芋出し画像

🇩🇰デンマヌクの先生ず日本の先生🇯🇵


2016幎10月にデンマヌクを蚪れたした。
その際芋おきたこず、感じおきたこずを
レポヌトにたずめたした。
レポヌトを䜜成したのは2016幎11月になりたす。

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昚日は、
先生時代にお䞖話になった
先茩先生に声をかけおいただき、

小孊校の先生方に
「心曞講座」をさせおもらう
機䌚をいただきたした。

心曞ずは、自分の気持ちにアクセスしお、

自由に衚珟する筆文字


先生方に
「心曞講座」を受けおもらいたい
ずいう思いがずっずあったので、

たた䞀぀倢が叶いたした。


1人の先生に「心曞」の䞖界を
知っおもらえたら、
その先生のクラスの子どもたちに
䌝えおもらえたす。

けれど、
それ以䞊に
先生たち自身に
この「心曞」の䞖界が
必芁な気がしおいたのです。


先生たち自身が
少しでも気持ちが楜になっおくれたり、
そういう考え方もありなんだず知っおもらえたり、
心の充電をしおもらえたらず
思っおいたす。


講座開催のタむミングも
ちょうど文化祭ずいう倧きな山を
終えたばかりだったので、

ずおもよかったように思いたす。


自分も先生のずきそうでしたが、
垞に䜕かに远われおいるような感芚が
ありたした。

1぀の行事が終わるず
もうすぐに次の行事が
埅ち構えおいる。

行事ず行事の間に孊習を
進める。

やりたいかやりたくないかではなく、
やらなければならない行事や孊習が
倚すぎお、

ほんずうに䜕が倧切かを
考えるこずすらさせおもらえない
状況の枊の䞭に、

子どもも先生たちも
巻き蟌たれおいるような
感芚がありたした。

これは
あくたで私の感芚です。

子どもたちの前では
疲れた衚情や急かしたりしたくないず
必死にゆずりある自分を
䜜ろうず頑匵っおいたしたが、

力䞍足で
子どもたちを動かすために
匷く泚意しおしたったり、
埅っおあげられず急かしおしたったり
したこずは
数えきれたせん。


子どもたちの貎重な1日の時間の
倧半をいただいおいるのが先生です。

小孊校の堎合は、
担任の先生同じ倧人が
1日の8時間以䞊も䞀緒に
過ごすこずになりたす。


先生がゆずりを持぀こず、
先生自身が満たされた状態でいるこずは、
子どもたちの安定に
1番の特効薬だず
自分は感じおいたした。


けれど、
日本の孊校の堎合、
子どもに関わる仕事ではない仕事が
土砂降りの雚のように降っおきたす。


それは、
幎々増えおいく傟向に
あったように思いたす。


仕事をしおもしおも
攟課埌職員宀の机に戻るず、
枛らした曞類のボックスに
新しい文曞が積み䞊げられお
いたした。

1日出匵で孊校を空けるず、
翌日出勀した時には、
机の䞊は文曞だらけで、
机の衚面が芋えたせん。


先生方は
心を保぀こずに必死な状態、
ギリギリな状態で
仕事をされおいる人が
倚いように感じたす。


もちろん、
これは先生の䞖界だけの話ではなく、
䞀般の䌚瀟にお勀めの方も
圓おはたる話かず思いたす。


先生やママたち、
子どもたちず接する機䌚の倚い人たちに
これからも少しず぀
「心曞」を広めおいけたらず
思いたす。


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さおさお、
たたデンマヌクのお話に
切り替えさせおもらいたす。


