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きょうの不器用さんへ 3/8 TUE

朝は静かに心を落ち着けて…のはずが、子どもとあつい話し合いをしてぐったり。

ごきげんいかがですか?ぺると申します。ことばを産み出してみたい!というみなさまのおもいが行動につながるよう、ことばの助産師として活動をしています。

あつい話し合いの相手はうちの第二子。嫌なことはいや!なぜ?どうして?なんのために?と順序立てて私に話しかけてきます。朝だろうが、忙しかろうがわずかな時間でも向き合って話す時間をとるように心がけています。話し合いは、人とひととの理解を深めていくためにとても大切だと考えているからです。

約7年前、第二子を妊娠中にわたしの病気が見つかりました。子どもが成長していくときに、そばにいない可能性がある。わたしがいない世の中で、積極的に周りとの人間関係をつくり生き方を学ぶ姿勢が必要なのではないか。関係性をスムーズに築くために世界中の人が呼びやすい名前、漢字は小学生でも説明しやすいものが良いなあ。そう願いをこめて名前をつけました。子どもには由来をまだ詳しく話していません。

先日、就学準備のため筆箱を買いに行きました。好きなものを選んでね、とだけ伝えて見守っていると、子どもはすぐに、これがいい!と選び終えました。手には世界の国旗がプリントされた筆箱。選んだ理由を尋ねると、いろんな国へ行っていろんな人と友だちになって、いろんな話をしたいと話してくれました。

いつも応援をありがとうございます。
子どもの話を聞いて、阿部広太郎さん著書『それ、勝手な決めつけかもよ?誰かの正解にしばられない「解釈」の練習』を思い出しました。阿部さんは、名前の育ての親は他ならぬ自分なのだと書いています。今は名前の由来に近い夢を持っている我が子が、どのように名前を育てていくのか。私は生きてその過程を見守りたいです。

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