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自律神経系はこの2つ!

今日の問題はこれ!

問、交感神経の作用はどれか?
1.散瞳
2.精神性発汗
3.腸蠕動の亢進
4.排尿筋の収縮
5.グリコーゲン合成の促進
               答・・・1・2

交感神経の作用については形を変えて頻回に出題されているので確認しておこう!

◆まず交感神経とは?
交感神経自律神経系のひとつ。では逆の作用を担うのは?
そう!副交感神経でしたよね。
交感神経は興奮の刺激を全身の様々な器官に伝える神経
情報伝達に関わっている神経伝達物質のひとつはノルアドレナリン

◆どんな症状があらわれるの?
 ・心拍数の増加
 ・血管収縮
 ・瞳孔散大
 ・発汗   
 など

多くのひとの前でプレゼンテーションを行う。緊張しているあなたはドキドキ鼓動が早くなり、手汗が出てくる・・そんな状況をイメージしてみてください。あなたの交感神経の作用が出ていますよ。
少なくとも私は国家試験当日は確実に、こんな状況でしたよ。(懐かしい)

ちなみに緊張してお腹が痛くなり、便意を催してしまう。この症状は交感神経が活発になることに拮抗している副交感神経の作用です。

ここからわかるのは、病気だけではなく精神的ストレスでも呼吸や循環への影響があるということ。現場に出たときには、病気だけをみるのではなく、その人の抱えている不安やストレスがこのバイタルサインに影響を与えている可能性がないかどうか気にしてみてくださいね!

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