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コロナに感染してJO1に沼った話


今年の3月上旬、新型コロナウイルスに感染した。
幸い症状は軽く、熱は1日で治まった。
潔癖症並みに、手洗い消毒を繰り返していた私に反して、母親は結構ズボラな所があったので、いつかは感染するんじゃないかと思っていたので、それほど落ち込むことはなかった。

その上根っからのインドアで、休みの日はどこにも行かず家でゴロゴロするのが至高の幸せな私にとって、自宅待機期間10日は嬉しかった。
仕事は年に1度の一大イベントの準備期間中だったが、構わず休んだ。
申し訳ないとは微塵にも感じず、仕方ないよなぁと思い、思い切り休んだ。

さてさて至福の10日間。
体力回復などに3日ほど費やしたので、
実質7日間。何をして過ごそう。
前から見たかった梨泰院クラスを見るためにNetflixに加入しようか。
それとも買ったきり放置してるミシンを引っ張り出して何か作ろうか。
と色々考えてはみたものの、
やる気というか、一歩踏み出す行動力というか
そんなものが湧き上がってこない。
きっとこれはコロナの副作用に違いない。

好きな読書も途中で飽きた。
本の世界に入れない。
好きな俳優とまあまあ好きな俳優が出てる映画を見たら、くそつまらなかった。
コロナの副作用なのか、あの映画がクソだったのかわからないが、
映画にまで見放された私は、かなりショックで
迷子の幼稚園児のようにオロオロAmazon primeの世界を彷徨っていた。

そんな時に見つけた「ショート・プログラム」。
へぇアイドルのドラマか。あだち充か。と思いつつ、何気なく、本当に偶然偶々シーズン1の下プルダウンを押した。
するとなんとシーズン3まであることが判明。
シーズン1はドラマ。シーズン2はオーディションのダイジェスト。シーズン3はライブ。
めちゃくちゃ手厚く推されてるな、このアイドル。
それが彼らJO1の第一印象だった。
まだ顔とか見てなかったけど。

毎日の楽しみが、朝のラヴィットと猫を遠くから観察することぐらいしかなかったので、
オーディションの彼らを見て、ちょっと達成感というか頑張った感を疑似体験できるのではないかと思って見ることにした。

その時初めて知ったのだが、メンバーはなんと11人。しかもオーディションの映像の途中に、デビューした今現在のインタビュー映像を差し込んでくるもんだから、誰が誰だか全然わからなかった。
て言うか覚えるつもりも自信もなかったし、これからJO1を応援しようと思って見ている訳ではなく、ただちょっと達成感の疑似体験をしたくて見ていたので、もう誰でもいいや。とりあえず夢に向かって頑張ってる姿を見せて!とソファーに横たわりながら見ていた。今思うと横柄だな。ごめん。

現在のインタビューで、みんなあの時は練習がきつかった。うまく自分を表現出来なかった。自分のことで必死だった等、成功者典型のインタビュー回答をする中で、1人だけ「あの部屋、お化けがでるっていう噂があったんですよ」と楽しそうに答えている男がいた。
鶴房汐恩だ。
変わってるなと思った。
きっと観てる人は、お化けの噂話よりも当時の頑張りとかメンバーとの絡みとか聞きたいのに、
いかつい髪型でニコニコお化けの話をしていた。
変わってるどころか、ぶっ飛んでるなと思った。
ともあれ私の好きな変人っぷりだった。

そこからのオーディション映像は、お化けの子(鶴房汐恩)を探して観ていた。
お目当ての子がいるのは見ていて楽しい。
もう5位でデビューするのも最初の段階で分かっていたので、なお楽しい。
時々言動にドキドキヒヤヒヤしたが、
私が好きになるアイドルや俳優は大方言動にヒヤヒヤするタイプなので、逆に安心した。

気がつくとソファーで横たわりながら見ていたのはずなのに、正座で前のめりで見ている自分がいた。
恐ろしかった。
軽い気持ちで見始めたはずなのに、
オレらのこと消耗品扱いすんなよ
と言わんばかりのエネルギーで
沼に突き落とされた。
たった3話。
しかもダイジェスト版のオーディション番組を
熱心に見る日がくるなんて。

