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MC 最長記録!原爆ドーム&相生橋から繋がったTrinityの不思議な巡り合わせ…Musical Transmute Tour 2021 は 後半スタート! (2021/10/30広島)

Dean Fujiokaさんの Musical  Transmute Tour 2021 広島公演について 書かせて頂きました。今回ツアー始まって以来 最長のMCだったのでメモできた部分を中心に書かせて頂きます。12/8発売 ニューアルバム Transmute と、 Trinity のインスピレーションについて意外と大切な事を話されたと思います。書かせて頂く機会と 読者の皆様に感謝致します。


【前置きとして前日のニュース】

広島公演の前日、2つの大きなニュースがありました。まず2021年10月29日 午前0時に Digital Album 「Transmute (Trinity)」が先行配信され、ライブで演奏されている ”Spin The Planet” と”Missing Piece” の原曲と歌詞が明らかになりました。

また同日 12月8日発売予定のNew Album「Transmute」の初回限定盤A「Transmute 」(Trinity)、初回限定盤B「Transmute」(Lucaism)、通常盤「Transmute」(Epigenesis)それぞれのジャケットアートワークが公開されました。初回盤A はMADSAKIさん、初回盤B は信藤三雄さん、通常盤 は丸井元子さん。世代もジャンルも異なる3名のクリエイターが多種多様に表現する手法が明らかになりました。



【アンコールでの最長MC】

今日も本編が終わり、アンコールを求める手拍子や拍手が鳴りやまない中、YAMAHAのアコースティックギターを抱えたDeanさんは、客席へ向けてカウントダウンするライトの陰になるようにして 下手から登場しました。

センターマイクの前に立つと、スポットライトが当たり、ほとんど客席を見る事なく唐突にギターのリフを弾き始めました。手拍子が響き渡ります。

Deanさんは暫く弾いていましたが途中でジャカッ、ジャカッとややスローダウンして演奏を止めました。もしかしてまたやり直し?(よみがえる宮城公演の記憶)しばし緊張。するとDeanさんはもう1回最初からギターのリフを弾き始めました。暫く弾いた後、右手の小指側の側面でピックガードを4拍叩き、ジャカジャカジャカジャカジャン!とギターを鳴らし、再び演奏を中断して、おもむろに話を始めました。熱量のこもったギターの弾き方に比べると、話し方はとても穏やかで優しい声に聞こえました。

「Musical Transmute Tour 広島、改めて今日は来ていただいてありがとうございます。(拍手)皆さん、どうでしたか?楽しんでいただけましたでしょうか、新しい試み。(拍手)広島に戻ってくるのは2019年のツアーぶりなんで、約2年経ちましたね。(拍手)実は昨日ラジオキャンペーン的なことがあって、番組の生放送がありました。聴いていただけましたか?(拍手)一足先にね 昨日広島入りをしたんですけど、空港からラジオ局に行くまでの道中に、ちょうどね 15分ぐらいかな? 時間のゆとりがあったので原爆ドームに行ってね、少し立ち寄って散歩をしたりしてね、パトロールしてきました。(『パトロール』に反応した笑いと拍手)

やっぱり原爆ドームというと、あそこのT字路の橋? T字の橋、皆さんもちろん知ってますよね。(拍手)なんて言うんですか相生(あいおい)橋?橋の上から、ちょうど夕方だったので、こうマジックアワーの広島の夕景の赤い空を、すごくこう何ていうか不思議なめぐり合わせを感じておりました。

実は昨日ですね、昨日の0時、まだ24時間経ってないのか?あ?経った?経ったんだね。あの~3rdアルバムの Transmute、先行デジタル配信版でそこからTransmute Trinityというアルバムをリリースしました!(拍手)めでたい!(拍手)ありがとうございます!聴いていただいてありがとうございます!皆さんもちろん聴いているかと思いますが、4回くらい通しで聴いていると思いますが、8回くらい聴いているかな? あの 今日はリリース記念という事で今日は特別に、普段だと自分はアコギ1本で最後を締めるんですけど、今日はバンドのみんなと一緒にこの曲スペシャルをやりたいと思います。皆さん大きな拍手!(ミュージシャンの皆さんが出てきてみんな大きな拍手)温かい拍手をありがとうございます。

ところで 「Transmute 」(Trinity )の Trinity は一体何なんだと良く聞かれるんですけれど。ま、「Transmute」 としても何なんだってよく言われるんですけど。結構いろんなところで Transmute は突然変異だったり、変化に対してひとつテーマをおいて活動している中で、Trinity は何なんだっていう事でですね、わかります?

