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ただの日記

すごい1週間だった
私のnoteがスイスイさんのTwitterで紹介されたのだ
そしてそのあと、スイスイさんのnoteでもご紹介頂き、
感想まで添えて頂いて、
もう、なんというか一生分の運を使い果たしたと思う
嬉しかった。勇気を出してnoteを始めて良かったと思った
100回は読んだし、
電波の悪い地下鉄でもいつ何時でも見返してニヤニヤできるように何枚にもわたるスクショをした
完全に浮かれた


スイスイさんに出会ったのは、
私が適応障害で休職している真っ只中だった
来る日も来る日も出口のないトンネルみたいで、
ベッドから起き上がることもできなかった日々、
スイスイさんのお悩み相談をただひたすらに読んでいた
スイスイさんの価値観に触れていると生きていてもいいんだと言われている気がして救われた
スイスイさんのお話の中で「気風の良い人になりなさい」という言葉を学生時代に大人からもらって、それが今の自分を作っているというお話が好きで、
気風が良い、まさにその通りの人であると思った
自分の人生の舵を自分で切っている強さとしなやかさを感じる
何かが始まりそうなわくわくする風が吹いている
イベントや文フリでスイスイさんにお会いした日の晩は、
高揚感に包まれて眠れない
スイスイさんの考えや文章に触れるだけで、元気になったり、希望が持てる
そう考えているのは私だけではないはずだ
そのスイスイさんから、私の自己否定感について評価をいただいた。

強い自己否定感、
それは確かにある。
確かにあるというより、今の私を形作っているほとんどであると思う
少しでも暇な時間があると、愚かだった頃の自分がフラッシュバックする
愚かだった時期とは生まれてから26歳くらいまでのこと。長っ。
フラッシュバックが起こると、うぁぁぁぁ!!!と叫ぶなりなんなりしてしまう
今週は有休消化中だったので暇で、その頻度と深刻さが上がった
忙しくしていても、そのフラッシュバックは頻繁に顔を出すんだけど、
それよりも片付けなければならない目先のタスクがあると罪悪感の海の底まで潜らなくて済む


丁度の最終面接で、人を強くさせるものは3つあるという話を面接官からされた
1つは、夢
2つは、過去の自分
3つ目は、愛する人
この3つがあれば、どんな苦難も乗り越えられます
と言っていた

本当か?
過去の自分が私を助けてくれることなんてあるわけないだろ
え、みんなあるの?あるんだろうな。うらやましい。
私はない。
子供のころから自意識が強く、
自分の気持ちにばかり興味があって、
自分に都合の良い世界を構築するために、他人を攻撃しまくっていた
自分以外の人間にも気持ちがあることに気付いたのはやっと最近、結婚してからで、
丁度スイスイさんの文章に出会う少し前、適応障害で休職中に、自分を見つめなおしている時期に、
過去の人生の自分の行動と、相手の反応、会話を照合させて、
自分・・・やべぇやつじゃん
と気付いた。
私は記憶力が昔から異常に良く、例えば仕事だと、10年前に10分ほど話したお客様のその時来ていた服やバックの色、話していた内容、フルネームまで全部思い出すことが出来る。営業なので、延べ1000人とは関わっていると思うけど、誰に対してもそう。
頭の中に自分の人生における大量のビデオテープがあって、必要に応じていつでもそのビデオテープを巻き戻すことが出来るし、
あとは必要のない時も、少しでも暇があると生まれた時から今まで、他人とのどうでもいい会話や表情が頭でエンドレスリピートしている
見たくないものまで見せてくるこの脳みそをどうにかして欲しい

自分は正しい生き方をしてきましたと胸を張って言える人間が心底うらやましいし、身近な人が学生時代の友達と旅行に行ったという話を聞くと、
「この人は人格形成前から人に思いやりを持って接して生きてきたんだな」
と考えて、眩しい。眩しくて、目と胸が潰れる。

過去の自分とはどんなだったかというと、
友達の男を取ったことでも(モテないのでそういったラブハプニングとは程遠かった)、盗んだバイクで走り出したことでも(門限すら破ったことがない)、犯罪を犯したことでも(校則すら破ったことがない)ない。
ただ嫌な奴だったことだ
学年に一人、空気が読めなくて声がでかくて、共感性が欠如していて思ったことすぐ口に出す痛いやついませんでしたか。それが私です。
集団で誰かをいじめたとかはない(まず普通に嫌われていたので集団に属していなかった)が、ただ一人で嫌な奴としての活動に余念がなかった
色んな人を傷つけたと思う
中一の頃、面白がってクラスメイトに酷いあだ名をつけて遊んでいて、
すぐに担任に呼び出されてめちゃくちゃ怒られたことがあった
それ以降は当然孤立したけど、何が悪くてこうなったのかすらよくわかっていなかった
本当に良心の欠片もない嫌な奴だったから、
同窓会も呼ばれないし、学生時代の友人なんていない
同級生の間では思い出したくもない変わった奴として記憶の片隅にあるかもしれないが、
思い出す機会があるとするならば、みんな私の不幸を願うだろう
本当に、こんな歳まで生きてしまって申し訳ない
その気持ちが強い自己否定感につながっていると思う
私は生来の魂レベルが低く、根っこが腐っているので、
私が私を誰よりも厳しく見張っていないと何をしでかすかわからない
だから超要注意人物として常に厳しく監視している
こんな人間、本来は生かしておいちゃいけないのだから

