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アメカレに入学を決めるまで③

(前回のつづきです)
さて、11月末の入学説明会で願書をもらうことができ、こんどは出願に至るまでのこころの変化です。

12月でプレ開校が終盤となり、これまでの学びを振り返ったときに得た氣づきもまた、背中を押してくれました。

amazing college の歩みを半年間味わってみて感じられたのは、
アメカレの道を創ってきたのはいつだって
子どもたちから湧き出る「こうしたい!」という希望とワクワク感でした。

アメカレの開校スケジュールにしても、
大人たちの頭では『3年くらいかかるだろう』と[思い込んで]いたのですが、
こどもたちから上がったのは、
「えーそんなに待てないよ!ぼくたち小学生じゃなくなっちゃう」という声。
その声を受けて運営陣も「うーむ…たしかにそうだよねぇ」と、全力で[今できること]に取り組んでくださったところ、たった1年で開校が実現した(Amazing!) わけだし、

夏に子どもたちが企画したお祭りにしたって、
やりたい!から出てきたお祭りの内容は盛りだくさんすぎて、大人の視点で見ると
『さすがにこれ全部をやるのは無理だわ』
『ま、失敗するのもいい経験よね〜』
[思い込んで]いたところ、
いざ、子どもたちが「やりたい♪」というマインドでとりかかると、ほんとうに全部やりきってしまい、内容もコスト面でも予想をはるかに上回る成功体験(Amazing!)が待っていたわけだし、

プレ開校で子どもたちが見せてくれた姿や、
アメカレというものがこの世界に 立ち現れていく[場]を、この目で見て感じた実体験を通して、

『そっか。「こうしたい!」と思ってるのにブレーキをかけているときは、常識とか過去の体験とか恐れからきている[思い込み]があるのかもしれない。そのブレーキは本当に必要なのかを点検して、こころの声を聞きながら一つ一つ行動していけばいいのか』と思ったのです。

小学生の通学距離にしては遠すぎる(→常識)とか
遠くまで1人で出かけたことがない(→過去の体験)
予定外のまとまった出費だけどこの先大丈夫かな(恐れ)とか
中学高校はどうなるかな(恐れ)とか

まだ起こってもないことを心配してばかりでブレーかけるのではなく
今目の前の息子から発せられる「こうしたい!」という希望から道を創っていくあり方だって選べるじゃないと思えてきたのでした。

そしてこの氣付きのプロセスこそが
アメカレが掲げる

子どもがつくる
大人を育てる
未来そうぞう学校

であり、
プレ開校という場において、子どもたちの姿を見せてもらいながら[わたし]というひとりの大人が育ててもらった歩みそのものではないか。と思えたのです。

そして家族で相談し、12月末に願書を提出し、アメカレを志願することに決めました。

わたしはアメカレのこの

子どもがつくる
大人を育てる
未来そうぞう学校


というコンセプトがこれからの社会をそうぞう(想像&創造)するのにとても大事だと感じていて、

わたしたちの社会の未来が
絶望感や否定的なイメージで塗りつぶされそうになったときに、

諦めるのではなく、
ちっぽけな自分に何ができる?と途方に暮れるでもなく
はたまた
ミライを子ども任せにする(=大人がじぶんにできることを放棄する)のでもなく、

大人たちが[今]この瞬間に、
どんどんじぶんの中に抱えた思い込みや観念をひっくり返し、「いいな♪」とか「素敵♪」とか希望を少しでも感じる方を選択し行動し続けていく必要があるんだと思います。

そうして社会を構成する一人一人が[育ちながら]、ようやく納得してこどもたちに渡せる社会が立ち現れてくるんだなと、あらためて感じたのでした。

そういうわけで、
アメカレに子どもが通うということは、
長男という一人の人生にも多大な影響を与えつつも、
親であるわたし自身も「"わたし"という物語に新たな章を加えたい」と
じぶんの核がふるえ出す出来事でもあったのでした。

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