オールカマー 過去10年のデータ&考察
皆さんこんにちは！
すっかり涼しくなってきて秋の訪れを感じますね🍁
夏競馬も終わりG1に向けて古馬達も走り出します。
今週はオールカマーがありますので過去10年のデータ整理と人気馬＆気になる穴馬の考察をしていきたいと思います✍️
過去10年のデータ
目立った印象はありませんが6枠が最多の3勝、複勝率は1枠が高い結果となりました。
今回出走登録が13頭ですので外枠の不利も影響はあまりないかと思います。
9番人気で勝った2013年と、12番人気の3着の2014年を除けば1〜7人気で決着がついておりそこまで荒れることはなさそう。1〜3人気の複勝率は50%を超えており3人気は70%と高い数字です。
デアリングタクトのオッズが1.台になることが見込まれていますが過去には出走したことがありません。3.0〜4.9倍当たりの複勝率が高く75〜85％程。
また勝ち馬は7.0〜9.9倍から多く出ています。
今回の出走馬に限ったデータにしております。G1組の勝率が高く宝塚記念から出走する馬の複勝率は50%、今回デアリングタクトが該当。クレッシェンドラブ、テーオーロイヤルは天皇賞春からの参戦となります。丹頂S、鳴尾記念、日本海Sからは馬券に絡む馬が出たことがなくアドマイヤアルバ、ヴェルトライゼンデ、キングオブドラゴン、ロバートソンキーには厳しいデータになりました。
中4週からは馬券に絡むが出ておらず先ほどのアドマイヤアルバ、ロバートソンキーはこちらに該当します。
10〜25週と夏の間しっかり休養した馬が好成績。
また中5〜9週、半年以上空いている馬から勝ち馬は出ておらず、ジェラルディーナ、クリスタルブラック、ソーヴァリアント、バビットが該当。しかし複勝率は申し分ないですのでそこまで気にする必要はないですね。
脚質データでは逃げ馬の成績があまり良くなく過去に馬券に絡んでいるのは1度のみ、好位から末脚を使える馬、上がりタイムが優秀な馬を本命にしたいです。
500キロ替えから勝ち馬は出ておらず前走の馬体重で該当するのはキングオブドラゴン、ソーヴァリアントの2頭。
夏に休養した馬たちの復帰戦となるので馬体増が最多の5勝を挙げております。
牝馬の成績が良く近2年では牝馬の1.2と好成績を上げています。今年の牝馬の出走馬はウインキートス、ジェラルディーナ、デアリングアクトの3頭です。
8歳からは馬券に絡んだ馬はおらずいません。4歳馬の複勝率が非常に好成績です。
美浦の馬が7勝上げており優勢ですが複勝率は栗東馬の方が高いです。
戸崎騎手の成績が良く今回出走メンバーでは最多の2勝をあげています。中山2200mのデータを見ると川田騎手が過去3年で3-2-2-5と勝率25%、複勝率58%と高い数字を残しています。
継続騎乗が7勝を挙げており、今回8頭が継続騎乗、複勝率も高い結果となっています。
今回の出走馬に限るとステイゴールド、スクリーンヒーローが2勝を挙げており、中山の2200mとスタミナが必要なコースですのでステイゴールドやステイゴールドの血を持つ種牡馬に注目してみたいです。
⭕️注目データ
・6枠(目立った枠による差はないが最多の6勝)
→デアリングタクト、クレッシェンドラブ
・単勝オッズ3.0〜3.9倍(複勝率89.7%)
・前走宝塚記念組(3-2-2-7 複勝率50%)
→デアリングタクト
・前走天皇賞春(2-0-0-5)
→クレッシェンドラブ、テーオーロイヤル
・中10〜25週(勝ち馬はここからしか出ていない)
→ウインキートス、ヴェルトライゼンデ、デアリングタクト、クレッシェンドラブ、テーオーロイヤル、キングオブドラゴン、フライライクバード
・牝馬(4-4-0-13)
→ウインキートス、デアリングタクト、ジェラルディーナ
・戸崎騎手(オールカマーでメンバー最多の2勝)
・川田騎手(中山2200mでの好成績)
・継続騎乗
・4歳馬(4-5-3-13、複勝率46.2%)
→ジェラルディーナ、ソーヴァリアント、テーオーロイヤル
人気馬の考察
デアリングタクト(推定1番人気)
無敗の三冠馬、ヴィクトリアマイルでの復帰戦では6着と結果は振るいませんでしたが宝塚記念では3着と調子を戻しました。今回のメンバーでは間違いなく頭が抜けていますし、今回斤量別定戦であるものの他の馬と差のない54.0kgとなりました。
1倍代のオッズが見込まれますが、今週は台風が見込まれておりギベオンに負けた重馬場の金鯱賞のように取りこぼしの可能性も。また今回デアリングタクトタクト自体が初の中山でのレースとなります。
私自身3連系の馬券を買うのでもちろん買いますがオッズが1倍台となると単勝、複勝では買いたくないですね。
ソーヴァリアント(推定2番人)
昨年12月のチャレンジCでは圧巻のレース内容で3馬身さをつけての勝利。故障明けということもあり人気を少しは落とすかな？と思いましたが現状2番人気ですね。
中山2200mは1-2-0-0と得意なコース、また父オルフェーブルは有馬記念を2度制しており舞台は整いました。先程データでも記載しましたが川田騎手の中山2200mの成績、4歳馬成績などのデータも後押しとなりそう。
マイナスデータとしては半年以上の休み明けの馬から勝ち馬が出ていないこと、しかし2〜3着には来ていますのでそこまで悲観する必要はなさそうです。
ヴェルトライゼンデ
前走の鳴尾記念では屈腱炎による約1年半の休み明けでしたが好位から良い脚を使い復活しました。
父ドリームジャーニー産駒自体の成績は振るわないもののデータでも書いたようにステイゴールドの血を持つ種牡馬で中山2200mのスタミナ戦は得意でしすし、台風の影響も考慮すると同舞台のAJCCでは重馬場で2着ですので今回は得意舞台で秋のG1出走へ弾みをつけてほしいです。
今回乗り替わりデータは低いもののオールカマーで最多勝利を挙げている戸崎騎手への乗り替わりです。レース間隔のデータも味方となりそうです。
その他気になる馬
ウインキートス(推定5番人気)
昨年のオールカマー2着と実績のある馬。中山2200mの成績は1-2-0-0と相性が良く、中山全てのレースでも2-5-1-4と相性の良さを示しています。
また母父ボストンハーバーは2-5-0-0と連対率100%、父ゴールドシップは血統面でも触れたステイゴールドを父に持つ産駒、血統面でのデータも整いました。
近年の牝馬の好走や、ウインキートスの内枠成績も高くいい枠を引きましたので今の人気でしたら抑えたいと思います。
こちらを元に日曜日に予想と買い目を公開したいと思います！
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