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「SCENE」MAGAZINE

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フォトグラフィー×リリックで魅せるART作品集。映画のワンシーンのようにさまざまな場面にリリックが重なる。
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#場面

30「 秘めフルーツ 」

つぼみはフルーツのような 甘さを秘めて 咲く旅のつばさを 重ねて用意していく 花弁を幾重にも重ねて。もう少し待っててね!と、閉じた蕾のビジュアルはわたしの脳裏に、フルーツのような甘美をイメージさせる。嗚呼、待ちわびて。 花蕾の甘美に救われて。からの!開花を思う愛しさよ。 シェフのERIKOERINです!美食なご質問にお答えします! Q. フルーツは何が好き? A. フルーツは何でも好きだけど、そうさなぁ、一番は、桃かなあ! フルーツ好きのシェフが作る【SCENE

29「 青い陽のきみ 」

絵に描いたような青い陽を 撮ってみたい いつか そんな風に話していたきみを ここに置くよ 雲を離れて青空に浮いて。ちょうどこのあたり。白線で撮ってみる。俗世から解放された青い陽の世界。ねぇ、こんな感じだろうか。空を翔けている自由な君へ。この一枚を捧ぐ。 意思を継いで、青い陽の世界を撮ってゆくよ。 シェフのERIKOERINです!美食家たちのテーブルにご挨拶! 心の琴線に触れるDEEPな美食は心の滋養。美容にもよいですYO! 今宵もご堪能いただき、ありがとうござい

23「 花シャンデリア 」

昼間のシャンデリアは 大地を飾り 空に綺麗を 届ける花色明かり カワイイ蕾が集まっていて、それがシャンデリアみたいに見えた。だから、花のシャンデリアって名付けたよ。空に向かって咲いている花を見て、天が地に光を注ぐように、花もまた、天に向かって、綺麗っていう明かりを届けているようにも見えた。そんなことを思いながら、わたしの心も、綺麗な灯りに満たされていくようで。 わたしの心にも花色明かりが灯ちゃう。 ERIKOさん! Q. 綺麗っていう明かりが灯ることについて、もっ

22「 川肌に光り 」

川肌に降り注ぐ光り スポットライトは 泳ぐ背中を照らしだす 美しいライン 喝采の水しぶき 満ち溢れる時間は 温度を増してゆく 海へと続く川をゆく魚たち。水面に陽の光が降り注いで、魚たちの背中を映し出すようで。水しぶきの音が、まるで喝采の拍手のようにも聞こえ。眩しさの中に、美しい姿を見ているような感覚になる。心が情熱を抱いていくような心地に誘われていく。 心の琴線に触れたときに鳴る音は心の感動の音である。 ERIKOさん! Q. この土手は!この川は!ERIKOさ

21「 照れ屋の花ぴんく 」

ほんのり ほんのり ちょっとぴんく 照れやの花色 心模様 誘われて 指先は花咲きにちょこんと逢いにゆく ほんのりピンクの花色をして、照れているのかな。愛らしさは、生まれついてのものか。ほほ笑ましくなっちゃうNE!指先で、ちょこん!咲く花の愛らしさに触れてみちゃったYO! 照れるしぐさを見かけたら、なんだか、ほほ笑ましくなっちゃうNE! ERIKOさん! Q. 生まれついての愛らしさって、ERIKOさんにとって、どういうものですか。もっと聞かせてください。 A.

18「 プラチナセカイ 」

雲が光を優しく包む 静かな空は プラチナの装い セカイは広がっていく 海は空を映して 空がベールを纏っている。雲が光を包み込んでいるのかもしれない。クールなプラチナの装いである。海の水面は、空を映す。セカイはひとつになる。鏡のように広がって伝わっていくようだ。 沈黙のベールを纏い、水面に映して、セカイを広げるのさ! ERIKOさん!🌹 Q. 沈黙のベールを纏う感覚って、どんな感じですか。 A. 黙々と何かにハマってる感じ!無言で何かに没頭している感じ!だろうか。

15「 オールアンテナ 」

空の海に アンテナのオールを AQUAの青は 白き矛先を読む 開放と 心は漕いで旅で詠おう 空が海になる。AQUAの青は水の青。アンテナを伸ばし、白い矛先をAQUAの水に浸けよう。開放さ。鯉と共に。この海を泳ぐように詠いながら漕いでゆくのさ。 開放する術を試しているのさ。泳ぐように詠うようなものさ。 ERIKOさん! Q. 泳ぐのは好きですか。 A. 泳ぐというより、浮いたり、潜ったり、水に浸かるのは好きだと思います。魚座のERIKOさんです。子供の頃は、プール

