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自分に向いていたベクトルを 誰かのために

自分の考えていることを上手く表現するのが難しい。自分って何したいんだっけ。分からない。あなたの軸はなんですか?答えられない。そんなモヤモヤした感情を一緒にときほぐしてくれるのが山本さん。

【山本 愛生(やまもと・あおい)】神奈川県出身。小学生の時から負けず嫌いな性格。県道を8年間経験。高校時代の弓道部では何と朝の6時から自主練習を欠かさず行っていたのだとか。大学時代に始めたダンスがきっかけで「誰かの役に立ちたい」と思うようになる。塾長や人材ITベンチャーを経て、現職のキャリアアドバイザーに。

負けず嫌いな性格から一変?

ーー幼少期はどんな女の子だったんですか?

「男の子に負けたくない!」の一点張りだった青春時代でした。
小学生の時から、約8年間、剣道に打ち込んでいたんです。
その中で、剣道は、常に練習では男女関係なく切磋琢磨していたため、性差を理由に負けたくないと強く思っていました。
成績に関しても、男の子に1番を取られると悔しかったです(笑)

高校に入ってからも、その負けん気は変わらず、入部した弓道部では、朝6時から自主練習をしていました。

ーー穏やかそうな山本さん、全くそんな面影はないように見えるんですが、何か変化があったんですか?

そうなんです。
自分でもびっくりするほどの変化なのですが、大学時代のダンスサークルでの経験が大きいです。

ーーダンスですか!武道からいきなりポップになりましたね!

はい、そこで初めて、みんなで何かひとつのものを作り上げるという楽しさを味わいました。

そこに、大きな気付きがありました。

後輩にものすごくダンスが上手な子がいて、その子にダンスを教えてあげたら、なんと、教え方がうまいと喜んでもらえて。

それがきっかけで、誰かと勝負するよりも、自分が誰かのきっかけになることに喜びを見出すようになりました!

ーーそれは180°考え方が変化していますね!

はい、それからは、周りの人に気持ちのベクトルが向くようになってきました。

昔は自分のことで必死でしたが、今は他人の幸せを願って一緒に行動できることが強みや自信になっています。

就活の軸をできることが私の強み!その訳は?
ーーでは、具体的に山本さんのキャリアアドバイザーとしての強みを
教えていただけますか?

私の強みは、なんとなくモヤモヤしていることや、自分でも気付かないような就活の軸を言語化することです。

ーーそれは具体的にはどんな感じですか?

たとえば、なんでこの会社を受けているのかなど、意外と自分でも気付いていないことってありますよね。

まずはその軸を一緒に明確にすることで、どんどん面接を受けることも楽しくなっていきます。

以前担当させていただいた就活生は、就活の軸がわかってから、自分でも実感するほどエントリーすることが楽しくなったと語ってくれました。

ーーなぜ、山本さんは「就活の軸の言語化」が得意だと思いますか?

そうですね、それは私がもともと就活というものがよくわかっていなかったことが原体験としてあります。

ーー確かに、なんとなく始まってみんなに合わせてという感覚を持っている学生さんも多いですよね。

私もそんな学生の一人でした。

転職する時になって初めて、自分なりの「就活」が分かって、それからはとても就活やキャリアについて考えることが楽しいと感じられるようになりました。

そのきっかけが、「就活の軸を言語化する」ということだったんです。

ーー「就活の軸の言語化」は具体的にどういう風にするんですか?

その人によってアプローチは違いますが、基本的には、自分の中で大事にしたいものを一緒に考えます。

たとえば、お給料がいい会社という基準で選んでいたとします。

お給料がいい会社は基本的には、その分価値を発揮しなければいけないのでものすごく忙しく働いている人が多いです。

でも、ガンガン働くのは嫌、プライベートも大切にしたいという価値観だと矛盾が生じていますよね。

そういった点を一緒に洗い出し、自分では気づいていなかった、自分の中で大切にしたいものを明確にしていきます。

ーー確かに、一人で考えていても気付かないかもしれません。

そうなんです、だから、まずは基礎である、就活の軸を一緒に言語化することから始めて、最終的には少し高い目標にも共に挑戦していく。

そんな風に、ベースを整えるところから、挑戦するところまでを伴走できる存在であることを心がけています。

ーーなるほど、まずは基礎固めが大事ということなんですね。
ちなみに、山本さんの夢って何ですか?

楽しんで仕事をすることで、社内外から仕事がどんどんやってくるようなキャリアを歩みたいです。

ーー楽しむ姿勢って大事ですよね。今、学生時代の山本さんにメッセージを伝えるとしたらなにを伝えたいですか?

まずは、「自分の強み」は何だろうと悩むくらいであれば、「自分にできること」から少しずつやってみたらどう?と伝えてあげたいです。

就活をしていた時は、平凡な学生で、右も左も分からない状態でした。

しかし、前職で出会ったお客様、今、こうしてキャリアアドバイザーとして出会う学生さん、たくさんの人に出会い、様々な人生に触れるなかで、どんな人でありたいかが少しずつ明確になってきました。

そうしていくなかで、自分の失敗をいろんな人に生かしてもらいたいと考えるようになりました。

あまり考えすぎず、自分に向いているベクトルをほんの少し誰かの方に向けて、「どうやったら目の前の人の役に立てるか」を考えてみて、と伝えたいなと思います。

ーー本日はありがとうございました!

《編集後記》「自分のベクトルが他人に向いたことで世界観が変わった」
その一言がまさに言語化のプロだなと感じました。
山本さんの第一印象は、頼れる先輩というイメージでした。
お話を聞けば聞くほど、誰よりも出来ない辛さや苦しみを理解していて、アドバイザーというような上下関係ではなく、インスパイアされるような存在であると感じました。
なかなか打ち明けられない悩みも、山本さんなら打ち明けてみたいなと感じた1時間でした。

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