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【有料】桃屋杯・シティリーグ優勝ツインインテレオン

※2月20日 更新
シティリーグ優勝のレシピ・解説を追記致しました。

皆様お久しぶりです!

きょんしーです。

今回は運良く桃屋杯で優勝することが出来ましたので、めちゃくちゃ久しぶりですが記事にしたいと思います。

まだ環境が固まっていない中ではありますが、ミュウが席巻しているところで結果を残すことが出来たのは素直に嬉しいです笑

余談はさておき、早速記事の内容に移っていきたいと思います。

また、今回の記事はシティリーグのシーズン中ということもありますので有料とさせて頂きます。

無料部分にも有益情報を残せるようにしますので、是非ご一読頂けますと幸いです!

それでは、内容に入っていきたいと思います。
※デッキレシピや使い方だけ知りたい、という方については、目次より「デッキレシピと解説」をご覧下さい。


※下記2月20日記載
2月20日大阪で行われたシティリーグで優勝することが出来ました!シティリーグ優勝の部分に関しては、目次より、4.シティリーグ優勝時レシピ解説をご覧下さい!

※本記事は各ポケモンを略称により記載致します。
例「はくばバドレックスVMAX」→「白馬」
「ガラルマタドガス」→「ドガス」

また、本記事は下記の構成で記載致します。

1.現環境に関して

早速ですが、現環境は下記のように考えています。

・tier S
ミュウVMAX
・tier1
白馬アルセウス、連撃テンタクル
・tier2
フーパファイヤー、連撃ウーラオス、アルセウスジュラルドン、一撃ゲンガー
・tier3
一撃ウーラブラッキー、炎軸、etc……

※ここで言うtierとは純粋な強さと母数の多さを加味したものになります。

やはりどのデッキの中でもミュウVMAXの強さは段違いだと思います。

その他のデッキを語るにも、まずはミュウVMAXというデッキが環境のトップであり、そのデッキに勝つところから最低限のスタートになってくると思います。
ですので、まずはミュウVMAXの強み・弱みを言語化する所からしてみたいと思います。

※言語化する意味については、今までなんとなくでやってきた対策を、構築単位で対策また正解のプレイングを事前に考え、テンプレ化出来ることだと思っています。
自分もそうですが、上手いプレイングや柔軟に対応することが苦手な方は上記のような過程を挟むと対戦中の思考が簡単になるのでオススメです


あくまで蛇足ですが、ぜひお付き合い下さい!

まずは、ミュウVMAXのサンプルレシピから。

画像1

上記リストは勝手に作りました。
概ねどのミュウVMAXも大きな差は無いと思いますのでこちらでご容赦ください。
(めっちゃ余談ですがミュウVMAXにマリィやジャッジマンは必要派なんですが入ってないレシピが多くてビックリしました)
※スマホロトムやすりかえカップなどはすき好みだと思いますので一旦置いておきます。


私の考える、ミュウVMAXの強みは下記の通りです。

①ゲノセクトVの特性「フュージョンシステム」による大量ドローで生まれる選択肢の多さ、好きなサポートを使える強み

②カミツレのきらめきによる容易なエネ加速と後攻1ターン目からのメロエッタの「メロディアスエコー」による高火力ワザ

③メロエッタを挟むことによる柔軟なサイドプラン(ミュウVMAX→メロエッタ→メロエッタ→ミュウVMAX:3→1→1→3)

④メロディアスエコーやパワータブレットの最大打点によって容易にVMAXをも突破できる

書いてるだけでも嫌になりますね。
特に②に関してはネオラントVの登場により、容易に達成できるようになりました。

みなさんも体験したことあると思いますが、後手1メロディアスエコー、追い打ちをかけるように次のターンからは連続したボスの司令テクノバスターで盤面崩壊…

まあやってられません。

それでは、ミュウVMAXの弱みとはなんでしょうか。整理すると下記の5項目になると思います。

①悪弱点であること
②特殊エネ依存であること
③ドローがゲノセクトの特性依存であること
④VMAXはサイドを3枚取られるポケモンであること
⑤展開上、どうしても切らざるを得ない札が多々あること

それぞれについて考えます。

①はガラルファイヤー、ガラルファイヤーVを始めとした悪タイプのポケモンで160以上のダメージを出すことでミュウVMAXを1回の攻撃で倒すことができます。
→フーパファイヤー、ガラルファイヤーV入アルセウスなど

