最低年俸350万円のプロeスポーツ選手への道、PMOTが、始まる‼【PUBG MOBILE、荒野行動、APEX MOBILE】

今、モバイルeスポーツ業界が

一足先に常夏を迎えている。

著名タイトルで次々と新展開が生まれているのだ。


まずは、
日本においてモバイルFPSタイトルの人気の一角を占める「荒野行動」。

その日本一決定戦

『2022荒野CHAMPIONSHIP – 栄光の刻(とき)』

が5月23日から29日にかけて行われる。

賞金総額最大1億円と言うのも目を引くが、

さらに注目は、年間最大2,500万円が支給されるプロ資格を、
アマチュアの5チームが得るという点だ。

所属する選手も(2021から変わっていなければ)最低年俸300万円が保証されると言うのだから、まさにこの権利を得られるか否かで、
今後のeスポーツ活動の命運を左右すると言っても過言ではない。


加えて、このプロ契約を行ったチームは、
開催が公表されている

荒野プロリーグ(KOPL)の参加も約束

される。
詳細はまだ未定のようだが、
ライバルともいえるタイトル「PUBG MOBILE」の大会
「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」(賞金総額年間3億円)の
規模を考えると、
KOPLも『荒野CHAMPIONSHIP』を超える賞金総額の開催となっても
おかしくない。



その「PUBG MOBILE」も、

5月7日に「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」(PMJL)の
前半戦(phase1)が5月7日に終了。

参加全16チームのうち下位4チームはいったん
後半戦(phase2)の参加権利を失う厳しいレギュレーションだが、
今週末から6月12日まで開催される
「PUBG MOBILE OPEN TOURNAMENT」(PMOT)で上位4チームに入れば、
再びphase2に参加することができる。

しかし、この大会はその名の通り
(18歳以上なら)誰でも参加できるオープン大会となっており、
予選を勝ち抜き勢いに乗る猛者と
まさに命を削り合う戦いをし、生き残らなければならない。
大変な荊の道である。

もちろん、PMOTを勝ち上がれば
現在アマチュアであるチームもPMJLの参加権利を得ることができるため、
この日のために精進を日々重ねてきた
素晴らしいプレイヤーがたくさんいる。
地上波の番組(テレビ東京「CHOTeN~今週、誰を予想する?~」)で
取り上げられるほど、
皆、寝る間を惜しんで練習時間を確保し、
PMJLの舞台に立つために全身全霊でプレイに取り組んでいるのである。
涙無くしては見られない。


さらに5月18日、大人気FPS「APEX LEGENDS」のモバイル版、

「APEX LEGENDS MOBILE」

の配信開始された。

まだ正式リリース日が発表される以前から、
人気プロチームFENNELを母体とするFFLが大会の開催を明言。
その言葉に違わず、

賞金総額200万円、優勝賞金100万円

という高額での開催が公表され、
6月11日~12日にかけて最速最強の日本一決定戦が行われる。


このAPEX MOBILE、
実績ある他タイトルのプロ選手が移籍を公表するなど、
大変な期待が寄せられている。
今後の発展次第では、
様々なタイトルの強者のオールスターの様相を呈してくるかもしれない。



…と、このような動きが、
怒涛のように押し寄せている5月~6月なのである。
PUBG MOBILE以外はeスポーツにそこまで詳しくない私のような初心者も、
これらの急速な動きには目を向けざるを得ない。

ワクワクが、本当に止まらない!!



さて、ようやく本題だが、
これまで挙げた各種イベントの突端、

「PUBG MOBILE OPEN TOURNAMENT」

がいよいよ開始される。
本日(5月21日)はその初日、GROUP STAGE1である。

GROUP STAGE2に進めるのは64チーム。ほぼ1/2になってしまう。
情熱を注ぐ全てのチームに勝ち上がってほしい気持ちがあるが、
レギュレーション上そうもいかないので、
僭越ながら、個人的に特に応援しているチームと
特徴を挙げさせて頂きたい。

MAKING THE ROAD(B GROUP)
…新潟初プロe-sports team(Twitterより)。
 地域発チームで強い、という点でまず応援したくなる。
 すさまじい火力(攻撃力)で敵をなぎ倒していくイメージ。
 個人的な注目選手は(1) WxxD☻(@WDPUBG)さん / Twitter 選手。

WESTROPS(B GROUP)
…女子eSportsチーム(Twitterより)。
 なぜかFPSのプロ選手は男性が多いが、
 きっと女性選手でも
 男性選手以上の実力を持っている方がいるのではないかと思っている。
 スクリム(練習試合)については、参加する側だけでなく、
 主催として他チームの活動に貢献されている部分もあり、
 報われてほしいとひそかに思っている。

SETOUCHI ENLIFE(C GROUP)
…元PMJL選手のmmtaröコーチが率いている。
 個人的には、いつの間にか安全地帯の中に入っている
 上手なムーブが印象的。
 PMOTを模したトーナメント形式のスクリムでも
 ファイナルに進出しており、上位進出に期待している。


T.F.Project origin(C GROUP)
…元PMJL選手のTama選手、RimoOcO選手、okachan選手を擁する。
 Tama選手、RimoOcO選手は
 SETOUCHI ENLIFEのmmtaröコーチと元チームメイトであり、
 違う立場としてではあるが、同じC GROUPで戦うこととなった。
 揃って勝ち上がり、より高いSTAGEでの戦いが見たい。
 応援しているので頑張ってほしい。

ティーガイア(E GROUP)
…企業対抗戦で優勝するなど、社会人チームとしては最強の一角。
 オトナの力をどこまで見せつけてくれるか、大変期待している。

残念ながら、今日と来週(5月28日)は配信が無く、
結果しか見られない。
熱い想いで繰り広げられた戦いに思いを馳せようと思う。
そして再来週(6月4日~5日)から行われる
セミファイナル配信で、
他チームの想いを背負って勝ち残ったチームの活躍を応援したい。


本日開始のPMOT、来週実施の荒野CHAMPIONSHIP、
そしてAPEX MOBILEの競技シーンの開始。

今後時が経ち、

「ここがモバイルeスポーツのターニングポイントだった」


と言われる2か月になるのではないかとすら思っている。

5月~6月のモバイルeスポーツシーンに、もう目が離せない!!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?