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Deanさんの新しい歌声は 包容力と自信と華やかさ!熟成された情熱の先祖は五代さん?…進化が凄い!未来の色々な可能性に こんなにワクワクできる41歳って他にいますか…?(2021/10/16 静岡)

Dean FujiokaさんのMusical Transmute Tour 2021 静岡公演について書かせて頂きました。終了直後は、言葉が見つからないほど 最後までパワフルな歌声の余韻が幸せ過ぎました。11列目中央寄りからのほぼネタバレなし記録です。このnoteを皆様に読んで頂ける機会を得られました事に感謝いたします。静岡県の劇場における緊急事態宣言解除後の措置を資料として付けましたので4400字と長文ですがお付き合い頂けましたら幸いです。

【本ツアーはじめての完売公演】

今回の会場は 客席が完全に1つ置きの座席配置でした。現時点での静岡県のイベント開催制限は 収容率50%以下であれば「歓声・大声あり」に緩和されています。(下記資料添付)◼️後日追記  観客の合唱や歓声については舞台上のDeanさんから指示がありますのでお任せしましょう(10/22 追記)

なお、静岡公演は本ツアーで初めての完売公演 Sold Outとなりました。コ ロナ禍の影響で厳しい状態はまだ続きますが、Musical Transmuteを体感した方がもっと行きたくなって追加購入する いわゆる「追いディーン」が増えてくるなど、これからは12月26日の大阪での最終公演に向けて 様々な会場で どんどん完売御礼が増える予感、明るい兆しが見えてきたように思います。


【ライブでの理想的な身体能力…第4形態は既に完成されている!?】

「めちゃめちゃ歌、うまかったね!!」静岡公演の終了後、顔見知りのファム友さんや たまたま居合わせた方々も、皆さん Deanさんの新しく生まれ変わった歌声を、驚きをもって褒めちぎっていました。

本ツアーのために身体を作り替えて「歌える第4形態」になった(又は なりつつある)Deanさんの歌声に ますます賞賛の声が上がっているのをあちらこちらの会場で耳にします。

遡ること2019年5月、アジアツアー終了直後の身体の不調からリハビリを続け、復活を遂げての映画製作、写真集等の撮影を経て ご自身最大規模で行われる 本ジャパンツアーでの理想的な歌える身体は、Deanさんによれば「第4形態」(注★)と呼ばれています。

Deanさんはトレーニンング方法、呼吸、食事、睡眠など、目的に合わせて意識的に自分の身体を築き上げているとの事でした。

ノウハウが解った40代になって さらに無駄なく努力を加速させ、進化するDeanさんを日本で見られるのはラッキーで喜ばしい事ですし、何歳になっても新たなチャレンジをして結果を出すDeanさんに励まされる方々が、私を含めて沢山いらっしゃるのではないかと思います。 

未来の色々な可能性に こんなにワクワクできる41歳は、きっといないでしょうね!

(注★)第1~第4形態につきまして詳しくはDeanさんの7/26のtweetをご覧ください。


【Deanさん ご自身のTransmute感が凄い】

一連のツアー前半で 私が一番 Transmute(=変異)を感じているところは、簡素に述べれば、Deanさんの歌声(発声)が変わり、スタミナが加わった事、これに尽きると思います。

2時間弱の長時間に渡るライブ。歌って 踊って 跳んで 観客を煽って(笑)、しかも今回は演劇的な要素もかなり入っているので、身体の負担は以前のライブよりも大きいと思われるのですが 全くそれを感じさせません。夏よりも体重を落とし ほっそりした感がありますが、動作はしなやかに、身のこなしは以前より軽くてシャープに見えます。

歌声に関して付け加えれば、今回Deanさんの身体は 完璧な楽器となって生まれ変わっているようです。以前のライブツアーよりも ピアノやギター等 楽器を扱う曲数が減った事を見ても、Deanさんが今回は「歌う事」を選択して、歌に集中している事がわかります。始めから終わりまで発声に無理がなく、むしろアンコールで一番力強いボーカル力を発揮できるところが本当に素晴らしいです。Deanさんが並々ならぬ努力を重ねている事を 容易に想像でき、改めて尊敬の思いでいっぱいになります。


【2019年までの歌声と今を比較すると】

今回の静岡は、福島公演以来 約2週間ぶりのステージ。Deanさんの声にはさらに磨きがかかり正直ヤバいと思いました。パワフルな歌声は最初から最後まで全く疲れを見せず、今夜もう1回続けてライブができそうな雰囲気さえありました。恐るべし第4形態 最強です。

2019年のツアーよりも無理のない発声に聴こえたのは、呼吸方法の変化かもしれません。私の父親は声楽家なので 実際には歌唱よりも呼吸に多くのトレーニングが必要である事を知っています。なので共通の雰囲気を感じるのかもしれません。

Deanさんの歌声は今までも人を惹きつける力がありました。2019年のツアーまでで言えば Deanさんの歌声の良さは 声そのものの美しさと高音域を活かした素直で透明感のある声でした。時々少し揺れる歌声は 良い意味で若々しい印象でした。

それが今回は今までの持ち味に 包容力と自信と華やかさが加わり、 熟成された 情熱と趣のある美声です。皆さん虜になるのも納得です。(今、書きながら五代さんの進化を思い出しました。似てますね!?)

