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【虫編】小さな住人 No.2

続編になります。
※調べが足りないと感じたので、内容を補足しました。

昨日1と2の小さな住人の紹介をしました。今回は1〜3の住人たちを紹介したいと思います。

○小さな住人たちの紹介○
1. 嫌われもののあいつ
2. 厄介なやつ
3. 可愛いお友達
4. 眠り姫たち
5. 守り神

3. 可愛いお友達

可愛いかどうか人それぞれではありますが、私にとっては可愛い小さな住人はこちらになります。

数日前に庭先の柑橘系の木で卵を見つけ、孵化しました。卵は日本にいるアゲハと同じ形でまん丸の形でした。

こちらはアゲハ科の幼虫になるのですが、終齢(幼虫は脱皮を繰り返して大きくなり、蛹になる前の幼虫を示します。)でどんな柄になるのか気になるところです。

ただ、任地には連れてけないと思うので、ホームステイ先の小学生の男の子に託して観察してもらうのもアリかもしれません。場合によっては、元の木に戻そうと思ってます。

この小さな命が、卵、幼虫、蛹を経て成虫となり空を飛ぶと思うと生命って凄いなぁとつくづく思います。

成長が早く、餌もまだそこまで必要ないので、日々の観察が楽しみです。
なんとも可愛らしい住民ですね。

4. 眠り姫たち

こちらも庭先から誘拐してきた住人です。今は、これから空に飛び立つ準備をしています。

タイトル写真に載せたものが、幼虫になります。白くてふわふわした衣装をまとって擬態しています。こちらもモコモコして可愛らしいですね。

ちなみに、上の写真はシジミ科のチョウの蛹です。庭先のマンゴーと柑橘系の木に生息していたので、2匹誘拐してきました。

眠りから覚めて、空へと飛び立つ瞬間を心待ちにしています。

姫君たちの見送りはなんとかできそうなので、羽化を楽しみにしています。

5. 守り神

洗濯桶にいたので、わざわざお連れしました。

まだまだ子どもですが、家の守り神様です。昨日の朝、部屋に解き放ちました。笑

ヤモリイモリを混同する方も多いかと思いますが、これを覚えれば忘れないハズです。

ヤモリは「屋守」「守宮」と漢字で表します。言葉の通り、家を守ってくれる存在なのです。私の部屋の蚊を食べて私をマラリアから守ってくれることを願ってお連れしました。
ちなみに、イモリは「井守」と表します。水場を守ってくれます。

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以上、住人たちの紹介でした。
任国に行くと、様々な生き物に出会います。虫や生き物が嫌いな人は毎回の対処に苦労するかもしれませんね。

一緒に住んでいる小さな住人たちに目を向けて、興味を持ち、住人たちにのことを知ることで少しは愛着が湧いたり、恐怖心が薄れるのかもしれません。

確かに中には、病気を媒介したり、私たちに害を及ぼす生き物もいます。

ここからは私の持論になりますが、

知らないということが一番こわい

と思います。地球上にいる生き物はヒトよりも圧倒的に虫が多い。そもそも地球は、ヒトのものではなくて全ての生きもののものでもあると思っています。

都市部のように自然が少ない場所に住んでいると忘れがちですが、地球に住まわせてもらっているということと、彼等と一緒に共存していることを忘れてはならないと思っています。

地球上に住んでいる以上、棲み分けることは難しいと思うので、そういった生き物がどんな生き物なのか、そいつは危険なのか、安全なのか、どんな生態なのかを知っておくことで対処法やつきあい方が分かるのではないかなぁと思っています。

そんな私も蜘蛛だけは嫌いです。私の飼育していた幼虫や蝶を食べてしまったので嫌いというか天敵です。

私たちヒトに比べてしまえば、虫はとても小さな生命体です。でも、そんな小さな生命体が、時には人の命を奪う脅威を持っています。一方で、私たちに良い影響を与えてくれる生きものたちもいます。

虫=全て敵、害虫だから殺してしまうといったそんな世の中にならないといいなぁと思っています。

私たちは彼らと一緒に生きているのだ。

生き物たちへの見方や考え方が少しでもいい方向に向かうことを願っている。

#ルワンダ昆虫記 #ルワンダ生物調査 #小さな住人

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