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『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台挨拶 2回目の登壇についてのメモ Side D (2022.5.21)

【目次】

(1)はじめに
(2)はじめの挨拶
(3)質問① 好きな台詞
(4)質問② 「等価交換」で手に入れたいもの
(5)質問③ 期待してほしいこと
(6)曽利監督より
(7)Today's ディーンさん


【(1)はじめに】


2022年5月21日(土) 『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 公開記念舞台挨拶』が行われましたが、舞台挨拶が2回行われたうちの2回目は、マスコミ各社のカメラが入らずライブビューイングもなかったため、アットホームな舞台挨拶となり、貴重なお話がたくさんありました。
なお、この2回目の舞台挨拶についての報道を今現在見かけておりませんので、今思えば他の登壇者の方々のお話もメモしておけば良かったかもしれませんが、今回はディーン・フジオカさんと蓮佛美沙子さん、曽利文彦監督の発言に限り記載しております。内容は挨拶と登壇者への質問(3問)、最後は監督のお話になりました。ご覧いただければ幸いです。

10時開演 @丸の内ピカデリー
登壇者
向かって左から
渡邊圭祐さん、蓮佛美沙子さん、ディーン・フジオカさん、山田涼介さん、本田翼さん、本郷奏多さん、舘ひろしさん、曽利文彦監督

全国130館にライブビューイングされ、大きく報道された9時開演の回ではなく、その後の10時の回の上映後に登壇された、ディーン・フジオカさんの発言や様子を中心に Side Dとしてお伝えします。

【(2)はじめの挨拶】

ディーンさん
「ロイ・マスタング役を演じさせて頂きました ディーン・フジオカです。皆さんたった今 作品を観終えたという事で、堪能して頂けたと思います。作品の裏話であったり色々、この作品の魅力を違う角度から、また発見できるような時間を過ごせたらいいなと思っております。今日はよろしくお願いします。楽しみにしています。」

【(3)質問① 好きな台詞】

ディーンさん
「そうですね、
”命令は ただ一つ、死ぬな”

あの台詞好きですね。何故?(司会者に)あ、嫌いですか?思いが伝わりませんか?あはは…(一同笑)
そうですね。やっぱりねぇあの戦っている者の業の深さ、相手にも家族がいるし。マスタング大佐の過去・現在・未来へ向かって歩いて行く時に、そういう事を考えた時に、命を伝えていく、引き継いでいくような、すごくシンプルですが安全第一、健康第一 で頑張りましょうという思いをこめて 言わせて頂きました」

(以下の蓮佛さんの台詞はネタバレですが、インスタライブでディーンさんもネタバレしていたし、素敵な言葉なので書かせて頂きます)
蓮佛さん
「”私が大佐の目になります” プロポーズじゃないですけど。いいですよね」


【(4)質問② 「等価交換」で手に入れたいもの】


ディーンさん
「あの、『等価』っていうのが難しいですよね。何か価値が一緒じゃないといけないわけですよね。これは前回完成披露イベントで、同じ質問されて、苦し紛れに、僕はあの 長いこと日本じゃないところにいて、その期間、全く同じ時間を日本で過ごしてたらどうなるんだろうっていう交換をしてみたいなと思ったんですよ。それで大丈夫ですか?
もしなんか、ずっと日本で過ごしていたら、どんな体験して どういう人間になったか気になってしまって。なんかあのコ ロナによってずっと日本に長くいたら、全然違うなと思ったんですよ。これもし5 年10年積み重ねたら、たぶん違う人生になっているわけじゃないですか。感染の影響があってもなくても。みたいな話しで、満足して頂けますか?」

司会者の質問の意図を確認するように話をすすめたディーンさん。

蓮佛さんが発言しているとき
「銃の解体能力」ってディーンさんがボソッと仰っていたのを私は聞き逃しませんでした(笑)。
壇上で「銃の解体能力」に話は及びませんでしたが、5月22日に公開された蓮佛さんとディーンさんのインタビューで、家に持ち帰って銃の組み立てを練習したと蓮佛さんが発言されていました。


【(5)質問③ 期待してほしいこと】



ディーンさん
「僕も実は あの本田さんと同じで、あのさっき監督から、エンディングについて実は裏話を聞いてしまいましてね、そうなんですよ。言えないんですけど。
これだけ原作にリスペクトをこめて作っている部分があるうえで、それを越えていく映画ならではのアレンジ、っていう部分。それが最終章の、監督と僕が楽しみにして頂けたらいいなぁと思うポイントですね」 

【(6)曽利監督より】


実は「完結編 最後の錬成」はまだ完成していないとのこと。
インスタライブでも登壇者の皆さんが「まだ観ていない」と仰ったわけです。
曽利監督のお話だと、あと2,3日で完成とのことでした。
1本の映画で約2000ものカットがあり、それぞれが80%~90%から100%
へ仕上がっていくなかで、残された数カットが100%になるのにあと2,3日とのことでした。今日もこれから行って100%にするべく作業をされるとのこと。
心から楽しみです!

【(7)Today’sディーンさん】


髪型…前髪ありのヘアスタイル。全体的にPureJapaneseの舞台挨拶時よりもだいぶ短くなりました。
衣装…スタイリングのISONさんによると、エルメネジルド・ゼニアとのこと。上品な光沢ある黒を基調としたダークなスーツスタイル。シャツもタイもそれぞれに違ったシルクのような滑らかな光沢感。靴は紐の革靴でピカピカに。
舞台挨拶の様子…客席へ深く一礼、登壇直後は客席を見渡していましたが、トークが始まると、話している人のほうを体全体を向けての傾聴スタイル。
右手にマイクを持ち、肘を左手で支えるようないつもの姿勢。
自分が話さない時は、下のほうで右手にそっと左手を重ねている。
時に頷き、時に微笑み、大口を開けての爆笑も。
感心するのはその立ち姿の美しさ。スリムな登壇者が多い中で、しっかり体幹で、身体の中心で立っている感じ。もし大風を段階的に強まるように吹かせたら、このメンバーでたぶん最後まで立っていられるのはディーンさんだろうと思わせます(笑)。
登壇も2度目(トータル1時間以上)でお疲れかと想像できるのに、真っ直ぐ正面を向いた時の、体も頭も全く揺れないブレない。時々重心を右足にしたり左足にしたりの変化はあるにしてもやはり立ち姿の美しさはモデルとして経験豊富なディーンさんの賜物だと感じました。
退場時は向かって最も左の渡辺圭祐さんから順に退場され、ディーンさんは3番目。出口のところで深々と一礼されて退場されました。

以上でside Dのメモレポは終わりです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。