演技でも「呼吸を変える」と言っていたDeanさん。この進化した歌声については、いつかどこかでご本人にトレーニングの種明かしを聞かせて頂きたいなぁと思います。Deanさんの楽曲は今 スペイン語圏のリスナーが一番多いそうですが(TVガイド Person vol.109より)、このまま広まって世界中の人に聴いてほしいと思います。


【アンコール:静岡の場合】

これまでの公演での傾向通り、アンコールを求める手拍子が そのままアンコール曲の中で手拍子することに発展する現象は避けられないようです。

今回アンコールに出て来たDeanさんは、手拍子が響き渡る中、舞台の真ん中でスポットライトを浴びながらYAMAHAのアコースティックギターを構えると、Deanさんの曲では最も有名なギターのリフを 何も言わずにいきなり弾き始めました。

力強く伸びがあって ちょっと優しい声のLaLaLa…が 会場に響き渡ると、手拍子の音は大きくなりました。

1つおきの座席の最前列近くで、新しくDeanさんのライブに来たと思われる方々が、思いっきり元気よく手拍子しているのが複数見えた時、あぁDeanさんはこのまま駆け抜けるのだなと直感的に思いました。直感は当たり、Deanさんはますます力強く 迫力を増しながら 弾き語りを最後まで続けました。

前ツアーまでは この楽曲の弾き語り時に、ギターのリフにおいては 「手拍子禁止」、歌が始まったら会場の皆で歌うというコンセンサスがあり、今回のツアーが始まってからは色々な試みがあったけれども、ここに至るまでの変化をDeanさんはある意味 これはこれとして受け入れたのだと感じました。妥協ではなく進化。固定客だけではなく一般の方々も広くDeanさんのライブに来てくれるようになった表れとして。

Deanさんの 力強いストロークと歌声。カッコいい自己紹介歌詞。少しだけ上ずった「Now!」に届けたい気持ちを確かに感じました。それは手拍子があろうとなかろうと同じだったと思います。途中 ギターのピックガードを 右手の小指側の側面で叩いてリズムを取るところが とてもいい音で、これからも続くか判りませんが、ここは新たな見どころだなと感じました。

そして例のところに来ました。Deanさんは 両手を大きく広げて「間」という合図を送ってきました。ちなみに静岡県の緊急事態宣言解除後の措置として、客席が50%以内であれば「声援・大声あり」が許されるに至っています。

Deanさんの その「間」の合図に応えて 客席からは 口元5cmくらいの僅かなアカペラのLaLaLaと大きなクラップが聴こえました。いきなり音が止んだので曲が終わったかと思ってここで拍手をした方も少なからずいらっしゃいました。Deanさんからは「ありがとう」とひと言。

再びギターの演奏が始まり2回目は演奏しながらDeanさんから力強い「かも~ん」が来て、さっきより少し大きなLaLaLaとクラップ。最後はDeanさんの想いの丈を存分に、ジャカジャカジャカジャカジャ~ンとギターのストロークに乗せ演奏は終わりました。

会場を満たす 割れんばかりの拍手。

拍手に応えて「ありがとう静岡、また会おう」。ギターを掲げて「しずおか~っ!」と叫ぶ、安堵と満足感が混じった笑顔のDeanさん。腕を振り挙げて まるで声援を求めているようにも見えてしまう。(きっとそうだ。一つ一つ乗り越えて これは次のBossからのお題)そこへ下がってくる 別れの緞帳。

最後の言葉「また遊ぼうぜ!」は ほとんど緞帳が下がって姿が膝下くらいしか見えない状態で聞こえてきて、これは今日の「可愛いポイント」のひとつに数えられるかもしれません。


【静岡公演 データ】

日時 2021年10月16日(土)曇り時々雨 (開催時間は曇り)

   最低気温 20℃   最高気温 23℃

場所 静岡県富士市文化会館 ロゼシアター 大ホール

開演 17:35

終演 19:21 (規制退場 2階席から順次後方より)

スタンディング 8曲目からパラパラと。9曲目で8割超、後半のピーク時で9割以上が立つ。静かな曲になるとまた座ってアップテンポになると立って、あの曲は前半座っているけど後半立つとか、1曲ごとに立つ座るの動きが割とある会場でした。会場ごとに特徴があって興味深いです。

お髭…うっすらお髭(みんなの話題になるので一応記載しておきます)

髪型…福島より少しカットされたもよう。前髪もくるりんとして あまり目にかからずお顔も良く見えました。私のノートには「今日は完璧にカッコいい非の打ちどころがない」とのメモがありました。


【静岡での『お初』】

初めてのsold out 完売公演

音楽的な新しい試み

アンコールでLaLaLaを2回求められる。

アンコールの後 手を振り挙げて声援を求めているかのような身振りのパントマイム。(新しいお題に感じました)


【Deanさん語録】

「静岡のみんな、やっと会えたな!」

「今夜限りの Musical Transmute in Shizuoka

最後まで楽しんでいってください」

「静岡、ここに居る物語を作っていこうぜ!」

「Let’s go!」

「いいぞ、静岡」

「ありがとう静岡」(溜めた時)

「また会おう静岡で」(Runaway)

「Musical Transmute 静岡、後悔なしで行くぞ!」

「静岡~っ」

「ありがとう静岡 また会おう」

「しずおか~っ!」

「また遊ぼうぜ!」


【資料】

緊急事態宣言解除後の対応 静岡県 県HPより

「声援、大声ありの対応」

収容率50%以下

最新は令和3年10月14日付けのイベント開催制限より、「イベント」部分の抜粋です。


以下の「人数上限」又は「収容率」のいずれか小さいほうを限度とする。

 〇人数上限:5,000人又は収容率50%(10月30日までは10,000人を上限)のいずれか大きい方
 〇収 容 率:100%以内(大声なし※)または50%以内(大声あり)

  ※大声での歓声、声援等がないことの判断については、実態に照らして、個別具体的に判断する。