13「 光の抜け道 」

光の抜け道に グラデーションが広がる 距離は 濃淡に緑に囁く 葉船は進む 枝先の無限まで 木々の葉の翳しをすり抜けてやってくる光がある。光の抜け道に、緑の濃淡は生まれ、グラデーションをつくる。綺麗だなぁ。葉っぱの小舟に乗って、枝先の葉の淡くなるが如く、無限の広がりに身を任せ、光の中へ進んでゆくよ。 光と葉の織り成すグラデーションというSHOWを見ているのさ! ERIKOさん! Q. SHOWを見たいんですけど!どうすればいいですか? A. SHOWは劇場や建物の

11「 眩い出逢い 」

ときには眩い光の中で 出逢う形もあるから 自然と心地いい model/ERIKOERIN お天道様が地に光を注ぐ頃、影という存在に出逢えるタイミング。地はスクリーンのように広々として。影の形は色濃くなってゆく。今こそ、シャッターチャンスだ!嗚呼、自然と心地よく我が身もmodelとなってゆく。 自然の流れにのってシャッターチャンス!からの~!自然の流れにのってmodelになーる! Q. Photographの中に映っている人影はERIKOさんですか。 A. はい、

10「 青きキャンバス 」

洒落た石の塔 帽子をかぶって そびえ立つ 流るる雲を 絵描くペン先に 描きたい衝動と 青きキャンバスに 挑む姿勢 洒落た塔である。美しく無駄がない。心模様を絵描くのに最適なペンのよう。青空はキャンバス。流るる雲は絵の具になった。描きたい衝動が胸に込み上げる。心を揺さぶる衝動は、挑みはじめた心の一歩! 挑み始めた心の一歩!姿勢というやつである。からの!その先へ。 衝動を体感することは日常茶飯事に起きる。挑みの一歩だ。姿勢までは無意識に行けちゃう境地。だけど、その先

09「 花の羽夢 」

羽のドレスは 飛ぶことの楽しさを 白く花に飾る 柔らかな緑と 羽ばたきゆらして 風は この世の夢心地を漕いでゆく 花よ。花嫁さんになる夢でも見ているのかい。白い蝶が飛んできて、花にそっと、羽のドレスを着せて飾り。飛ぶことの楽しさを耳打ちしているみたい。風が吹いて、羽も、葉も揺れる。わたしは、緑の野に伏して、風と共に、夢心地に眠る。 緑の野に伏して眠ると夢心地に辿りつけることがある。 夢心地に辿りつくと、癒される感じと、至福の感じと、何者でもなくなれる感じがある。無に

07「 先人逢花 」

美水を宿し 咲く花の 匂いは 先人の微笑みを表わす 今という香りに 賜りもの この匂い、この美しさ、この潤い。美しい水を全身に行き渡らせて咲く花の、この上ない優しさよ。花の香りに包まれて、在りし日のきみを、微笑みを呼び覚ます。これぞ、天からの賜りもの。インスピレーションである。 インスピレーションとは、天から降ってくるような、胸の奥から湧いてくるような、賜りもの感覚がある! おはようございます!Good morning 眠りの中で夢を見たような感じのある朝です。何

06「 根源の空 」

人生に見てきた景色と 今から見る景色は 重なって空はできている そこに絵描かれる飛行体は きっと あの頃も今も飛べる 根源の姿 そこに 飛びたい空がある 時代、時期、タイミングは変われど、今まで経てきた経験と、今、目の前に現れた場面とが、度重なって見えるときがある。それって、根源的な何かにヒットしたような感じがする。今一度、チャンスを与えられたような。今なら、どう乗り越える、どう切り開いていく道だ、と問われている感じかもしれない。 あの頃の自分と今の自分とを引き合

04「 光の地図 」

光の地図の中に 絵描きだしていくものは 変わりゆく 美しさの魅惑 太陽の光の中に葉っぱの姿が溶け出してみえた。魂を迸らせ、命尽きるまで、身を削って捧げてゆく人生の縮図をみるようだ。美しいと感じたのは、この姿に尊さを感じたということ。これぞ、魅惑だね! 魅惑パワーは美しい。からの!「尊いっ!」だNE 光の地図を見ていたら、真っ白でキラキラ世界にいる心地っ。そういうときは、シルバーアクセサリーの世界も旅しようっ! ERIKOERINの手がけるシルバーアクセサリーの世界