デジタルとアナログな関係

先日保険会社を退職し証券や保険を扱う仕事をフリーで始めた友人とお茶をした。
友人は今後の夢をたくさん語る。
「全国を飛び回り、セミナーをたくさんしたい」
「でも、師匠が自分から仕事を取りに行ってはいけない、依頼されるまで待てという。そんな安い人間になってはいけないから」
「今までのお客さんを通して口コミで広げるつもり」

私は友人の話を聞いて、どう考えても広がっていく要素がないように思えた。
全国を飛び回るのに何で知ってもらうんだろう。
そんなに簡単に口コミで広がるってあるのかな???

そこでホームページやブログなどネットでの露出が必要だと友人に伝えた。
でも友人は「それはある程度仕事が増えたら…そのうち必要になるかも」
と言われたので何で知ってもらうのか聞くと
「とりあえずは今までのお客さん(保険会社時代の)の口コミ」
と言われた。

そう言われてもネットは重要だと思い
「何か気になるとネットで調べるでしょ?今はそういう時代だよ」
と伝えるとやはり「そのうち必要になったらね。。。」

さらに「そういう風に強く言うから、あなたは仕事でお客さんとの関係がうまくいかないんじゃない?ちょっとイライラした!」と言われた。

強く言ったとは思ってなかったので驚いた。私の言い方ってそんな風なんだと落ち込んだ。

全国をセミナーで飛び回りたいと言ってるけど、何で知ってもらうんだろう。
口コミって言っても、地元の人くらいしか。。。と思うのだが。

そのあと友人は地元の経済情報誌に掲載してもらう事を話してきた。
地元とはいえそう言った冊子は会社の経営者の目に触れるから!と言うのだか
よく聞くと取材のオファーではなく定期購読をするか、お金払うかで掲載してもらうとのこと。
掲載されるのは地元では知ってもらえるから良いとは思うが、
全国を飛び回るって言ってるのにどう繋がるんだ???

デジタルな私とアナログな友人。
話は交わらないと判断し、「そうだね!地元経済誌に出ると知ってもらえるね」と軽く流して終わらせた。

半年ほど前から投資を始めたいと思っていたので、友人に依頼をするつもりだったけど、あまりにもアナログなのでちょっと不安になった。

お茶した翌日に「口座開設に時間がかかるから、早めに開設をしよう!」とLINEが来たが、よく考えたら私はパソコン得意でネットが好きなのでネット証券に口座開設した方が早いしラク。やっぱり友人に依頼は辞めとこうと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?