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有馬記念 〜勝ったなら 負けるまで買え ロベルト系〜

当日になってしまいました、皆さんの夢はどの馬でしょうか
宣言通り全頭について思ったことをつらつらと書きます、長い上に中身が薄いです、ご容赦を

1  アカイイト
五十音順1番目、1枠1番、どうやってもこの馬から書かなくてはいけないのか
昨年のエリザベス女王杯を捲って勝った馬、昨年の有馬にも出走して7着でした。今年のエリザベス女王杯は位置取りが祟って4着でした
この馬の良くないところはどの枠を引こうが外しかつかえないこと、消耗戦になって前がばてやすい展開を捲っていくしかない
1角入るまで内枠に殺到しやすい有馬記念、変に出てしまうと外に出せなくなるのであえてゆっくり出していくんじゃないかとも思う
昨年以上に縦長になるならブレークアップあたりが2019年のアエロリットくらいぶっ飛すってくらいだけど望みが薄すぎる
これで香港カップのモーリスみたいな内枠捌き見せられたらもう土下座してアスファルトに謝りましょう

2 イズジョーノキセキ
1枠は両方牝馬、2番は府中牝馬Sでソダシを差し切りエピファネイア産駒の重賞連敗記録を57で止めたイズジョーノキセキです(記録は2003年に記録したコマンダーインチーフの60)
この馬のいいところは速い流れをさして来れるところ
府中牝馬もその前のレースもだいたい高速の流れを異次元じゃない程度の足で差してきた
ただ直線が長い方がいいタイプな気がする
内を捌いてこれる器用さは魅力だけれども、そもそも高速馬場になりにくい有馬記念で馬券になるイメージがない

3 ボルドグフーシュ
重賞未勝利ながら菊花賞2着馬この馬は前がバテたら確実に捉える自脚の良さが魅力ですね
前走の右回りのコーナリング見てもあまり不器用な感はない…んだけど現状出足が鈍いので追込一気だけしかできない。前走みたいな早めに押し上げるみたいな展開にならないと有馬ではレースに参加できない可能性がある
特に今開催の中山はまだ荒れてるってほどじゃないし61秒とかで流れるレースでくるイメージはない
そういう意味でテン乗り福永祐一はとても不安、捲り入れて流れを変えるよりレースの流れに乗って差し切るタイプ
血統的には後述するジェラルディーナ、エフフォーリアと同系統のロベルト系
ロベルトのよく言われる特徴としてモーリス、ゴールドアクター、フリオーソ、ブラックホークのように一回調子に乗ると多少相手が強くなっても好走し続ける性質がある(対義語に〇×のダンジグみたいなのがある)
今年はまぁまぁのペースにはなりそうだしノーザンテースト感も母型のヌレイエフも良い
ちょっとスローになった時に捲りにいく勇気があるか、最後の勇姿に注目

4 アリストテレス
コントレイル世代の菊花賞2着馬、昨年の有馬記念は追い込んで6着、アカイイトに蓋されながらも進路切り替えて悪くないレースだったなと言う感じ(上位5頭とは離されてるけど)
今年は戦績上はボロボロ、レース内容も特に見どころなくって感じなのであまり語ることがない
上述したロベルト系の特徴として勝つ時勝ってスランプも長いイメージがある、ディープ産駒自体もこういうタイミングで巻き返すようなタイプでもないのよな
先行してまぁまぁ粘るけど好走止まりと見てる、そもそもAJCC勝ってるけどそこまで中山向いてるとも思えない
できれば早めに脱落してお散歩してて欲しい

5 ジェラルディーナ
3冠牝馬でGⅠ7勝馬の女傑ジェンティルドンナの娘
前々走のオールカマーは内枠引いて内を回り、エリザベス女王杯は外枠を引いて外を回して連勝、昔はためてどーーんみたいな馬だった気がするけどちょっと見ないうちにとてもセンスのいい馬に成長していたな
皆言うようにちょっと距離が長い気がしなくもないのでそういうのが気にならないように内をせこく回る競馬を所望します、内引けたし後ろになりすぎることもなく良い位置は取れそう
リファールクロスはキタサンや母のジェンティルが持ってる相性のいい血統で、父モーリスなのでダンジグクロスもサドラーズウェルズも持ってる、なんか展開なりに来れそうな気配ある
余談ですが筆者はチャカチャカするパドックだけはいまだに許してない、でも調子測るバロメータにはなりそう
4頭でる牝馬、みんな内枠なんだな、レディーファーストですね
▲、人気しすぎな感はあるけど積極的に買いたい

