失踪生活 第一回

3~4日ほど空きましたがようやく書かせていただきます。まだ自分の中でまとめきれてない部分がありますが、今回は始まりの部分を書いていきます。


1.救世主との出会い

春頃にツイッターで後に救世主となる人をフォローしました。その時はまさかホントに救世主になるとは思ってませんでした。
当時の俺は希死念慮真っ盛りで、この時点で数えられないぐらい自殺未遂を繰り返してました。

ある日、意を決して救世主にDMしてみました。「死にたくても死にきれなくてどうしたらいいかわかりません」みたいな内容でした。
すぐに返信が来て、そこから何日かやりとりするようになりました。
そして6月になってからDMした時「もしよければ電話で直接話しませんか?」と返信が来ました。俺はもう死ぬ気でいましたし、騙されてもいいや的な考えで電話番号と、自分の都合のいい時間をDMしました。

そして俺が指定した時間に電話が来ました。

話してみたらとてもフランクで、それでいてフラットに話してくれました。
DMでやりとりしてたので話す内容もほぼわかってましたし、何より俺を理解してくれてました。

そして何回か電話で話させてもらって、ある時考えさせられる言葉を戴きました。


2.決意

話してるうちに過去に失踪しようと考えた事があると言いました。その時に「どうせ死ぬなら失踪した方がいいんじゃないですか?」と返してくれました。そして更に「するなら協力します」とも言ってくれたので、何日か考える事にしました。

やはり最初に思ったのが「信じていいのか?」でした。そして同時に「確かに死ぬくらいなら一回失踪してみるか」とも思い、迷いました。今後の自分の人生の事なので相当悩みました。

そして気付きます。
「悩むって事は俺は本当は生きたいんじゃないか?」

救世主はその時の電話でこうも言ってました。「死んだら終わりですよ?」

よし。失踪しよう。
今いるトコから逃げよう。

俺はそう決めました。そしてその旨を救世主に報告しました。
そしてまた改めて自分でも失踪について調べ直しました。救世主からのアドバイスも受けました。
前に一度失踪って事を知った時のようにテンションは上がりませんでしたが、死にたいと思う事は少なくなりました。


3.決行

そして決行する日を決めてその日を待ちました。さすがに昼間に荷物抱えて出るのは目立つので深夜にしてもらいました。救世主は近所まで迎えに来てくれるとの事でした。

その日は朝から普通にウチの仕事をしてました。残念ながらあのクソ兄貴と一緒でした。

休憩中に兄貴から言われました。
「再来月で仕事辞めるから一緒に農家やってこう」

寒気がしました。
俺をここまで追い込んでおいて、今度は四六時中一緒にいなきゃいけないのか。
その決断は20年以上遅すぎるんだよ。
お前となんかやってられねぇわクソが。

こう思った次の瞬間に「あ、俺もう今日でいなくなるから丁度いいや」とも思いました。

そして普通に一日仕事して、前日と全く変わらない暮らしをして、いつもの様に晩飯喰い終わった後に部屋に閉じ籠りました。

さすがに不安はありました。
救世主を信じていいのかとか、これからどうなるんだろうとか、ホントに出ていっていいのか、別に方法があるんじゃないかとかいろいろ考えました。
でもいつまでも家にいたらいつか潰されるか自殺するからそれよりはマシだと、どうせ死ぬなら精一杯抗って、それでもダメならその時にどうするか改めて考えようと思い直して救世主を待ちました。

そして時間通りに救世主が迎えに来てくれました。


はい。今回はここまでとします。
どう書いていいかわからず一日以上かかってしまいました。正直あまり気持ちのいいモノではないですが、健忘録がてら書いていきます。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

いいプレイはいい身体からだ。おやすみ。

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