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ラスの病気

ラス:ノルウェージャンフォレストキャット 8歳 

2017年10月に多頭飼育崩壊現場から保護され、2018年1月に一時預かりで我が家に来ました。そしてそのままうちの子になりました。

現在病気で通院・投薬しています。

ラスの病気は肝臓のリンパ腫。
肝臓がんです。

病気がわかってから私が決めたのは、絶対に泣かないこと。
ラスはすごく頭のいい子だから、かあさんがめそめそしてたら絶対に何か気づいてしまう。それはラスに悪い影響を与える気がする。
今までと同じようににこにこしてようと決めました。
可愛いねー。いい子だねー。えらいねー。を連発。
(もちろんほかの子たちにも同じようにしなくてはなりません。←ココ大事)

そして、やれることはすべてやること。
泣いてるヒマあったら出来ること考えて実行しようと思いました。

過酷な環境から苦労して保護してもらってうちに来て2年ちょっと。
やっと普通の生活ができるようになった子になぜそんな試練を与えなくてはならないのでしょう。

能天気な私でも自分を保つにはなかなかにハード。
自分ちの子が肝臓がんだと言われて平気でいられる飼い主さん、いないと思います。
正直、励まされるのも慰められるのもキツイ。
元気そうに見えるけど病気なんだーと思われるのもつらい。
なので、病気の話には触れないようにしようと思ってました。
今までどおりアホ可愛い話にしておこうと思ってました。

病気が病気なだけに、急に具合が悪くなるかもしれないという恐怖は常にあります。
でも、ラスは今も食欲もりもりで元気です。

私と同じような飼い主さんがいたら役に立つ情報になるかもしれないと思い、今書いておくことにしました。
(ほんとに病気の話はしたくないんです。これ本音。)

3月29日
元気だし食欲あるのになんか痩せた気がすると思って病院で血液検査。
肝臓の数値だけが異常に高くなってました。エコーは問題なし。
ダイエットフード(ヒルズのc/d メタボリックスユリナリー)のせいで痩せたのもあるのかなと思いつつ、なんか気になる。だって同じフード食べてるるっちゃんは痩せてないし。
処方された肝臓の薬(ウルソ)を飲ませつつ、何度か通院し、薬を変えてみるも改善が見られず。
でも元気だし食欲も変わらず。

6月2日
どうしてもいやな予感が消えず、ゴッドハンド先生に一度診てもらうことに。
今までの血液検査の結果はすべて持っていきました。
再度血液検査とエコー検査。
この時もエコー検査では特に異常は見当たらず。
しかし肝臓の数値はやっぱり異常。
肝臓の病気は感染症の場合が多いとのことで、処方された薬は抗生物質とウルソ。

6月16日
血液検査の結果に改善が見られず、抗生物質変更。

6月23日
やはり血液検査の結果に改善見られず。
この時のエコー検査で何かちょっと気になる影が見えると言われ、開腹手術で肝臓の細胞を採り、病理検査する決断をしました。
このころから嫌な予感が大きくなり、霊芝のカプセルを飲ませ始めました。
同時に相乗効果があるからこれも一緒に飲ませて!とニャン友代表がくれた冬虫夏草も飲ませ始めました。

7月1日 
1泊入院にて検査手術。2日に迎えに行く。

7月11日 
検査結果が出ました。
肝臓のリンパ腫。
先生の話から察するとあまりいい状態ではない。
手術した時の肝臓の見た目もあまりよくなかったようです。
肝臓がんは叩いても消えることはないから抗がん剤治療は勧められないと言われました。
私も治るわけでないのであればつらい治療はしたくないと思っていました。
この時、正直食欲あるのが不思議ですとも言われました。
処方された薬はウルソとステロイド。

7月19日
え?元気?食欲あるの?ほんとに?と驚かれつつ血液検査。
ビリルビンの数値が下がっていました。
(真っ黄色だったおしっこの色が普通になっていたのでそうじゃないかと思ってましたが。)
いや、あのね、全部じゃないけどね、でも下がってる数値があるってすごいことだよ。と先生。
薬はウルソとステロイド。

8月1日
下痢が数日続いたので予定外だったけど病院へ。
下痢が病気の症状だったらどうしようと青ざめましたが、単に腹こわしただけでした。

8月8日
診察室入るなり、元気?もしかして絶好調?と先生。
はい。絶好調です。
3週間ぶりに血液検査。
ビリルビンは正常値に。γGTPも正常値に。体重は200グラム増。
ビリルビン正常値ってことは肝臓の働きがよくなってきてるってことなんだよね…しかも太ったよね…今までにないパターンなんだよね…。
猫の肝臓がんはあんまり例がないんだけどね、犬の場合はね、変だって気づいたときからねー、そうだねー、1か月もつかなあ…
って初めてここにきて言葉選びつつそんな話をされました。

7月11日に検査結果を聞いた時、余命の話とかは一切されませんでしたが、いい状態ではないので先生は私に気を遣ってくれて何も言わなかったんだと思います。
(実際検査結果の紙は破り捨てたくなる感じのものでした。)

私も目の前にいるラスが元気なので聞くつもりはありませんでした。
よけいな情報に惑わされたくなかったんです。
病院の先生は、病気を治す手助けをしてくれる人だと思ってます。もちろん先生のことは全面的に信頼しています。
でも、いつもそばにいて状態をわかっているのは私。食欲あることも元気なことも私が一番よくわかってる。
先生は検査結果と現状から治療方法を判断するわけですから、いい治療を受けるためには飼い主がどれだけ正確に状態を伝えられるかも大切だと思ってます。
ラスの場合は治療ができる病気ではないのでまた話がちょっと違いますけどね…

今、ラスに飲ませてるサプリは4種類。
・霊芝1カプセル
・冬虫夏草(2号カプセルに詰めたものを1個)
・ライラック乳酸菌(2号カプセルに詰めたものを1個)
・アミノピュアー(2号カプセルに詰めたものを1個)
どれが効いているのか、相乗効果なのかはわかりませんが、先生が驚くくらいですから何かが効いているんだと思います。
もちろんラスの底力なのかもしれませんけど、それだけじゃない気がしています。
先生は最初のころに霊芝は効く子にはすごく効くから続けてみてくださいと言ってました。
ほんとに前と何ら変わらずに元気です。
もし、同じような病気で悩んでる飼い主さんがいたらぜひ試してみてください。
というか、人間でも効果あるんじゃないかと思います。
そもそも霊芝とライラック乳酸菌は人間用です。
どちらも先生の病院でも使っています。(実はこれは知らなかった。)

今、ラスが食べてるカリカリは 
・ロイカナの消化器サポート
・カナガン
・スペシフィック腎心肝アシスト
・もぐにゃん
4種類をビュッフェ状態。
そのほかにチャオの焼きかつおと焼きささみの食べきりサイズを1日3本ずつくらい。
ちゅるビーっていうおやつも好きなので、食べるかなと思ったタイミングであげてます。
めっちゃ食ってます。
体重落としたくないので食べるだけ食べさせてます。 

今後のことは正直見えませんが、可愛いラスともっと一緒にいたいのが本音。それだけ。
できる限り元気で長生きさせてあげるためにがんばろうと思います。

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