6 ヴェラアズール
今年の春から芝を走り始めて京都大賞典で重賞初制覇、そのまま前走ジャパンカップを勝ったエイシンフラッシュ産駒
エイシンフラッシュ自体は速いキレる脚を出してダービーを勝った馬だったけど産駒は牝系のドイツ血統よろしくみな鈍足だった、そんな種牡馬と脚遅すぎて芝失格の烙印を押されてダート馬になったヴェラブランカとの子供でキレる馬になるとは感慨深いですね
JCの話をすると、ムーアがちゃんと待てたのも偉かったけど元々そう言うレースをしてきたわけで展開が向いたし枠もよかった感
馬群が固まれば来れると思う、内枠なのも良い、そう言う展開になったらイクイノックスもくる展開になってると思うので買うならセットで買いたい
僕は今回はそういう展開にならないと思うので消します

7 エフフォーリア
昨年の勝馬、それでも4番人気なんですね
春2戦ですごく評価落ちたなぁ、童貞だの牛だの言われて散々な4歳
春不調は精神面、身体面色々言われてるけど自分も去年の有馬で無理やり使った右トモが悪かった可能性を推す
とすると、フィジカルの問題だしブリンカーはむしろ邪魔なのではと言う感じもするが陣営が決めたことなので
ちゃんと放牧させて少しは回復もした、右トモが回復してれば直線もちゃんと伸びると思ってる→追い切り悪くないじゃん成長分か?→調教後の馬体重+20キロ、からの金曜追いで物足りないことを晒してしまった
流石に買えないでしょ、遠征ないのはプラスなんだけどそれだけで全部ひっくり返るほどではない
来年で回収するためにここは飛んでくれ消

8 ウインマイティー
デアリングタクトが勝ったオークスの3着馬、今年は牝馬限定重症のマーメイドSを勝って復活、前走はエリザベス女王杯先行して3秒弱離された16着でした。
父は今や人気のゴールドシップ、本馬も父の産駒の特徴にもれずどこにいようがダラっとじわっとみたいな脚で上がってくる
前々走のドスローのなかでも見栄えのする持続力見せられるのは面白いなと思った
母の父はベタールースンアップが勝った第10回のジャパンカップの3着馬カコイーシーズ、現代の血統表にいるのはとても珍しいですね。(とおもったらディープボンドの母母父にもいた)
代表産駒はコンサートボーイ等ほとんどがダート馬
どう頑張っても33秒台の足が使えないのでここを狙った意味は分かるんだけど前でも後ろでも上位互換がいるので好走パターンが少ない

9 イクイノックス
予想一番人気ですね、春のクラシックは両方2着で秋の天皇賞を差し切った3歳馬
この馬もヴェラアズール同様、父母ともにキレる脚を使うタイプではなかったけど
誰かが言ってたけどノーザンの育成方針として大きい馬を3歳のうちから戦えさせるようにするみたいな方針にあった馬なので体質は強くないのに滅茶苦茶強いみたいなそんな印象
普通に強い(モロッコ構文)と思ってるので買う。
懸念点として果たして有馬があってる舞台かと言われると疑問、JCのが向いてたと思う、結果論だけど展開も。
感覚あけた分状態はそんな悪くないと思うけどこのままだと年度代表馬タイトルホルダーになっちゃうし出てくんない?ってなってる可能性ないかな?ないか
父キタサンブラックはもちろんこのレース好走続けてるし、リファールのクロスを母型のダンシングブレーブからも引いてるそういう意味では有馬記念向き
ただこの馬は母シャトーブランシュの後傾ラップが得意な馬だと思うんだよなぁ(天皇賞・秋は置いておいて)
結論としては強い、特にスローになったらくると思う
買い方限定して買う、けど中山は良くないと思う、というの合わせて△くらいかな

10   ジャスティンパレス
5枠は両方3歳馬ですね、3頭目は3歳馬は今年の菊花賞3着馬で神戸新聞杯勝ち馬
皐月は出遅れて、ダービーは結果的に位置どりが不味かった
秋になってこの馬は神戸新聞杯でも菊花賞でも内をついてコーナーで加速して馬券になっている
前走は不利を受けて仕掛けが遅れての3着、もっと差は詰められたと思う
内枠なら面白いなぁと思っていたところにこの微妙な枠
マーカンドがポジション取るタイプの騎手なので上手く取って内が使える展開にして欲しい、技術はいると思うが人気馬でもないしユルシテ
今回は直線向いた時イクイノックス辺りと3馬身くらい離れててくれればチャンスはあると思う
○、頑張れ