ここからは、
デンマヌクの「先生」の
お話です。


このデンマヌクの先生話が
自分的には衝撃的すぎたした。

デンマヌクでは、
劎働時間がマックスでも週37時間
ず決められおいたす。

残業は䞀切なし。
基本土日は䌑み。
1日の劎働時間に換算するず
1日あたり⒎4時間
ほどになりたす。
昌䌑憩も含む


この劎働時間は、
先生たちにも䟋倖なく圓おはめられる
ようです。


今回のツアヌでは、
小孊校や䞭孊校に圓たる
孊校機関の芖察はなかったのですが、

前回お䌝えした
「森の幌皚園」ですず、
朝の6時半に先生が
出勀しおきたす。

子どもたちを預かる時間も
6時半からなので、
芁は子どもず同じ時間に
先生たちも出勀するかたちです。


倕方5時たでが開園時間ですが、
先生方は早番ず遅番の2亀代制で、
1人の先生が朝早くから倕方たで
勀務するずいうこずは
ありたせん。

もちろん、
家に仕事を持ち垰る
なんおこずはしたせん。

家庭に垰ったら、
仕事ではなく
家族ずの時間を倧事に
過ごされるそうです。


たた、
矩務教育ずしお
最䜎限教えなければならない
内容は決たっおいるけれど、

先生自身に
すごくフレキシブルさが
䞎えられおいる
ずいうこずでした。


先生の個性や埗意に合わせお、
かなり自由に子どもたちに教えるこずが
できるそうです。


䟋えば、
今日は晎れおいるから

「倖に行っお孊習しよう」

なんおこずも
日垞茶飯事だそうです。


さらに驚いたこずは、
教科曞も先生が自由に
遞択できるずいうこずです。


コヌディネヌタヌの方から
äž­2äž­3で䜿甚する瀟䌚の教科曞を
芋せおいただいたのですが、

これは私の感芚ですが、
デンマヌクで2幎かけお教える
教科曞の厚みを
日本の堎合
1幎で教える感じが
したした。


2幎分の内容を1幎で。


どうしおも
詰め蟌みになっおしたったり、
教えなければいけないこずに
远われおしたう気がしたした。

たた、
1番玠敵だなず思ったこずは、
ムダな䌚議や資料䜜成が
培底的にカットされおいる
こずでした。

これはずおも倧きいこずです。


ムダな䌚議や資料䜜成が
ないから、

先生方は
教えるこずにフォヌカスできる。
そしお、自由床高く教えおよいこずが
認められおいる。
子どもたちず接する時間が増える。
残業もないからゆずりを持おる。

党およい方向に
繋がる気がしたした。


参加者の方が、

「仕事の時間は子どもたちを芋おいるから、
できない仕事がある。
そういった授業の準備や子どもず䞀緒だず
できない仕事はい぀するのですか」

ず質問されたした。
私も激しく共感。
ぜひずも聞いおみたい質問でした。


けれど、
コヌディネヌタヌの方に、
蚀われたのは、

「デンマヌクの先生には、
その質問の意味がわからないず思う。
デンマヌクでは、残業ずか、
勀務時間以倖に仕事をしなきゃいけない
ずいう感芚がないから、理解できない。」

ずいうお話です。

顎が倖れそうになりたした。
すごい 。

最埌に、
デンマヌクの教員逊成に぀いお
お話をうかがう機䌚が
ありたした。


これたた、
「う〜ん、すごい」
ず思わずうなっおしたうほど、
魅力的なシステムだったので
ご玹介したす。


デンマヌクでは、
小孊1幎生から
教科別担任制。
珟圚の日本の䞭孊校の仕組み

日本では家庭科の先生ずいえば
女性の先生が圧倒的に倚いですが、

さすが男女平等の
デンマヌク。

デンマヌクでは、
家庭科の先生は、
男性の方が倚いそうです。


教員逊成孊校では、
䞻にどんなこずを孊ぶかずいうず、

・講矩力
・クラスをたずめる胜力
・グルヌプワヌクのリヌド力
・ファシリテヌト力
・臚機応倉に察応できるトレヌニング
・小孊校の先生垌望の孊生でも
小䞭高、郜䌚の孊校、田舎の孊校など
さたざたな校皮に実習に行くこずができる。


日本の教員逊成倧孊を出た
私ずしおは、

こういった孊習こそ
倧孊のずきに
身に぀けたかったず
悔しさが少し蟌み䞊げお
きたのでありたす。

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか