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アメカレに入学を決めるまで①

埼玉県東松山市に今春開校した amazing college へ、6年生になる息子が入学しました。
記念すべき第1期生です。

栃木県宇都宮市の家からamazing college(以下、アメカレ)までは、
電車で160分ほどかかります。

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのがニンゲンというものですが、入学を決意するまでには、迷いやモヤモヤと向き合った覚えがあります。
忘れ去ってしまう前に、ここに至るまでの心境や足跡を記してみることにします。

プレ開校でアメカレのとりこになる

アメカレは、友人知人たちが創立メンバーだったので、
立ち上がる前から話を聞いていて、
昨年5月に初めて開かれた現地見学会や
6月からのプレ開校プログラムに親子で参加をしました。

プレ開校の頃は、
zoomで開かれるこども会議&おとな会議に参加しながら、
月に1〜2度、週末のリアルイベントに参加するスタイルだったので、
宇都宮からでも無理なく参加することができました。

その中で、アメカレがやろうとしていることを知れば知るほど、体験すればするほどこころが惹かれ、ここでの学びは、既存の教育法に当てはめることとも違い、
つねに[今目の前にいる子どもたち]自身から湧き出る「こうしたい!」から学びが立ち現れていく感じが最高で、子どもたちはもちろん、いち大人としても、学ぶことが盛りだくさんでした。

(この記事ではアメカレ入学に至るまでの心の変遷を記録するため、アメカレの素晴らしさについては別記事でじっくりと紹介していきたいと思います☆)

時間割もない、テストもない、成績もない、これから誕生する学校の第1期生。子どもから湧き出る「こうしたい!」をど真ん中に置いたあり方のなか、「そうぞう(想像&創造)」するよろこびを存分に味わえるなんて、またとない境遇。
「ここで学校生活を送れたらどんなにか幸せだろう!!!」と思う反面、
11月になり、いよいよ本開校の話が目の前に迫ってきたときには、わたしの中ではまだ、息子がこちらに通うというのは現実的ではありませんでした。

だって、「いくらなんでも遠すぎる」と思っていたからです。

また、子どもたちの声も、兄弟で違っていました。
長男(小5)は「アメカレがいいにきまってる」と言っていて、
次男(小3)は「野球部も続けたいし、今の小学校のままがいい」とのこと。

通うとしたら長男1人です。

う〜ん。

そのときのわたしの中に生じていたモヤモヤの中身はこんな感じ。

●いくらなんでも、遠すぎる。6年生といえども宇都宮から一人で通うのはさすがに無理。
●距離の問題で通えないならいっそのこと、東松山に家を借りる? →いやいや。宇都宮の暮らしはどうなるの。帰りが遅いパパと次男だけで暮らしを回すのは不可能。負荷が高すぎる。
●入学したとしても、長男の小学生生活は残り一年。中学はどうするの?
●まったく予定していなかった出費。そんなお金どこにある?

モヤモヤしている中、願書の配布が始まることとなりました。
どうする!今井家!!!(②へつづく)

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