見出し画像

想い出不思議話し・・てん

前回、ゾウの置物のことを書いた、以前、勤めていたホテルでのお話しです。
わたしはその温泉ホテルに勤めてから、どこに神棚があるんだろうと探していました。
仕事をしている事務所にもないし、となりの応接室にもない・・・
最近は、新しくホテルを建てても、事務所を作ったりしても神棚は置かないのかもしれないけれど・・
そのころは、事務所や飲食店などには、だいたい神棚がありました。

私は、隣に座っている支配人に、神棚を事務所に置いてはどうかと提案した。すると、支配人もそういうことを理解する人だった(^-^)
支配人の許可がでたので、私は準備をしなければ・・と思っていた。近くの氏神の神社へ電話して、魂入れをしてもらう日を決め、その日までに神棚そのものを応接室に取り付けようと思っていた。

すると、次の日、施設係の二人が、神棚やお社や白い神棚用の水入れなどを持ってきた。
えりこさん、実は神棚は地下の俺たちのところにあったんだと言う。
えぇ~~~、地下に? 窓のない地下の施設係の方の待機室です・・・
そして
俺たち、神棚に鼻かんだティッシュ投げたり、いらない物を置いてたり、物置にしてたんだけど・・・と言う。
(~_~メ) うーーーー、まじで? 信じられないが・・・
その神棚は、ホテルを以前運営していた、倒産した会社がそこに置いて、その施設係の人も、以前の会社から引き継がれた人たちです。
そんな扱いをしていたのだから・・・
そりゃ、潰れるわ・・・、と私は思いました。

わたしはその神棚を綺麗にし、応接室に改めて取り付けてもらって、魂入れの日まで、毎日水を替え、とりあえず私が祝詞を詠んでいた。

そして、宮司さんがいらっしゃる大安のその日の朝、出勤して事務所へ行くとなにやら騒がしい・・・(;'∀')
神棚のある応接室のドアが閉められ、なにやらゴトゴトと音がしている。
「どうしたの?」と他の人に聞くと、「てんが入り込んだよ」と言う
「てん??」「どういう意味?」と聞くと、動物のてんが入りこんだのだそうだ。。。
「へぇ~~~~~てん!ね・・」(≧▽≦)
今日は、魂入れをする日、そのてんは山の神様が遣わしてくださったのだと、すぐに思いました。
そのホテルは源泉かけ流しの温泉ホテルです。
温泉は山が活火山だから湧くものですよね。
多分、ほんらいこのホテルを始めに建てた時は、きちんと宮司さんを呼んで儀式をされたはず、その時に山の神様のエネルギーが宿ったはずだけれど、長い時間が経つうちに、そういう思いを持つ人間がいなくなってしまったのでしょう。そして、神棚を地下に祭り、ごみを置いては、もう自然神のエネルギーは宿ることができない。。。
今回、それを復活させたことをお慶びになって、「てん」を印に、もう一度天のエネルギーが宿ることをお知らせくださったのだ。
嬉しい、粋な計らい。。。

そして「てん」は・・・
応接室では誰かがてんを捕まえようと、ドタバタしている、そのうち保健所の人が来た(;'∀')
保健所に連絡したのだそうだ。。。
そして結局、保健所の人が捕まえて連れて行ったのだが・・・
その後、山に還してくれたのだそうです。ほっとした(^-^)

その後、私が勤めていた1年間は、私が祝詞を詠み続けた。
私が辞めてからは、どうなったかはわからないが、地下には移動していないだろう。

そのホテルは、コロナ期も乗り越えて今もその時の会社が運営している。

八百万の神々は、こころを尽くせばお応えになるもの・・・
そんなことを感じられました。






ありがとうございます💖貴方の愛を無駄にしないように、地球への貢献🌏🌈人々への貢献に使います。地を癒す旅の交通費や宿泊費に使わせていただきます。それと、私は児童養護施設の子供たちを応援しています。施設への寄付にも使わせていただきます!