祥生のやんちゃBOYエピソードは泣いた。泣きすぎるぐらい泣いた。
一瞬、自分の弟か親戚なのかと錯覚するぐらい、感情移入しすぎた。
コロナの症状で鼻が詰まっていたので、
色んな所から液体が止まらず、息も出来なかった。
アイドルになるのも命懸けだが、
アイドルを推すファンも命懸けなんだなと初めて実感した。

残りの自宅待機期間はずっとYouTubeでJO1の動画を身漁った。
もう彼らは自分の弟か親戚なので(錯覚)何を見ても、
楽しそうにしている姿を見ても泣いた。
特にSTAYのMV。

意を決してショートプログラムも観た。
1番最初に「ゆく春」を観た。
失敗だった。あんなもん最初に見るべきではない。
私の身体の水分を全部目から出す羽目になった。
おい殺す気か。こっちはまだ一応コロナ感染中だぞ。

JO1の沼で生活を始めてから、もうすぐ3ヶ月になる。
ドキュメンタリー映画も公開中だったので、
普通の回と副音声、2回観に行った。
2回同じ映画を観に行くなんて、
カメラを止めるな以来だった。

副音声はみんなわちゃわちゃ好き勝手喋るので、言葉を拾うの難しかったし、基本面白いことしか言ってないので笑いを堪えるのが大変だった。
しかも観に行った回が、4D仕様のスクリーンだったので、私の笑いを堪える震えが椅子に伝わり、小刻みにイス全体が揺れていた。
2.3個隣の席まできっと私の小刻みな揺れが伝わっているに違いない。
そう思うと余計面白く、セルフ笑ってはいけない状態で、最早罰ゲームだった。
そういえば、カメラを止めるな2回目も
笑うとネタバレになりかねないから、
なるべく笑わないようにとセルフ罰ゲーム状態だったな。

1回目同様、インタビューを受けてたJAMの
「JO1がいなかったら、コロナ乗り越えられなかった」
の言葉から目が滝。
はじめての有観客コンサートで度々映る
泣いてるJAMの姿が忘れられない。
あれ、私アイドルファンのドキュメンタリー映画見にきたのかなとまたもや錯覚。
普通推してるアイドルのファンとか見たくないもんだけど、JAMは違う。
なんか純粋に嬉しい。
実際に会ったこともないし、名前も知らないけど
Twitterとかで盛り上がってるのを見ると楽しいし、全力でいいねを押しにいってる。
そんなこんなで私のTwitterのいいね欄はJO1関連ばかりです。
JO1、JAM、みんなで幸せになろうね!!

そして有観客ライブで泣いてるJAMとそれを見て嬉しそうなJO1を見たいから、早く「未完成」DVD化してください。

今までに色んなアイドルにハマってきた。
濃淡はあれど、所詮はアイドルとそのファン
それが普通だと思っていた。
だがJO1は違う。
曲にしろ、MVにしろ、何回見ても飽きないし新しい発見があって面白い。
そして何よりファン思いのグループ。
ファンの投票でデビューできたというのも大きいかもしれないけど、それにしても福利厚生が手厚すぎる。
日々言葉にしてくれる感謝の気持ちが、しっかりとこっちにも伝わってくる。
グループの構成要素なんだなと実感できる。
今まで好きなアイドルが出てる雑誌とかラジオとか、熱心に追うタイプじゃなかったけど、
JO1の言葉が聞きたいから
ついつい雑誌も買っちゃうし、
ラジオを見ちゃう。
残念なことにラジオ放送圏外なので、smashでリアタイしてます。
今日も見るよ!
おかげで木曜日はいつも寝不足だよ!嬉しい悲鳴。

そんな彼らの2ndアルバムが今日リリース。
こんな特大で素晴らしいアルバムを出してくれてありがとう!
どの曲もほんと好き。神。

今度の試験に合格したらご褒美は、
ファンクラブ入会と奨くんプラメです。
頑張れる気しかしない。

本当に本当にJO1みんなアイドルになってくれてありがとう。
国プの皆さん、みんなをアイドルにしてくれてありがとう。
コロナじゃなかったら…と映画でもよく言ってたけど、
逆にコロナじゃなかったら、
私がコロナになってなかったら、
出会わなかったので、そういう意味では感謝。
私と出会ってくれてありがとう。

今後の彼らの人生が、誰かの悪意で閉ざされませんように。
たとえアイドルをやめたとしても未来永劫、
彼らや彼らの関係者、ファンが輝けますように。

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