしゃれで、欲望のまんまに生きてるけどすごく頭がきれて気配りも上手。言葉や表現はユニークでユーモラスだし、たくさんの人に囲まれる人柄だけどひとり上手でもあって人間関係がベタベタしてない感じ、しかも絵がうまくて……。もうとにかく魅力であふれまくっている人。ひとり暮らしのとき、トイレの壁にYOUさん貼ってた。強さを分けてもらえる気がして。


それからカーネーションも何話か観た。
印象的だったシーンを書き残しておこうと思う。
洋服業界は、昔はお店で洋裁士がお客さんの寸法をはかってオーダーメイドで一点ものの服をこさえていたのだけど、戦後になってオーダーメイドは「プレタポルテ」にとって変わってしまった。デザイナーがデザインした既製服があちこちに出回り、それが飛ぶように売れ、流行が急速に入れ替わる時代になった。オーダーメイド一筋でやってきた主人公・糸子は、プレタポルテの会社の社長にならないかと誘いを受けて、すこし悩む。

糸子には、みんなが夢中になっているプレタポルテの良さがわからず、むしろプレタポルテは周りに敵ばかりいるゲームみたいでしんどそう、とこぼす。
「うちは洋服こさえられたら、そんでよかったんや」
好きで好きで仕方ない洋裁が毎日できて、人も自分も服をまとうことで品格と希望と誇りを持つことができたら……糸子の心の底の幸せは、何着売れるという数字でもなく、いくら儲けるというお金のことでもなく、自分の好きなことをやって人に幸せになってもらう、という至ってシンプルなものだった。

毎日何に対して手を動かしているか、それが自分や人の幸せに繋がっているかどうか。やっぱり一番大事なのは数字でもお金でもなく、生活と幸福感なのだなと思った。わたしにとっての「これさえできたら幸せ」は、糸子のように一本夢中になれるものではない。文章を書くことだったり、絵を描くことだったり、人とお喋りすることだったり、歌を歌うことだったり、スキンケアすることだったり、さまざまだ。でもその根本には、素直でありたいという願う気持ちが広がっている。毎日素直で生きられたらそれほど幸せなことはない。言いたいことが言えて、泣きたいときに泣けて、楽しいことを追いかけられて、思いのまんまに生きられたら。わたしの生活や創作は、誰かの幸せになっているかな。まだ目の前には、何も見えない。これから。これから。

わたしも糸子のように、これ一本でいく!となりたいところだけど、それができないのでバイトもころころかえながら、時期ごとに違う創作をして暮らしている。でもこのnoteはだいぶ続いてきた。この小さな炎は大事に大事にせねば。まだまだ絶やさず、細々とでも燃やし続けていきたい。

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