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虫干し記

5年前の作の短歌をメモ帳にみつけた。

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46歳のころ。46歳には46歳の成熟がある。

とかなんとか言っちゃってー。

きみとかあなたとか、誰だよ。マーヴィン ゲイとかそのあたりを妄想していたと思われ笑笑

5首目はマーヴィンの住むまちを相鉄が駆け抜けてるらしい爆爆

詩歌といえば。ちいさい時分、おそらく小学校1年生くらいに。たまに詩歌の神(あくまでもわたし流の神)が落ちてきて。ちらしの裏によく詩を書いていたが他の人に見つかるとこの街に住めないと思っていた。

だがある日、近所の頭良くてきれいなおねえさん(って言っても小学校4年生くらい)に、

「えりちゃん、秋の日になんとなく悲しくなる気持ちわかるよ、うまく書けてたよ」と言われ、あたまがまっしろに。

お兄ちゃんがね、おもしろがってご近所にわたくしのぽえむを回覧したのでした。わたくしはまじで落ち込みました。はずかしくてはずかしくて。そしてたまらずちらしの裏ポエマーは廃業いたしました。

しかし作家の方が作品を作るというのは、ひとに見せて見られてからが作品なんだとおもいます。

わたしはなにか文を書いていることがすき。それは「せつない」ということばを知り、それを使って詩歌を組み立ててみたいと思い詩を書いて見たちいさいときとかわらない。だから思いっきり自己陶酔のことばを作り上げてそして読み直して、ひとには見せられたもんじゃねーぜ、になる。だから書いては消し書いては消しを繰り返してきました。ずいぶんとおくまでいけるようになった中学生のころからは、岡山行きの連絡船(瀬戸大橋がない時代笑)のデッキから何度か日記やぽえむノートを捨てるなどという、環境破壊を行なっておったわけです(時効!)。

そんなわたしのメモ帳に残ってた5首。

ちょっと晒して見たくなりました。

それはじかん経てよんでみて思ったよりはましにかけてると思ったから。ふかみはゼロ、ふんいきばかりのつきなみ短歌だしたいしたものでは全くないけど。



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