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そのプライドは持ち続けて自分の首を絞めやしないか!

皆さまこんばんは。
仕事をしながらアーティストを目指し、
毎日、制作活動を続けています。
especials(エスペスシャルズ)と申します。
2021年2月11日に初個展「memories(仮)」を開催します。


皆さまプライドは有りますか。

そのプライドは必要ですか。

以前、物心ついた時には音楽に触れていた女性と

カフェでお話をしたことがあります。

職業はフリーター。

弁護士事務所で事務をしているとのこと。

物心ついた時から音楽を学んでいたとのこと。

扱っている楽器はエレクトーン

某楽器メーカーの音楽教室に通い続けており

音楽教室の角はガラス張りとなっており

そこにエレクトーンが置いてあり

たまにエレクトーンの生演奏をしているが

そこで弾いていることもあるとのことでした。

大体4時間くらい話をしたと覚えています。

その中で一番興味深かったのは

音楽を幼少期から始めたか、どうかは聞いているとわかる

やはりある程の年齢になってから始めた人は

幼少期から始めた人には勝てないとのこと。

音楽は好きですが違いなどはわかりませんが、

その話自体はとても興味深く共感を得るものでした。

坂本龍一さんが好きです。

とても綺麗です。

他のアーティストも色々と聞きますが

とても綺麗にまとまっている気がします。

勝手な解釈ですが

基礎がしっかりしているので

ずらしたりしてもブレることがない音楽になっている気がします。

全く美術に触れることなく生きてきたがある日突然興味が湧いたり

事業として勝てると思って始めたりする方の話を聞きますが

否定はしないですし素晴らしい作品や商品が多いです。

しかし

そういった方に負けるわけにはいかないのです。

これはプライドの問題だと思います。

いるかいらないかと言えば

いらないプライドだと思います。

ルール無視でも出来上がったものは美しい。

出来上がったもので評価をされるので

ルールは必要ですが

評価をする人間がルールを知っているとは限りません。

また、ルールに縛られているからこそ

つまらない作品になっていると評価をされるかもしれません。

決して、基礎をしっかりと叩き込まれたと思っていませんが

ある程度のルールを学び、根幹を持っています。

そこを破ることは冒涜であるためあり得ません。

ルールを知ってあえて破るのか、

ルールを知らず己のやり方で突き進んでいるのか

わかりませんが学んできたことは

血となり肉となっています。

それは魂のそのものです。

破ることがご法度というよりも

破ること自体が自分のなかのプログラミングに組み込まれていません。

制作を始めるのにルールも年齢もご法度もありませんが

ずっと好きで制作をやってきた人間として

負けるわけにはいかないのです。

いらないプライドであり

現在地が底辺なのはわかっています。

最初に出てきた女性についても

親が選んだからなのかもしれませんが

なぜ、エレクトーン?

エレクトーンを生業としていると言えば

「おはよう朝日」くらいしか思い浮かびません。

完全に選択ミスだろと

ツッコミを心の中で入れましたが共感はしました。

何者でもないです。

何者でもなからこそ

物心がついた時から始め、今でも続けているからこそ

プライドは高く、とても高く

それはいらないプライドですが

捨てることなく

今日も胸を張って生きていこうと思います。

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