無題(本心)
ライフが残っていたらあとでちゃんと書く。本当はドームの感想から書きたかったのに。2024、これなんて悪夢?永遠2023年だったらよかったのに。いや願わくば2020年の夏秋を一生繰り返していたい。というか5人で活動しているの、、、、、短~~~~~!!!?
中島健人さんが、2024年3月31日をもって、Sexy Zoneを脱退するらしい。そしてSexy Zoneという名前も、3/31をもって終了。私はもうこれは、解散も同義だと捉えている。
これは残る3人を蔑ろにしているのではなく、2024年4月1日に、新しいグループとしてデビューするのだろう。もちろん、今までの歌も歌い継いでもらいたい。でももしライブができるのであれば、新しいアルバムが作られるだろうし、みんなとしては最初のシングルは、「新たなデビュー曲」として捉えると思う。で、これは中島健人さんだからではなく、ほかの3人でもそうだった。
正直に言えば、『寂しい』『悲しい』『行かないで』の次に来た気持ちは、『いずれそうなっていたよな』というものだった。一緒にドームツアーに行った友人にはよく内心を吐露していたが、彼らは、なんというか、儚すぎた。ずっと『おわり』が隣り合わせにあった、そんな彼らだった。『命を懸けて』と彼らはよく言う。比喩でもなく、まさにその通りだった。煌めく汗、流す涙は、ほんとうに命の欠片だった。これ以上こぼさないでと願うのに、彼らは踊り続けた。
そして、一番危ういなと思っていたのが、健人くんだった。2~3年前から、「今のアイドルは20代まで(意訳)」とよく言っていた。冠番組の話になると急に無口になったり、個々の力を最重視していた人だったから、そろそろ違うフェーズに入りたいのだろうと、そう私も解釈した。<1年くらい、海外作品に参加するのかもしれない。><冠番組は、もう作られないだろうな。>強がりではなく、まじでそれで良かったよ。風磨はバラエティーで、勝利は舞台で、聡ちゃんはアートで。ジャンルに全く縛られなくて良いけど、注力したい場所にいて、そんでたまにライブしてくれたらええやん。ってか、ここ数年ずっとそうだったじゃん。でも健人くんは、それだけじゃダメだってずっとずうっと思っていたんだろうな。
話し合いしていたのは、2023年夏~秋と言っていた。短!!!と思ったが、よくよく思い返せば、思い当たる節がありすぎるし、いちオタクの私ですらそうなのだから、メンバーはずっと思っていたのだろう。「え?今のタイミング?!?!」とは正直思ったが、メンバーは青天の霹靂ってわけではなさそうだなと。そう感じた。
風磨くんが『背中を押すこと=自分のワガママ』という風にブログで言っていた。多分引き留めるのが、ファンの総意であったことは十分認識していただろうよ。でも背中を押したい、というのが本音なのは、なんとなくわかる気がするんだよ。多分健人くんがこのままのペースで30代に突入したら、やりたいこと全部叶わないよ。目に見える活動がライブだけだと言っても、じゃあライブ期間に一生に一度しかないチャンスが転がってきたらどうするの。ライブをほっぽりなげる?投げられるか?あのプロ意識の塊のような男が。ソロ新曲を元旦にインスタに載せただけで、「グループの配信はないんですか?」っていうコメントが殺到したぜ??今この状況が目に見えているから、「ソロ中心でグループ活動はたまにでいいんだよ!!」って簡単に言えるけど(ぶっちゃけ私の本心もそう)、いや……無理だろ。あの2人の休止活動中すら、色々な意見があったんだ。メンバーが耐えられるわけないだろ。
だから、全てを分かったうえでの、風磨くんの『背中を押させてください』というワガママだったと思うんだよ。それは3人ともそうだったんだと思うよ。それは3人の負担が大きすぎるからではなく、健人くんを誰よりも近くで見てきて、仲間として愛し、尊敬し、羨み、憧れ、時には妬み、そしてムカつき、でも彼は真っ直ぐすぎて、彼の熱量が隣で発散できていない状況が、ずっと、もどかしかったんじゃないかな。引き留めても、彼の物語を奪うことはできないから。
本音を言うと、Sexy Zoneはちょっとわかんなかったけど、風磨くんと健人くんが離れる未来、どうしたって出来なかったんだよな。今も出来ていない。2人がいれば、どんな未来も、どんな壁も、立ち向かえるって本気で思っていたんだよな。それだけの嫌味は、私のワガママとして置いとくな。