②はジュラルドンVMAXが最たる例ですが、特殊エネが着いているポケモンからダメージを受けなければダメージレースで勝つことができます。
(もちろんプレイングでケアされるのでそんな上手くいくものではないと思っています)

③はゲノセクトVの特性を止め、大量のドローをなくし、相手の選択肢を狭める行為です。いわゆるメタカードを入れることによる対策が主になると思います。
→例 :頂への雪道、ガラルマタドガス

④は、サイドを1しか取られないポケモン(以下非Vと略す)で殴り勝つなどが対策になります。
(ミュウVのワザ、サイコジャンプで回復されることも多いので完全な対策にはなりませんが)

⑤はハイパーボールやクイックボールのコスト、毎ターンの攻撃するための要求を満たすためにあなぬけのひもやポケモン入れ替えを全て使い切ってしまい、ゲノセクトVがボスの司令で呼び出された時に逃げれずLO(山札切れ)負けする可能性があることです。

①〜④はデッキ単位での対策となり、⑤はプレイングでの対策になります。

これらのミュウVMAXの強み・弱みから考えるとおり、ミュウVMAXに有利な状況を作るためには下記のことが必要そうです。

①弱点をつくデッキを使うこと
②ゲノセクトVの特性を止め、動きを弱くさせること
③サイドレースで有利になれるデッキを使うこと
④サイドをとり切られる前に、殴られない状況を作ること

何を今更という気もしますが、もう少しお付き合い下さい。
ここで先程のtier表に立ち返りたいと思います。

・tier S
ミュウVMAX
・tier1
白馬アルセウス、連撃テンタクル
・tier2
フーパファイヤー、連撃ウーラオス、アルセウスジュラルドン、一撃ゲンガー
・tier3
一撃ウーラブラッキー、炎軸、etc……

現在の環境は、概ね①〜③までがメタとして通用しているようです。(④はアイアントなどのLO系のデッキなので、一旦置いておきます)
中でも連撃テンタクルはサイドを1枚しかとられず、ほかのアルセウスVstarなども一撃で倒すことの出来るデッキとしてかなり環境の中でも上位にくい込んでいると感じます。

兎にも角にも、ミュウVMAXというデッキに勝とうと思うと、現状ミュウVMAXを意識し、構築単位で対策する必要があるということが言えそうです。

前置きが長くなりましたが、今回自分が使用したツインインテレオンはどの部分に当たるか言うと、②の「ゲノセクトVの特性を止め、動きを弱くすること」がミュウVMAXへの対策になっています。頂きへの雪道ですね。
もちろんそれだけで勝てるほど甘くないですが…笑
いずれのデッキにしても、先程の条件に当てはまるデッキを今は使う必要がありそうです。

ここまではミュウVMAXを中心として話を進めてきましたが、次は現環境におけるツインインテレオンの立ち位置についてお話させて頂きたいと思います。

2.マッチング相性

まず最初にお伝えしますが、ツインインテレオンはミュウVMAXに有利ではありません

頂きへの雪道でゲノセクトの動きを止めようとしても、相手がスタジアムを引いていたら関係ありません。
それに、こちらは一撃で倒せませんがミュウVMAXは要求さえ満たせば一撃でインテレオンVMAXを倒すことが出来ます。
本当にえぐいですね。

先程のメタ表に基づく、各マッチングの有利不利は下記の通りです。
※あくまで当方の体感値となります。ご容赦ください。

vsミュウVMAX
先行 5.5:4.5
後攻 4:6

お得意の先行2ターン目のボスでインテレオンVが取られるところから始まります。

先攻を取ったとしても、インテレオンVが出せない・メロディアスエコーで取られる状況だとその時点でかなり負け濃厚です。

基本的には雪道+マリィで運ゲーをしかけて行く形になります。
お相手の盤面にフュージョンエネ4枚とベルト付きのミュウVMAXが爆誕した日にはwell played!と送るしかないですね。

