椎間板ヘルニア持ちですが、何か?

椎間板ヘルニアは腰の骨(腰椎)の過多の屈曲が原因とされています。

そうだとしたら、お辞儀(腰椎の屈曲)する日本人や韓国人は椎間板ヘルニアになる危険性が高くなりそうです。

果たして、お辞儀文化は椎間板ヘルニアを誘発してしまう悪しき習慣なのでしょうか?

ヘルニアの直接の原因は
何度も登場している「運動機能障害症候群のマネジメント理学療法評価・MSIアプローチ・ADL指導」によると、

椎間板のヘルニアの原因は腰椎の回旋によるもの

です。
過多の腰椎の回旋がヘルニアを起こします。
お辞儀行為では椎間板ヘルニアは起きません。

もしかしたら股関節が動いてないとヤバいかも
股関節の回旋が十分でないと、歩く動作(もちろん走る動作も)で腰椎の回旋を必要としてしまいます(詳しくは「動くべき関節、動き過ぎは良くない関節」参照)。

この腰椎の回旋が何十年も続いていくと、椎間板ヘルニアを誘発するのではないでしょうか?

歩きながらスマホでこれを読んでいるあなた、腰椎が回旋してませんか?

会社のデスクに座ってこのブログを読んでいるあなた、正面向いて座ったまま斜め前の書類を掴もうとしてますね?

それ、腰椎の回旋ですよ。
普段の生活でくれぐれも気を付けてくださいね。

椎間板ヘルニア持ちの投手は言った

ある投手はMRIで椎間板ヘルニアと診断されました。
しかし、腰の問題が起きることなく今シーズンを終えました。

何故でしょうか?

今まで回旋していなかった股関節を動くようにしたのが要因のようです。

そうです。股関節が動いていれば、腰椎が回旋する必要がなくなり、痛みも無くなるのでしょう。

彼は言っていました。「椎間板ヘルニア持ちですが、何か?」

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