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8ハウスが譲り受けるもの

8ハウスの記事がとても読まれているので今回も8ハウスにちなんだものを!

”8ハウスに天体があると蠍座と同じです”という分を見かけることがあります。
確かに初学者にとって。サインを覚えてハウスを覚えてアスペクトを…と頭の容量を上回るほどの情報量で「分からないことがわかりません!」状態になってしまうのも理解できます。
ただ声を大にして言いたい。

「8ハウスと蠍座は別物!」


もちろん蠍座のナチュラルハウスでもありますし、なんたって8番目のサインも蠍座ですからつながりがないわけではないにしても、やはりサインとハウスは混同するわけにはいかないなという考えですね。

それこそ8ハウス強めの私ですが、果たして蠍座か?というと、いいえ山羊座ですって感じですし、他の8ハウス強めの方を見ても蠍座か?蠍座の妹の方がよっぽど蠍座ぞ。と思うわけです。

例えば同じ酸味のある食べ物でも梅干しなのかレモンなのか、そのくらいの違いはあります。←例え方よ

ということで、私は8ハウスイコール蠍座とは思わないのですが、蠍座も8ハウスも表立って見えない部分の深さもあるのは事実ですね。


以前、8ハウスな人生という記事を書きましたが、

8ハウスは貰いものが多いという話を書きました。
ただその”貰うもの”というのが何も物質だけではないのです。

占い師、鑑定士としての活動が増えた分、よく感情を貰うことが多くなりました。

お客様の鑑定ではもちろんですが、空き時間に占い師同士でもいろんな話をする際にわりと深い話まですることがあります。
それこそ生い立ちだとか今の悩みだとか。

私自身は良くあることと思っていましたが、ふと「ここまでの話をしたことがなかったです」と仰っていて、ああそうか、8ハウスだ、と。

私の場合は8ハウスに海王星も入っているので余計に自分と相手との境界線がぼやけるので余計にかもしれません。

単純に貰うものも多いハウスではありますが、物だけでなく相手の所有するものである2ハウスから流れてくると考えると、その人の価値観や思いなども譲り受ける、それが8ハウスなのでしょうね。

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