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紅茶利きの日

天気 曇時折雨 23/15
体重 0.2増(前回計測値比)
筋トレ せず

朝飯前詩集
 逆巻混凝土工法


 紅茶1「みおく」

かなり早いめの昼食
其はすなわち、朝食
 たまごオムレツトーストサンド
 ツナメルトトーストサンド
 バタと蜂蜜の池地獄トースト
 紅茶2「光らいざ」

なんぞ
 どん兵衛天ぷらそば(W)
 紅茶3「みき」
こぶ出汁と塩による味付けの概念。
それを知ったときの細胞の加速度を忘れない。


 きんの抜栓して途中で忘れてたビール
 吹寄せおせんべ

いつも飲んでる和紅茶に飽き足らず、余所よそのん取り寄せてみた。
なんしか偏屈やし、パッケージに凝りすぎてたり、サイトがやたら洒落てたり、エシカルとかサスティナブルとかかしてたり、フレーバーティーばっかりのところは即座に却下。

そないなどむならん偏屈野郎でも試してみたいと思ったのんは、和束紅茶㈱。
しかしその個々の商品名の独特加減ゆえ、注文しようとするたび思考停止に陥り断念すること約3年間。
なんだろうこの、前頭葉を覆う揚げ物の衣にも似た厚膜感。
まったく選べない。
選べないなら消去法でいくつか注文すればいいと3年越しで思いついた。
連絡の悪いシナプスが奇跡的に繋がった某日、朝の5時に発注。
そしたら同日朝7時に、本日発送しますメール受信。
偶さかのタイミングとは思うが、早起き加減にさらに好感。

・そのお店の普及版であること
・いつもの和紅茶と同程度の金額であること
・香料を添加していないこと
を踏まえつつ選んだ3種類。
早速、試飲。利き茶。TEAsting。してみた。
お店の説明書きから予想したものとまったく違う順序で、でもぜんぶ気に入った。
ひとつびとつの感想を書くとなんや下品なかんじになるよって、割愛。
次もまた、ここで買おう。

紅茶を初めて美味しいと思ったのんは、小学校高学年の頃。
近所のお家でごちそうになった、日東紅茶のティーバッグ。
そんなん珍しくもなかったけど、小っちゃいティーカップひとつにつき、ティーバッグをひとつ使う豪気に、おお!と感激した。
おお!と思っているわたしの気持ちを、そこのお家のお母さんが、でしょ?と子供のように得意げな表情で受け取ってくれたのんもうれしかった。
予め温められたティーカップの底でじっと湯に浸かっているティーバッグから抽出される琥珀色のモヤモヤ。ええニホヘがした。
卓上には素敵なケーキやらクッキーやらも並んでいたような景色の記憶がありつつも、味わいまで覚えているのんは“お紅茶”だけ。
そういえば幼い頃、どういう経緯なんかまったく分からない、いろんなお家のティータイムに居合わせた記憶がある。
通りすがりの犬ころに菓子を与えるような気軽さだったのか、呼ばれるがままあんまり知らないお家に上がり込んでいた自分は、どういう存在だったのか再検証してみたい気もする。絶対しーひんけど。

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