ま、三角形、三位一体とも言いますけれども、一般的に3つで1つみたいなそういう意味ですよね。今回3rdアルバム Trinity なんですが、Lucaismとか、Epigenesisとか、それだけではないんです、実は。いろんなメッセージこめてまして。

これはですね、今年年内、来年明けたら全部謎が解けるかなって仕掛けを作っているんですけど。1個だけヒントを出すとですね、実はですねこの、Trinity。人類がですね、はじめて原子爆弾を実験した場所の名前です。なので、Musical Transmute Tour で偶然この広島に戻って来れたというそんな巡り合わせで相生橋で夕日を眺めておりました。今日は皆さんとお会い出来て本当に嬉しいです。改めて改めて皆さん今日はお越しいただき、このMusical Transmute広島に、参加していただき、その物語の一部になっていただいて本当にありがとうございました。(拍手)

Musical Transmute Tour 2021、後半戦今日で11公演目です、全20公演の後半戦のスタート、新しい門出を祝してこの曲を最後に聴いてください。" My Dimension "」

バンド編成の「My Dimension」は神戸公演以来2回目となりました。客席からは手拍子が始めから終わりまで続き、楽しい雰囲気で1曲を終えました。ただし、千葉に引き続き今回もDeanさんから「LaLaLa」を歌って良いとの合図はなく、その部分はミュージシャンの皆さんが担っていました。ギターの弾き方としては千葉公演に準じた弾き方でした。

ラストにアコギを立ててかき鳴らし演奏が終わると、Deanさんは笑顔を見せてアコギを上に何度も突き出してガッツポーズ。反対の右手は大きく広げて上へ上へと歓声を誘うように。

「Musical Transmute Tour 広島、皆さんありがとうございました。またここ、広島で会いましょう」

緞帳が下がってくると「また遊ぼうぜ」とマイクを通して言い 今日の公演を結びました。

直後からインスタライブが始まり、緞帳の向こう側、ライブ直後の舞台裏を皆で見ることができたのはご存知の通りです。


今回 Musical Transmuteは、Deanさんが2回もジャンプを追加するなど円熟味を増しながらTransmuteを続けています。今回の最長MCでたくさんのヒントを頂いた、ニューアルバムの「Transmute」が ますます楽しみになってきました。どんな仕掛けがあるのでしょうか?ワクワクします!

次回は熊本公演でお会いしましょう。


【 広島データ 】

公演日時:2021年10月30日(土)

場所:上野学園ホール (座席はグループごとに1つ空き)

天気:晴れのち曇り 

気温:最高気温:21.5℃ 最低気温:10.4℃

開演 17:34

終演 19:27

規制退場 2階席後方から順次

Deanさんの様子:髪型はワックス多め 前回よりお髭は濃い


【 広島語録 】(MCとの対比を考えると興味深いです)

「久しぶりだな、広島のみんな!」

「Musical Transmute、今夜は最後まで楽しんで行こうぜ!」

「広島のみんな、今ここにいる俺たちだけの物語、一緒に作って行こうぜ!」

「Musical Transmute まだまだこんなもんじゃないぞ広島!」

「ひろしま~!」(マイクなし)

「また会おう広島で」

「俺たちなら俺たちだけの物語、一緒に作っていける、そうだろ広島!」

「ひろしま~!」

「Musical Transmute 広島、皆さんありがとうございました」

「またここ広島で会いましょう」

「また遊ぼうぜ」


【広島の「お初」】

ジャンプ (2回も)

インスラタイブ(緞帳が降りるところから)


(タイトル画像はDeanさんのIG Story11/2よりお借りしました)