情報商材詐欺の見分け方7選
情報商材は中身の良いものが実に稀で、
基本的には詐欺商品ばかりが出回っています。
ここでは客観的に見て信用のおけない、
詐欺の可能性が高い情報商材の見分け方を書いています。
悪質な情報商材を買ってしまった際には、消費者センターに相談したり、クーリングオフ制度を使ったりして、返品しようとしても、情報商材の性質上、残念ながら返品できないことが多いです。
情報商材に限ったことではなく、
情報社会の現在では、メディア・リテラシーを身につけることが大切です。
以下に書いている方法は、確実にモノにしましょう。
(1)「商材の名前・評判・詐欺・レビュー」で検索する
一番基本的な方法になります。
あなたが普通に本屋で本を買うときも、口コミを参考にするはずです。
まずは、インターネット上の情報を拾うことからはじめましょう。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで、情報商材の名前と一緒に
「評判」「詐欺」
などという単語で、検索します。
駄目な商材はそのまま口コミも悪くなりますし、
逆にまったく口コミがない場合は、購入者がいないということで、
たいして売れていない商品、ということになります。
売れていない商品でも良いものはありますが、
初心者がそうしたものに手を出すのは危険です。
また商品名や会社名が漠然としていて、
ありふれている名前の場合も、買わないほうがよいです。
購買者が検索しにくく、口コミを見ることができないため、
ありふれた名前の使用は、
発行者が詐欺をごまかそうとする際には、よく使う手法です。
(2)販売主の信用があるかを確認する
商材を買う前に、商材の販売主のブログ、
ウェブサイト、ツイッター、メルマガなどを見てみましょう。
販売主は自分のサイトで積極的に、
商材に関連した、有益な情報を提供しているでしょうか?
ちゃんとした情報商材を販売している人たちは、そのテーマに関連する情報を、無償で提供していくことで、信用を得ていくのが王道です。
こうしたブランディングされたバックグラウンドがなければ、怪しい情報商材と言われても仕方がありません。
(3)特定商取引法に基づく表示があるかを確認する
情報商材を販売する場合、
特定商取引法の表示が法律で義務付けられています。
だいたい商品販売ページの一番下などに、小さくリンクされています。
そこでは販売者の会社名や本名、住所、
連絡方法、返品方法が、ひととおり記載されています。
万が一不本意な商品を買った場合にそなえて、メモをしておくのが賢明です。
なお、特定商取引法に関する表示がない場合は、詐欺商品以前に犯罪です。
通報しておくことをオススメします。
(4)インフォトップ・カートを経由しているかを確認する
販売者は情報商材の販売には、
だいたい情報商材ASPであるインフォトップ、インフォカートを使います。
インフォトップやインフォカートが使われていれば、
商材購入の申し込みをする際のページでは、
アドレスにinfotop、infocartなどの文字列が入っています。
もっぱらインフォトップやインフォカートでは詐欺商品は淘汰され、
信頼性のある商品が選別されますので、ひとつの基準として使えます。
ただし、やはりインフォトップやインフォカートでも、
図太く生き残ってしまう詐欺商品というのが結構あります。
インフォトップやインフォカートだからといって、
完全に安心するのはお門違いで、
「両ASPには詐欺商品は残りにくい」という程度の認識で、
抑えておくべきです。
(5)商品ページ内の表現が実現するかどうかを観察する
たとえば「あと◯◯人で販売終了です」や、
「期間限定で◯◯円安くしてます」などといった、
常套手段の謳い文句があります。
これらが実際にそうなるのかどうかを、観察してみましょう。
本当に一定期間すぎたら値段が高くなっているのかとか、販売が終了しているのか、などを観察することで、少なくともその商材が「嘘を言っているのかどうか」が、はっきりするわけです。
嘘を言う商材には信用がありませんので、買わないほうがいいでしょう。
(6)二次商品が不明瞭なワンタイムオファーに気をつける
一回安い商品を購入させたあと、二次的に高い値段の商品購入を促進してくる、
「ワンタイムオファー」と呼ばれるマーケティング手法が存在します。
あらかじめ二次的に購入させる商品の内容が、明示されていれば問題ないのですが、情報商材では、それが公開されないことが多いです。
詐欺商材の場合、二次的に購入させるものが、その商材の内容を実行するために必要な手段だとしても、事前に明かされることはありません。
一回お金を払って財布のヒモが緩んだ状態なうえに、後々二次的な商品が、
商材内容を実行するために必要な手段として紹介されると、購買者は「最初の商品に払ったお金を無駄にしないためにも、やむなくさらに次の商品も買わなければならない」
という心理状態に陥ります。
二次的な商品を隠している場合はその時点で信用がありませんから、どんな心理状態に陥ろうとも、いさぎよく一次的な商品購入のみで済ましておき、あとのものは一切買わないようにすることが賢明です。
この手法には、私も一度ひっかかりました。
(7)Google画像検索で商品ページの画像の出所を調べる
● Google画像検索
みなさんはGoogleには、
「URLによる画像の検索方法」があるのをご存知でしょうか?
<GoogleのURLによる画像の検索方法>
Google画像検索
(1)検索欄のカメラボタンをクリックする
Google画像検索のURL入力
(2)空欄に画像のURLを入力して検索する
この検索をすることで、その画像と同じ画像、
あるいは類似した画像が検索されます。
この機能を使えば、
ネット上に公開されているすべての類似した画像を、
一気に抽出することができるのです。
この機能を使って、
情報商材の商品紹介ページの画像を検索してみてください。
口座の通帳やASPの確定金額の画像、
他には「実際に商品を使用した人の評価」と称して、
レビューに使われている顔写真など、
さまざまな形で、商品紹介ページには画像が使われていると思います。
これらの画像を右クリックし、
プロパティーに表示されているURLをコピーして、
上述のGoogle画像URL検索をおこないましょう。
顔写真については、適当な中国人や韓国人の画像を無断で使用していたり、
口座通帳画像についても、
専門のサイトで販売されている画像を使っていたりするケースがあります。
これらはまごうことなく詐欺ですので、注意します。
以上が「情報商材詐欺の見分け方7選」でした。
少しでも参考にしていただいて、被害を未然に防ぐ糧になればと思います。
読者の方で「私はこんな被害に遭いました。」「この商材はどうですか?」など、ご意見・ご質問がありましたらLINEまでお問い合わせください。