11   ラストドラフト
ノヴェリスト産駒は2頭出し、1頭めは3年前の京成杯馬ラストドラフトです
ノヴェリストはドイツの大種牡馬Monsun産駒でキングジョージを超高速タイムで勝った馬、直線向いた時の加速が今見ても惚れ惚れしますね
暮れの中山は専門職みたいなとこがあるので京成杯、AJCCみたいなレースに良績が固まってるのはいいことではないでしょうか
むしろそれくらいしか買うところがない
有馬記念の出走1年間で重賞の馬券内がなく有馬で馬券になった例ってあるんかなと思って遡ってたら、クイーンズリング以来だった、意外と近いな

12   ポタジェ
今年の波乱を匂わせた中距離路線幕開けのG1大阪杯の勝ち馬
この馬の良さは母父クロフネらしくフラットなペースをフラットに走って脚を使えること、だから宝塚もいいのかなと思いきや全然そんなことなかった。その上で差し競馬になることというのが重要なんだろうな
ルージュバックが非根幹距離の鬼だったように少しでもタメが聞けば有力なのになぁと思うのだけど全然そんなことなかった、あっちマンカフェ産駒、こっちディープ産駒なのに不思議なもんですね
タイトルホルダーの出方で作戦変えるらしいけど、何もなかったら前に行こうとしてる?
なんにせよ大阪杯のクロフネ持ち好走は毎年のことだしそれ以外は手を出さないようにしてるので今回も買わない、枠もせこく乗るには不満だし

13   タイトルホルダー
素直にいけばレースを作る馬
去年は外枠から無理していってパンサラッサを捕まえに行く役目を負って5着、レコードで走った後なのもあるし頑張った
今年は天皇賞春、宝塚勝った後の凱旋門賞帰り
凱旋門でしっかり走ったのでどうかなとは思ってだけど見た目上は酷かった日経賞と比べても全然いいと思う
凱旋門帰りと言っても1ヶ月にはもう速い時計出してるし個人的にはそれが嫌われるなら勝負したい派
逃げ馬に厳しいレースなので本当は逃げてほしくないのだけど宝塚と違ってパンサラッサがいないので他に60秒台で逃げてくれそうな馬がいない、試練はそこだけ
今日の馬場は内前全然使えた、明日になって大崩壊してなければ◎

14   ボッケリーニ
宝塚記念と秋の天皇賞を勝ったラブリーデイの弟、今年の目黒記念馬
非根幹距離に良績が固まっているのも前走全然向いていないレースでしっかり負けたのもいいけどあんな糞できていなかった日経賞のタイトルホルダーに競り負けているのが不満
内枠を使うのが上手い馬ではあるので内枠とれれば面白そうだなと思ったんだけど枠もぎりぎり、ヘマチンの中山もあまり買いたくない条件だし前に行くのかすらも怪しい
少しだけ買おうかなって程度

15   ブレークアップ
もう一頭のノヴェリスト産駒は今年のアルゼンチン共和国杯馬ブレークアップ
ノヴェリストのはなしをもうちょっとすると、母父のLagnas、これは3代母がLove inで20年の2着馬サラキアの母父Lomitasの近親です、結構狭いドイツ血統
逃げなくて良くなり競馬がすごく広がってる気がする、外引いたのが残念だけどガッと言ってくれるのであればいいブレークアップ自体はキングズベスト持ちのドイツ血統、エイシンフラッシュを思い出す
ただここまで主流血統省いて有馬で好走した記憶があまりないな…
馬券内入る気でいるのならタイトルホルダーを買うくらいにゴリゴリの消耗戦狙うしかないかな、

16   ディープボンド
阪神大賞典連覇、天皇賞春2年連続2着馬
G2を4勝してるG2番長、わかりやすく非根幹距離でしか走らない馬
調教めっちゃ動くくせして勝負所での反応悪いし速い脚は全然使えない馬なので
阪神2200よりも中山2500の方がみんなスピード出しにくいし向いているはず
ボッケリーニと同じく前走むいてないレース適当に参加してしっかり負けた、巻き返し必須!と言ってたところに大外、迷いますね
言うほど先行馬がいないのでそんなに印落とさなくていいんじゃないとも思ってる
そもそもタイトルホルダーをさせないと思ってるし先行できたらのおまけ付きで相当狭そう
3列目かな…

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