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「SCENE」MAGAZINE

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フォトグラフィー×リリックで魅せるART作品集。映画のワンシーンのようにさまざまな場面にリリックが重なる。
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31「 扇ぐ樹せせらぎ 」

樹木は風を扇ぎ 呼び雲に川を 空の せせらぎを創造する 風を吹かし樹木を揺らす。樹木が風を扇いで大気を動かす。雲を呼び込み、水の流れは空の青。せせらぎの音はそこから生まれる。 自然の動きを見ていたら、美しい音はどこから生まれるのかを知れちゃうNE! 日本時間で今、深夜2時25分! Q.  シェフのERIKOERINさんは、日本の方ですか? A.  今、ERIKOは日本時間を生きる日本人ですYO! フォトグラフィー×リリックで魅せる【SCENE】lyricマガジン

25「 CHEER FLOWER 」

赤いポンポンの フレーフレーが ぼくの光道に咲く ちあふらわー! それが もうひとつのきみのなまえ 自然の中に身を投じ、温かい日差しが降りてくる場所で見たもの。それが赤い花だった。赤い花のポンポンを揺らして、旅人にエールを送るチアガールのような存在。花には名前があるのだろうけれど、今目の前に咲くこの花のことを「ちあふらわー!」と呼んでいたい。 自然の日差しを浴びて、野の花は、最高のエールパフォーマンスを魅せてくれるもので。 文学でも物体でも思想でも、ART作品は感覚

23「 花シャンデリア 」

昼間のシャンデリアは 大地を飾り 空に綺麗を 届ける花色明かり カワイイ蕾が集まっていて、それがシャンデリアみたいに見えた。だから、花のシャンデリアって名付けたよ。空に向かって咲いている花を見て、天が地に光を注ぐように、花もまた、天に向かって、綺麗っていう明かりを届けているようにも見えた。そんなことを思いながら、わたしの心も、綺麗な灯りに満たされていくようで。 わたしの心にも花色明かりが灯ちゃう。 ERIKOさん! Q. 綺麗っていう明かりが灯ることについて、もっ

20「 あしながガイド 」

すこし砂利道 このくらいのほうが スキップも弾む どんな道にも あしながガイドさん在り model/ERIKOERIN この道をゆけ。あしながガイドさん現る。歩くのかい。スキップするのかい。そうさなぁ、弾むようにスキップしたい。 影となって作品に参加してゆく。この感覚を大事にしている。 ERIKOさん! Q. この影はERIKOERINさんですか。 A. そうです。太陽に照らされ、足が長くなったERIKOERINです。さらに、足の長さを活かして、あしながガイド

19「 空の翼 」

風は 白いツバサで 優雅に 空描け遊ぶ鳥 風が吹く。白い雲を率いて、翼が生えた。空を翔け、飛ぶ鳥の勢いさ。空は、優雅なセカイを絵描いてゆくようだ。 風は絵筆。雲は白い絵の具のようさ。互いを混じり合わせ、空の翼を生み出した! ERIKOさん! Q. 空に絵描かれる生き物で、他にも、何か、今、披露できる生き物はいますか。 A. 今ですか?!わかりました。では!「龍」を、ご披露します! これは、SCENE lyric 作品として、今後、発表しようとしているフォトグラ

18「 プラチナセカイ 」

雲が光を優しく包む 静かな空は プラチナの装い セカイは広がっていく 海は空を映して 空がベールを纏っている。雲が光を包み込んでいるのかもしれない。クールなプラチナの装いである。海の水面は、空を映す。セカイはひとつになる。鏡のように広がって伝わっていくようだ。 沈黙のベールを纏い、水面に映して、セカイを広げるのさ! ERIKOさん!🌹 Q. 沈黙のベールを纏う感覚って、どんな感じですか。 A. 黙々と何かにハマってる感じ!無言で何かに没頭している感じ!だろうか。

17「 水流メロディ 」

せせらぎの音に 目を開けて 水流は 石を奏でるメロディ 心は動く ちゃぷんと足先は 楽しいを歌ってみようか せせらぎに癒される。音に癒されながらも、目を開く。水の流れが見えた。水流が、石を撫でて進んでいく。そこに波が生まれ、波模様になった。いろんな流れがあるなぁ。メロディみたい。楽しくなってきて、わたしも、ちゃぷん!と音をたててみる。 音に癒されつつ、水の流れに着目すると、波模様というメロディが見えてくる。からの~!ちゃぷん!なのだ。 ERIKOさん! Q. 波