こういうことをSNSの海に解き放つと、
じゃあ死ねよとか、自分に酔ってるとか、被害者ぶるなとかされた方はもっと辛いみたいに炎上するかも
でもそしたらすぐにこのアカウントごと抹消しよう。それでいい。
過去の自分がしてきた嫌な奴エピソードを思い出して眠れない夜が往々にしてある
もう学校を卒業して10年以上たつし、
あの時の知り合いとはほとんど関わりもないのに、
そんな人間が、今ここで、息をしていることがとてつもなく申し訳なくなるときがある
バラエティを見ていて声を出して笑ったり、
娘が変なダンスを踊っていて思わず噴き出した瞬間に、
必ずその記憶が頭をかすめて酷い罪悪感に襲われる
私なんかが笑っていていいわけないのに。
死ぬまでこの自分への嫌悪感と罪悪感を背負って生きていくしかないけれど、
たまにどうしようもなくつらくなる時があるから、こうやって文にして断罪している
先日、8年務めた会社の送別会で、
「つけ麺さんがいなかったらとっくにこの会社を辞めていました」
と部下の女の子に言われて、その両脇にいた後輩も、「わかる、私もです」
と同調していた。
顔から火がでるほど恥ずかしかった。
それは本来の私ではなく、自らの厳しい取り締まりにより生まれた偽りの私で、いくらこうやって正しく生きようとしたって、
過去の自分が消えるわけではない。




転職活動が終わった。
7月から新しい職場だ。
大学を卒業してから10年間、一度も休むことなく働いてたから、しばらくはゆっくりしようと思っていたのに、
思わぬところで縁があって内定が出たので、1ヶ月の有休消化で終わった



さっき、
家の近くで自転車を漕いでいたら目の前におじいさんが走っていた
同じ方向だったので、数百メートル私がおじさんの後ろにピッタリつくように走ったのだが、
曲がり角という曲がり角、少しの自動車との接触に対し、ものすごく俊敏な手つきで手信号をしながら走っていた

これを全て使いこなしていた

自転車の手信号をしっかりやる人を目撃すると、四葉のクローバを見つけたような気持ちになる
しかもそのおじいさんは突然、向かい側から自転車で走ってくるお巡りさんに大きく手を振ったかと思えば、
おーい!お巡りさん!向こうでトラックがすっごい無断駐車してんの!お巡りさんやっつけちゃってぇ!と
通りすがり、叫んでいた
めちゃくちゃいい
自分は常日頃から正しい行いをして生きているという自負が、通りすがりのお巡りさんに気軽に声をかけられる行動に直結している
しかもここは、世田谷で、その中でも地元感ゼロの街で、この東京砂漠でそのスタンスで街を守ってるの強すぎる
私も、すれ違っただけのお巡りさん全員が自分の同僚みたいなスタンスで生きてみたい。
まずは自分が正しいと思う行動の積みかさねだ
手信号の練習から始めようか


歯列矯正が終わった
まだ奥歯にちょっと隙間があるからもう少し器具をつけといた方がいいと言われたけど私はもう取りたくて取りたくて仕方がなかったので
「もう取りたいかもです」
と伝えたら、
じゃぁもう取ろうかみたいなことを即答で歯科医の院長に言われて
心の中でよっしゃっと思ったのも束の間
院長が明らかに不機嫌なことに気付き悲しくなる
積極的に目を合わせに行こうと何度も視線で院長を追いかけるが、
明らかに不貞腐れていて一向に目が合わない
この2年間、院長は歯科医としてのプライドをもって私のかみ合わせや、
かみ合わせにより発生する睡眠の質、健康寿命のことを考えて治療にあたってくれていたのに
私はただ美人になることだけが目的だったことがバレたんだ。
ただ見た目が揃ったからというだけで治療を終わらせようとしたことにより、私のミーハー心を見透かされ、私たちの関係に亀裂が走った
意識の違い、価値観の相違ってやつ
器具を外されている間はなぜか後ろ髪がひかれて、
別れることになった同棲カップルの引っ越しってこんなかなと
感傷に浸ってしまった
院長と笑いあった日々が走馬灯のように駆け巡り(調整時に天気の話をした程度)センチメンタルな気持ちで家路についた
私ってほんとに人とまともに関係が築けないよな
特に人間関係においてはいつも良い最期を迎えることが出来ない
根っから終わってる人間だ。
新しく始めたところで、どうせ上手くいかなくなるから、
なら最初から誰とも関わるべきではないんだ
人はみんな優しいから、私のような人間を輪に入れようとしてくるけど、
結局失敗する。
なら最初から一人でいい
今夜、マンションの優しいママ友が2歳のママが7人くらい集まるからとごはんに誘ってくれたが、結局自信がなくなって断ってしまった
風邪を引いたと嘘をついたら、

何か、買い出しとかあったら言ってね?
買ったもの、ドアノブにかけておくから!
娘ちゃんが家にいるのが限界になったら、お外にも連れて行くよ!

と返事が来た
なんで自分以外の人間はみんなこんなに優しいんだろう、誰かに優しくされるたび、全身がヒリヒリして痛い

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