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カラフルジャーニーを準備している(1)
昨年、色彩自然学で色を学んだ私。
色と自然のふるまいに着目したら、ものの見方が一気に深まって、
人生がより味わい深く、生きることがより楽しくなった。
それまで何気なく見ていた
青い空や輝く太陽、木々や花が
なぜその色をまとっているのかが感じられるようになったし
それらがぜんぶ、
人間=つまりわたし自身にも対応していて
「わたしも自然の一部」ということを
すみずみまで、味わえるようになったのだ。
この宇宙の神秘というか、
見事なまでに完璧に調和している自然に
感動しきりだった。
壮大すぎるこの学びを
もぐもぐ咀嚼して飲み込んで
自分の言葉として発するには
半年以上の年月がわたしには必要だった。
ようやく、わたしの言葉になったとき、
わたしは絵本でそれを表現したくなったようだ。
絵本を作るために
水辺で青を感じながら青いカラペを作ったり
![](https://assets.st-note.com/img/1646099776329-l2R7OC7Ms5.jpg?width=1200)
赤を味わいながら赤いカラペを作ったり
![](https://assets.st-note.com/img/1646099836073-5wGMUD2Gui.jpg?width=1200)
一つ一つの体感が またわたしに
新しい気づきをもたらしてくれた。
そして
完成したその絵本を、
まずは恩師である色彩自然学者 高橋水木先生(以下、師匠)に
見て欲しい、と思い、お忙しいお時間をいただき、
お披露目することができた。
そのときは、
エネルギーが高ぶり、感謝の気持ちや感動があふれすぎて
涙がとまらず、読み聞かせもままならないくらいだった。
とにかくそれは
わたしにとって
こころが震える大きな大事なできごとだった。
師匠も、この絵本を
そして この絵本を作った私のこころを
真正面から受け取ってくださった。
「すごいものができてしまったね、絵理ちゃん。
これ…どうする?どうしたい?」
と聞いてくださったとき、
わたしのこころに浮かんだのが、
[恩返し]と[恩送り]という言葉だった。
恩返しは、
色彩自然学を教えてくれた師匠に。
学校の運営を支える色彩自然学の学校のみなさんに。
そのベースとなった「色彩論」を書いた色彩と自然の研究者ゲーテに。
この自然そのものである地球という惑星に。
そしてこの世界のすべての源となっている宇宙・神・愛そのものに。
恩送りは、
色に惹かれる人に、
色を知りたい人に、
自分を生きたい人に、
人生をより味わい深いものにしたい人に、
こころゆたかに生きたい人に、
こころの深呼吸をしたい人に。
そういう人たちにきっと[色]がチカラをくれるから。
その味わい方のコツを恩送りできたらな〜と。
そんなふうに思ったんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1643064354833-iyoMNdvbUj.jpg?width=1200)
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