色んな人に会った日

色んな人に会った日は、
心がざわざわして眠れなくなる
頭の中をデトックス

朝、寝坊。歯医者に行くためにすっぴんで家を出る
エレベーターでマンションのママ友に会う
先日、ママ友の飲み会に誘われていて、
私が直前で怖気づいてドタキャンしたから微妙に気まずかったけど、
そんなこと全く気にしていない様子で、今日も溌剌とした笑顔で世間話をしてくれた
集まりは結構な人数いるし、誰も私のドタキャンなど気にかけてもいないに決まってる、そりゃそうだ、ほっとした
「すっぴんでごめん～」と言ったら、
礼儀的にすっぴんを褒めてくれて、
そりゃ謎のすっぴんアピールされたら褒めるしかないよなと少し反省する

ママ友とバイバイしてマンションを出たら、また他のママ友と会う
このママ友は、自宅で定期的に集まりを開催しており、
みんな本当に遠慮なくこの彼女の家に集まっている
先日ドタキャンした飲み会も彼女の家だった
私も一度お邪魔したことがあるけど、
お呼ばれされた側の親たちも子供たちも、
本当に自由に彼女の家で過ごすもんだから、ヒヤヒヤした
週一でこの会を彼女の声掛けで開催していると聞いて、
この人どういうモチベ？ってことが気になって私は全然楽しめなかった
でも今日話した感じ、
ちょっといっちゃってる人なのかもと思った。
自分が理解できない価値観の人をいっちゃってるとか言うのは倫理的に良くないとわかっているけれど、
いっちゃってると思ったんだもん仕方がない

そのまま歯医者
矯正器具は取れたけど、
この後マウスピース治療があって、
そのためのレントゲンを撮った
仰向け寝かせられて、３D撮影みたいなのをされた
撮影に1時間かかった
冷房が寒くて途中でタオルケットをかけてもらう
撮影をしていた助手さんが、最後のPC操作がわからなかったみたいで
院長に途中で変わった
そしたら、「あっ」という声が聞こえて
まさかと思ったら、
「データ、全部消しちゃいました」と絶望的な一言を告げられる
「すみません、また時間作ってもらえますか？」
と軽い(少なくとも私はそう感じた)謝罪をされる
おっさんのてへぺろ顔に無性に腹が立った
助手の女も私は関係ないもんみたいな顔をしている
私は頭にきて、
「一時間もかかって、データが全部飛んだはさすがにあり得なくないですか。また来れば良いとかも違うと思うんですけど。」
と仰向けに寝させられたまま自分が出せる限界まで低い声で抗議する
仰向けで寝ている人間て、何をしてても立場が弱い
特に歯医者は、相手が立っていて、
自分だけが仰向けという構図だから尚更。
どれだけ空気をピリつかせようとも、
「真昼間っから自分の家でもないのに仰向けに寝転んでる大人がなんか言ってる感」が邪魔をする
でも私は本当に腹が立っていたので、
気持ちを奮い立たせてプンスカする
帰り際、院長が改めて謝罪に来たから、
「私もすみませんでした」
となんも悪いことをしてないが大人の対応として言ったら、ケッみたいな顔で去られる
絶対バレてないと思ってるけどバレてるからな
一瞬のケッて顔を私は見逃さなかった
ミスされたのは私なのに、
なぜかこちらが気難しい客みたいになった
これから先、まだまだ何年もあの歯科に通わなければならないのに、
カルテに「クレーマー注意！」とか書かれるんだ。胃が痛い。
もう嫌だ。どうかあの病院に隕石が落ちて潰れますように。

その後、駅で化粧をする。JKか。
そのままスイスイギャルズの会に向かう。
上手く話せなかった。
どうせいつも上手く話せないし、初めから期待してないけど上手く話せなかった。
逆に上手く話せたことなんてあるのか？いやない。
でも、普段noteを読んでいる相手が目の前にいるのは、やはり気分が高揚する
毎日文章で読んでいるその人の日常の一コマに、
今自分がいるんだと思うと不思議な気持ちになった
おとぎ話の中に入り込んだみたいな気分。
noteは不思議だな。
住まいも年齢も何もかも違う人が、
自分の内面をただひたすらにさらけ出しているnoteを読んでくれている
実際に会うと、いつもの条件反射で取り繕ってしまいそうになるんだけど、
そうか、あれを読まれているのかと思うと、
取り繕っている自分が一気にバカバカしくなって力が抜ける
マリメッコさんに、「主人公感」と言われてハッとした
それは私に主人公属性があるという訳ではなく、
私自身が、「自分のことを主人公だと思ってる感」が、雰囲気として出ちゃってるので、黙ってても喋ってても、何となく扱いづらい人になるんだなと、すごく腑に落ちた

うさべさんに、
「つけ麺さんはみんなに見てもらう目的でnote書いてないんですか？」
と聞かれたとき、
なんとなく「はい」って言ったし、
その時はそのつもりだったけど、
帰りの電車であれは嘘だと気づいて恥ずかしくなった
みんなに見てもらうためだけに書いています。
すみませんでした。