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つらつら録音

いけもとえりか
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こんにちは。
最近の悩みは、2以上の数字を数えるのが苦手になってきたことです。Digital。

そんな悩みを抱えていても、まだかろうじて自分が生きた年の数はわかるもので、
4月4日オカマの日に、無事25歳の誕生日を迎えることができました。
すべての関係者の皆さまに、多大なる感謝を捧げます。いつも本当にありがとうございます。

せっかくの節目の誕生日ですから、ちょっと記憶に残るような面白い日にしたいと思い立ち、
近場の一人旅を敢行しました。計画性はほぼ無しですが何とかなるやつ。
つい最近、友人から青春18きっぷを1回分譲り受けたので、それを使いました。
ほんとは18きっぷ東京から日帰りの限界に挑戦するつもりだったんですが、
まだ新入社員4日目なので思い切った選択ができず、あっさり断念。
無理なく行ける範囲で、堪能させて頂きました。

そんな訳で、都内の自宅からローカル線を乗り継いで、西へ向かうこと約3時間。
片道の電車賃が18きっぷ1回分の値段とそんなに変わらないくらいですね。
5年ぶりくらいに中央本線に揺られ、山梨県は甲府へ参りました。

色んな事がありましたので、
紀行文的なのはまた改めて写真付きで書いておきたいなと思っておりますが、
録音の投稿はサウンドのほうでしかできないみたいなのでひとまず。

今回の目的地はふたつありまして、ひとつは、精進湖でした。
富士五湖のなかでも小さく、目立たない場所です。
でもどうしてもここへ、もう一度来たかった。
実に10年ぶりかという来訪です。
写真のとおり曇り空で富士山は見えませんでしたが、
でも25歳をまさに迎えている身にはやはり染みる場所でした。

精進湖畔の浜に座って、寒さに震えながら、波と風の音を聞いて、
その場で口ずさんだ歌を録音したものが、これです。
…自分で聞いても、声が寒そうすぎるね笑、震えまくってます。
今の私が影響を受けてるものとか、変わらずにずっと心に留まってるものとか
両方ともあるんだなってことが滲んでいるのが、私にしかたぶんわからないけど、
そんな呟きが録れたような素朴なものです。

最近、私には意外と友達って呼んでも大丈夫そうな人がたくさんいるなって
もっともっと、友達というのはハードルのあるものだと思っていたから
これからもずっと、探り探り行くんじゃないかなって思っていたから
誕生日を迎えて、おめでとうって言ってくれる人も想像以上にいて
本当に嬉しくて苦しいくらいだし、そうでなくても毎日が本当に幸せです

だから、25歳を迎えて、新しい挑戦とか、未知な冒険とか、
変わらずに続けるものとか、改善しなくちゃなこととか、
日々を構成する要素は日々増えていくんだけど、
驚くほど、それが楽しい。楽しいし、前よりずっと、正直になった。
25歳になっても恥ずかしい思いをするのは嫌だ。
好きな人と好きなようにいたいし、嫌いな人は思い出したくもない。
変に取り繕うより、嘘でごまかすより、本当のことを言うほうが良い。
それがうまくいかないときのほうがもちろん断然多いけど、
そこまで含めて、今すっごく楽しいんです。

今、現時点では、そういうふうに思ってるよってことを、
記録しておけてよかったな。

25歳の1年、さらなる幸せを目指して、精進します。
そのために精進湖まで行ったのよ。

いけもとえりか(25)

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