16「 りらっくす咲かす 」

寝そべって 同じ高さでお喋りをする 共にある りらっくすタイム 共にある元気カラー 咲かすタイム宙 花畑に寝そべって、花を見つめていたら、花が囁きかけてくるようだ。囁きに応えてみる。嗚呼、これは、お喋りかい。共に楽しいNE!リラックスしてゆく心に、お喋りな花が咲く。きみの心もキイロかい。ぼくの心もキイロだよ。元気になってゆく花が見えるYO! 囁きに応えていたら、お喋りしちゃってることがある!(キイロ) ERIKOさん! Q. 心がキイロかいって、どういう事ですか。

15「 オールアンテナ 」

空の海に アンテナのオールを AQUAの青は 白き矛先を読む 開放と 心は漕いで旅で詠おう 空が海になる。AQUAの青は水の青。アンテナを伸ばし、白い矛先をAQUAの水に浸けよう。開放さ。鯉と共に。この海を泳ぐように詠いながら漕いでゆくのさ。 開放する術を試しているのさ。泳ぐように詠うようなものさ。 ERIKOさん! Q. 泳ぐのは好きですか。 A. 泳ぐというより、浮いたり、潜ったり、水に浸かるのは好きだと思います。魚座のERIKOさんです。子供の頃は、プール

14「 教わるライン 」

木々に教わるアートライン 曲線も持ってる直線 造形物は自然に応える 青空のもと 感覚で話す美術教室 葉っぱを育てながら枝は成長していくみたい。弧を絵描きながら伸びる線。曲線ももってる直線って感じ!自然の織り成すアートラインは美しい芸術だと感じる。青空の下、美術感覚は自然との対話によって研ぎ覚まされる。人の作る造形物も、今まさに自然のアートラインに教わっているのかい。 自然に芸術を感じる。自然のアートラインに感銘を受ける。 ERIKOさん!🌹 Q. アートラインにつ

11「 眩い出逢い 」

ときには眩い光の中で 出逢う形もあるから 自然と心地いい model/ERIKOERIN お天道様が地に光を注ぐ頃、影という存在に出逢えるタイミング。地はスクリーンのように広々として。影の形は色濃くなってゆく。今こそ、シャッターチャンスだ!嗚呼、自然と心地よく我が身もmodelとなってゆく。 自然の流れにのってシャッターチャンス!からの~!自然の流れにのってmodelになーる! Q. Photographの中に映っている人影はERIKOさんですか。 A. はい、

10「 青きキャンバス 」

洒落た石の塔 帽子をかぶって そびえ立つ 流るる雲を 絵描くペン先に 描きたい衝動と 青きキャンバスに 挑む姿勢 洒落た塔である。美しく無駄がない。心模様を絵描くのに最適なペンのよう。青空はキャンバス。流るる雲は絵の具になった。描きたい衝動が胸に込み上げる。心を揺さぶる衝動は、挑みはじめた心の一歩! 挑み始めた心の一歩!姿勢というやつである。からの!その先へ。 衝動を体感することは日常茶飯事に起きる。挑みの一歩だ。姿勢までは無意識に行けちゃう境地。だけど、その先

08「 咲かすアンテナ 」

よく見ると 真っすぐも持ってる花の姿 いくつものアンテナ いくつもの小さな花 感じた数だけ咲かすみたいに 魅惑の連なり お花の部分って、柔らかで優しそうで、曲線でできているイメージがあるのだけれど、よーく見ると、アンテナみたいな直線でできている部分もある。外界に触れ、花を幾つも咲かせる術を、魅惑的な情報をキャッチしているみたい。 アンテナつまりはツノ! 美しい花は、外界と触れ合う、送受信するツノを持っていた! ツノを使い、外の世界に目を向けることで、内なる世界の

07「 先人逢花 」

美水を宿し 咲く花の 匂いは 先人の微笑みを表わす 今という香りに 賜りもの この匂い、この美しさ、この潤い。美しい水を全身に行き渡らせて咲く花の、この上ない優しさよ。花の香りに包まれて、在りし日のきみを、微笑みを呼び覚ます。これぞ、天からの賜りもの。インスピレーションである。 インスピレーションとは、天から降ってくるような、胸の奥から湧いてくるような、賜りもの感覚がある! おはようございます!Good morning 眠りの中で夢を見たような感じのある朝です。何