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遠望日

天気 曇後に雨 22/18
体重 0.2減(前回計測値比)
筋トレ これが案外続いてましてん
    腹に縦スジ入ってきましてん

朝飯前詩集
  可撓継手


  温いコーヒー
  水


  海苔なしむすび2ヶ(たらこ、焼サバ)
  玉子のおつい
海苔は好きだが、唇の薄皮持ってかれるときある
薄皮持ってかれると発狂の予感がする
発狂の予感リストをエクセルで作ろ、この連休の楽しみとして


  ビールおいしおすなぁ
  小田原のかまぼこ
  とりつくね串
それは真ぁ白なつやつやしい蒲鉾で、美味しそ思て買うたけどちょと違ごた
(高かったのに…とレシート握りしめ頽れる)
やっぱりあてはカネテツのほぼカニとか珍比良とかでええんにゃどむならん
ほぼいくらってのもあるらしけど、東国にはいまだ下らないのか見ない

短歌
  ① 犬ころの無いよーなって十年経つ狗尾草を撫で歩く道
  ② 猫又の被る手拭い吹流し何を囃すか右の左の

口語譯:けもの率高いめ

ひゃっ…またゆーてるし…
ーと、お人さんに思うとき。
その苛立ちというのんか、嫌悪の原因はなんやろう。
そのお人さんが喋らはらへんよーなったらうちは満足すんにゃろか?
そない腹立つお人視界入れんかったらよろしやん、って。
わっかい頃はいま以上にアホやったし、そのとーりにしとったけど。
それもなんや味気のーて。
そうかてお子様カレーみたいなもんどっしゃろ、お嫌さん徹底的てっててき放下ほかして、お好きさんばっかりにしても、な?
そやし、なんぇあん人はいつもいつも我がの話しくさって…(中略)…否定だけやのーて相手を受容、せめて静観するくらいの芸はおへんのんか。
ーなどと憎相ぉ思てても、うちは決して言わん。
遠い遠いといといとっから見さしてもらいまひょ。
いろーんなもんがいろーんなふうに生きたはりますねゃ、この世には。
そやけど、ほんに、大人んなりますとなぁ、えぐ味っちゅのもなんやらこー、たまにはほしなりますねやなぁ。あはは。
な、あんさん、この珍味で一献、どーどっしゃろ。

そうひと息に話し終えた女は、嫣然とした笑みと共に盃を差し出した。
話に釣り込まれたまま杯を受け、飲み干してしまう男。
表の間の格子に吹き付ける、突風。
奥の間から鈴の音。

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