vs白馬アルセウス
先行7:3
後攻6:4

有利マッチだと思います。
理由は後述致します。

vs連撃テンタクル
先行6.5:3.5
後攻5.5:4.5

基本的に有利マッチです。
理由は後述致します。

vsフーパファイヤー
先行 6:4
後攻 3:7

ガラルマタドガスがやばいです。
先行取って相手が後手1かくせいしないお祈りしてその間に殴れる盤面作ればなんとかなります。

vs一撃関連
先行 4:6
後攻 3:7

基本不利です。一撃でインテレオンVMAXが倒されるデッキは、やはりきついです。
なんとかなるギミックも入ってるので、それで誤魔化せれば、勝てると思いますが…

vsアルセウスジュラルドン
先行 6:4
後攻 不明

やってないので分かりません!!
……といいますか、以下にジュラルドン側が毎ターン雪道を結晶の洞窟に張り替えられるかの試合になります。ですので、毎試合展開が変わると思います。
基本有利寄りだと思いますが、相手の引き次第です。

vs雷(サンダースVMAX、アルセウスライチュウ)
先行 1:9
後攻0:10

諦めましょう

上記の通り、有利寄りのデッキも多いですが、必ずしも有利とは言いきれないようなマッチも多いです。笑

ちなみに、実際に桃屋杯での戦績は下記の通りです。

1. 〇 先 アルセウスカラマネロ
2. 〇 先 アルセウスインテレオン
3. 〇 先 ミュウVMAX
4. 〇 先 アルセウススイクン
5. × 後 フーパファイヤー(ガラルマタドガス)
6. 〇 先 連撃テンタクル

トナメ
1. 先 〇 アルセウススイクン
2. 後 〇 フーパファイヤー(ガラルマタドガス)
決勝 先 〇 ミュウVMAX

ざっくりですが各対面の記録を。
余談ですが、僕は他の方のnoteを見る時、この対戦記録を見る時が一番好きです笑

1.アルセウスカラマネロ 〇
雪道マリィでお相手事故りました。
ビーダルで回す形でしたが、ボールをクロバットやネオラントに回していたため、お相手後半失速気味に。
カラマネロの進化前ワザで混乱になるのがきつかったですが、打点では負けないため順当に勝ち。

2.アルセウスインテレオン 〇
アルセウスのメタカードがあったため先行の暴力をして勝ち。

3.ミュウVMAX 〇
相手の動きだしが遅かったこともあり、盤面をしっかり作れたため勝ち。

4.アルセウススイクン 〇
先2から殴り始めることが出来たため、そのままテンポをとって勝ち。

5.フーパファイヤー ×
この日初めての後攻。
後手1どんどん呼ぶでフル展開するも、先2ガラルマタドガスで特性全てとまり、負けまでドローゴー。
まあこんなものです。

6.連撃テンタクル 〇
やっと当たりたかった対面。
クイックシューターを3ターン目に2体立てることと、インテレオンVのアクアバレットから入ることでサイドプランの押し付け(2-3-3)と盤面有利を保って勝ち。
非Vのインテレオンはプラン上使用しませんでした。

トナメ

1.アルセウススイクン 〇
予選4回戦目の方と再戦。
アルセウス使わず、スイクンで攻めてくるも、サイド6枚とりきられないように動き勝ち。

2.フーパファイヤー 〇
先行取られて先2ガラルマタドガスでまた終わりか…と思いきや先1でエネもドガースも盤面に出てこなかったため、特性ロックが2ターン目にされず、全力で展開。

キョダイウズマキで戻したエネルギーがマリィでボトムに沈む+ドガスの特性ロックで一瞬しんどさを感じるも、トップで連撃エネを引いて解決するというただのズルをしてしまい、殴り続けて勝ち。
全体的に運に恵まれすぎた試合でした。

3.ミュウVMAX 〇
サイド2枚献上するスタートになるも2回目の雪道マリィで相手がビタ止まり。

盤面からミュウVMAXを消して一安心と思いきや、ゲノセクトVで殴られ、相手のサイド3で190乗っているインテレオンVMAXにモミを打てない状況に。

お相手ハンドゼロだったのでスタジアムだけ引かないようにお願いしながら番を返すと、そのまま解決札引かずに番が帰ってきたのでしっかりモミをうち、勝ち。

ということで8-1で優勝でした!

次の章ではいよいよデッキレシピの解説に移りたいと思います。

無料部分はここまでになります。
ここまで駄文を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

デッキレシピや回し方、また対面した時の対策等を学びたい方はぜひご覧いただけますと幸いです!


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