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「斜に構えた子が好きです、僕も同じなので」。どこか就活に、前向きになれないへ

「 ”働きたくないんですけど” って、少し斜に構えている学生とかすごく好きですね。僕もそうだったんで」。そう言い放った瞬間が、とても印象的だった三浦さん。現在社会人2年目(18卒)ながら、安定感抜群の「お兄さん的アドバイザー」のような印象だった。迷走しまくり、自分も斜に構えていたからこそ、同じ志向の学生は大歓迎とのこと。もしあなたがどこか流されて就活をしていたとしても、その状況を受け入れ、一緒に寄り添ってくれるだろう。

【三浦周(ミウラ シュウ)】法政大学出身。学生時代は7つのインターンシップを経験。4年生の秋から休学をし、NPO団体のボランティアに没頭。就活時に、現在勤めている会社を知り、人材業界に入り込む。目指している在り方は、広い視野と高い視座を持って、適切な道へ導けるアドバイザーになること。

僕は学生時代、迷走し、斜に構えていました。そんな子との相性は抜群です

ーーでは早速、よろしくお願いします。三浦さんは今までたくさんの学生さんと出会ってきて、どんな就活生と相性がいいなと感じていますか?

よろしくお願いします。やはり「どこか似ている子」は、やっぱり得意だなと思います。「内省が得意ではない子」ですかね。特に学生時代、僕は迷走したりうじうじ考えていたので。休学もしていますし、しかも大学4年最後の半年に。でも正直、あまり苦手な子はいないんですよ。結構全般的に、僕は結構大丈夫な方かと思います。

ーーなるほど!ではもう少し踏み込んで、特に「どんな就活生」に来てほしいですか?

対象や一緒に向き合いたい子で言うと、「主体性を持って楽しく働きたい子」はいいですね。日本では就活って多くの人が当たり前にやっているので、どこか「やらされてやってる」って感情が働きがちなんです。でも正直、僕はもったいないと思っています。

でも逆に、「働きたくないんですけど」「就活やる気でないんですけど」って斜に構えている学生さんも得意だし好きですね。僕もそんなタイプだったので。

ーー俗に言う「扱いづらい就活生」ってことですよね。向き合い方ってむずかしいと思いますが、どう対応されているんですか?

そうですね。僕は大好きですし、一緒に頑張りたいですね。向き合い方としては、まず「否定をしない」ことだと思います。否定をせずに、いったん全部聞ききります。また、僕の場合まだ社会人2年目なんですよ。なのでまだまだ知見が足りない。色んな人の知恵を借りながらの状態です。言い方をあえてストレートに言います。斜に構えている学生さんと向き合うコツは、「僕がこう思う」ではなく「優秀な方や人事のせいにする」ことです。

例えば、「今関わっている人事の方が、こう言ってたんだよね。どう思う?」といった使い方です。ひねくれた学生や、斜に構えている学生には、面と向かって「僕はこう思うんだけど」は効かないと思っていて。

ーー強要ではなく現状を交えながら伝える、ということですよね。

そうですね。「どう思う?」と、よく聞いていますね。まだ経験も浅いですし、僕の考えが正しいとは思っていないので、客観的な意見を交えながら深掘りしていきます。僕もひねくれているので、「これはこうだ!」みたいに言われるのが好きじゃないんですよ。なので、聞ききることは大切にしています。もともと斜に構えていた学生だったからこそ、共感できるのではないかなって思っています。

とわ言え、厳しく言うときはあります。気づけていない時がもったいないので

ただ、やばいなって思ったときは、もちろん厳しく言うこともあります。ズタボロに言うこともありました。担当の子が、知らなくて損していることもあるんですよ。気づかせてあげることも、アドバイザーの役目だと思っていて。

創業社長の言葉で、僕も強く共感した部分があります。

その子が今まで誰にも怒られてなくて、誰もその子に言わなかったことで、今その子の課題になることってあるよね。

面接で置き換えると、フィードバックってほとんどもらえないじゃないですか。大人になると、気づけていない課題や、本当にしなきゃいけないことでも、アドバイスもらえないこともあったり。なので、その点はしっかり伝えるようにしています。

実際、「この子はこの原因で落ちてるんじゃないか?」と思って見守っていると、やっぱりその原因で落ち続けていて、、。「言わなきゃやばいな」って思います。

最初は傷つくことはあっても、最終的に「ありがとう」に転じたりするので、こちらも労力は使いますが「丁寧にボロボロにする」は意識しています(笑)

ーー最終的にその子に、とっていい方向に転じることって大切ですもんね。では最後に、今後「アドバイザー」として、どんなキャリアを目指していきたいですか?

正直、ちゃんと考えたことはないんですが、、。「在りたい姿」で考えると、「絶対に正しさを押し付けたくない」ですね。本人が道を決めていくことって、とても大切だと思っていて。今もこれからもずっと大事にしていきたいです。そして、目指す方向で言うと、僕はまだまだ経験も知識も未熟です。当面は、「なぜその事業があるのか?」など、まずは幅広い視野と高い視座を持ちたいです。

そこから、学生の才能を活かせたり、適切な道を一緒に考えていけるアドバイザーでいたいですね。あくまでも僕たちが与えるのは、その子の意識や方向性に対して、必要な情報や取り柄ない情報です。何故なら、僕たちが代わりに持てているので。なので、幅広い視野と高い視座を持てているアドバイザーになることが、当面の目標です。少しずつ、前に進めていければと思います。

<編集後記>
率直に、とても社会人2年目には見えない三浦さん。経験が浅い新社会人の頃から、未熟だと認識しているからこそ、周囲にいる方々の知見やアドバイスを、全部吸収されてきた方なんだろうなと思う。「ひねくれいる子だって全然大丈夫です。僕もそうなんで」。この言葉が印象的だった。あなたの考えや現実を受け入れ、でも時には気づかせてくれる。三浦さんそんな頼もしい「少し年上のお兄さん」のような印象を受けた。

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