なにを「もったいない」と考えるか
今回は移住奮闘記のなかでもビザ以外のお話。なので無料記事です。
ハワイ出張中のお楽しみでもある、現地の友人たちとのご飯。
今回は取材スケジュールがビッシリ埋まっていた&
日本から宿題のように持っていった仕事が多く、
あまり予定が入れられなかったのですが、
2年前に移住した先輩夫婦&8カ月前に移住した後輩夫婦に
会うことができました。
同じ会社出身の人が、何人もハワイにいるってすごいことだなと思うのです。
移住話や仕事の話、現地での暮らし・・・
などなどについて話をするのですが、
毎回ワクワクと不安がミックスした感情になります。
早くハワイに住みたい!
と、
やっていけるのかな・・・。
の両方を同時に思う感じ。
いろいろ話して、帰り道に車で送ってもらった時の話が、
今回、すごく印象的でした。
送ってくれたのは、後輩にあたるT夫婦。(イニシャルトーク、笑)
わたしは普段、誰かしらに、ハワイ移住をするという話をすると、
多くの人から、「旦那さんは日本で勤めている会社を辞めるの??」と聞かれます。
「そうなんですよ~!」と笑って答えるけれど、そのたびに、
きちんとした会社勤めの、役職も年収も安定した仕事を手放して、
ハワイ移住にわたしが巻き込んでいるようなものかな・・・
とも思ったりするんです。
旦那さん自身はハワイ移住を望んでいますが、
はたから見たら、「もったいない」と言われることが多い。
そんな話を彼らにしたら。
奥さまのほうから即答で、
「なにをもったいないと思うかじゃないですかね?」って。
目の前にある、移住のチャンス(ビザが当たった)を手放す方が、
よっぽどもったいないし、安定した仕事以上に、
魅力的なチャレンジだと思うって。
この言葉を聞いて、泣きそうになりました。
挑戦をしようとすると、応援してくれる人が現れる、
似たスタンスの人が近くに見つかるって、こういうことだと思う。
T夫婦も移住にあたり挫折しそうになることがあったけど、
「ここで諦めないほうがいいよ」って奥さんは言い続けてくれたそうです。
「あの時移住しようと頑張ったけど、結局実現しなかったよね・・
とか後悔する、おじいちゃんになりたくないって思った」とはTくん。
これ、ほんとうに同じようなことを思います。
挑戦だけは絶対したいと。
やらなくて後悔、は絶対にイヤ。
先に出てきた先輩とLINEをしていたときも、
「こんだけビザの取得にお金かけたんだから、
それを無駄にはできないと思ったよ~(笑)」
みたいなコメントをもらいましたが、
実際にやった人だから言える、言葉の強さがあると思って。
いま、お金を貯めたり、
現地に移ってから仕事が繋がるように営業をしたり、
noteやブログを書いたり、
地味な作業を続けているけれど。
どれだけ準備したって、うまくいくかもしれない、
失敗するかもしれない、それは、移住してみないと分からない。
でも、失敗する可能性、リスクを取らないと、
前には進めない。
物ごとはなんでもトレードオフ。
例えば、一文無しになって日本に舞い戻ることになったって、
後悔はしない。それでもやる。
そう決めただけなんです。
そう決めていても、それでも。
時には不安になることがあって、
こんなふうに営業したり、発信したりして、
これ、未来につながってるのかな・・と弱気になることもしばしば。
非常に、しばしば。
そう弱りかけた心に、ガツンとパワーをくれるような、
そんな言葉でした。
あー会えて話せて、よかった。
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