義理チョコが嫌いな話

義理チョコが嫌い。
義理でもらったチョコレート、ほんとに嬉しいのだろうか。貰えないよりは貰える方がよいのだろうか、例え義理でも。

義理ですよ、義理の上にホワイトデーのお返しを強制的に求められるこのシステム。もしお返し貰えなかったら反感買います。そんな義理いるのか。

本命チョコなら百歩譲って分かる。本命だから。あげたこともある。とはいえなぜ女性から男性へが先なのか。誰がこの矢印を考えたんだ。私はそこが納得いかない。
本当にあげたいならどっちが先だっていいじゃないか。

義理チョコなんていう女性に先に過度な負担を強いる文化が生まれてしまったことをチョコレートメーカーはどう思っているのか。チョコレートメーカーの女性社員はやはり義理チョコをあげてるんだろうか。

職場の義理チョコ問題は温暖化に匹敵するくらい重要な問題だ。
数年前、女性スタッフでお金を出し合い男性スタッフに義理チョコをあげようと思うんだが参加するかと聞かれ、しないと答えた。私以外の女性スタッフは「女性スタッフからです」と言って男性スタッフにチョコを配った。
結局ホワイトデーには、女性スタッフ全員にお返しの品が渡された。私は心底困ってしまった。

そりゃあそうだ。渡す時に「○○さん以外の女性スタッフからです」なんて言えないだろう。
私はどうしたらよかったのか。考えても考えても自分が納得する答えが出せずに、結局翌年から心を殺してバレンタインに参加することにした。

去年はコロナで中止になってとても嬉しかったのに、今年はなんだか復活しそうな予感がしていて憂鬱だ。

チョコレートメーカーにはぜひ国民アンケートを取ってほしい。
義理チョコ文化を無くすべきだ。本気のチョコに照準を合わせるべきだ。お願いします。

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