チャンネル登録者182万人の専門家に学ぶ、YouTube動画で効果をつくる運用法
前回実施した「初級編」好評につき、YouTube動画について、eQUALITYオンライン勉強会を座談会形式で実施しました。
動画はやったほうがいい、とはわかっていても、なかなか継続が難しいもの。
試聴されなかったり効果が出てこないと、それだけで心が折れてしまいますし、会社からも「どうなってるんだ?」と問い詰められることもあるのでは?
そこで!自社のYouTubeチャンネルを登録者182万人まで伸ばした実績をもつ、有限会社キッチュ代表・安部氏を講師に招き、企業動画のお悩みあるあるに答えていただきました。
講師のご紹介
登録者182万人のYouTubeチャンネル「moviecollectionjp」運営責任者
安部偲さん
ニュースメディア「ムビコレ」を運営する有限会社キッチュ代表。
2010年よりYouTubeチャンネル「moviecollectionjp」を開設。現在のチャンネル登録者数は182万人、掲載本数は3万本超。動画では自社メディア用のほか、企業CMのメイキングなども制作。また、YouTube運営の実績を生かし、大手金融会社のYouTube動画のコンサルなども手がける。
著書に「映画監督になるということ」(演劇ぶっく社)、「これだけは知っておきたいeビジネス用語早わかり事典」(日本実業出版社)がある。
炎上を怖がっていたらメディアの運営は難しい
「自社YouTubeを運営していると、この表現はいいのか?と迷うことがある」という声がありました。「気をつけるべきポイントを知りたい」との質問に対し、安倍氏は「2、3年前に比べても言い回しや表現が難しくなっているのは確か」だとし、その上で「炎上を怖がっていたらメディアの運営は難しい」と話します。
全ての人に受け入れられる動画を作ることだけを考えていては、本来伝えたかったことから目線が外れていってしまうんですね。
かけた費用に視聴数が比例する訳ではない
「見せるだけのテレビCMとは違い、クリックさせることが目的のYouTube広告はそもそも作り方が違うとのことで、制作費用をかければいい訳ではない」と安倍氏は話します。
個人チャンネルは登録者数や視聴数を気にするが、企業チャンネルでは大切なのは視聴数よりも、どれくらいターゲットに刺さるかがエンゲージメントだと。
テレビCMとは違うYouTubeならではの動画PRができることがメリットなので、上記を考えてみた上で、動画に何を求めるべきかを今一度考えてみても良いかもしれませんね。
YouTubeアルゴリズム
オンライン勉強会運営事務局も目から鱗だったのが、YouTubeアルゴリズムについて!
YouTubeは、動画を見た人の行動が積み重なって「評価」され、良い・悪いの判断はYouTubeアルゴリズムがするんだそう。
よく概要欄にびっしり文字が並んでいるチャンネルを見かけるのですが、これは人に読ませるというより、マシンに読ませているんだそうです。
安倍氏も、ユーザーは読まない、YouTubeのアルゴリズムに読ませることを前提に、概要欄を作成するよう心がけているそうです。
まとめ
今回も目から鱗なYouTubeのあれこれを教えていただきました。
eQUALITYでは安部氏が代表を務めるキッチュとコラボでYouTubeBOOSTという動画PRの業務をサポートするサービスを提供しています。
自社YouTubeチャンネルについて悩んでいる担当者さん、ヒントを掴むためにeQUALITYが壁打ち相手になりますよ!お悩みに応じて専門家の意見を聞くことも◎行き詰まったらまず、相談してみてください!
今回勉強会に参加できなかった方はぜひこちらをご利用ください。
※ご相談は下記URLより
「悩みがモヤっとしていて何から取り組めば良いか分からない」、「そもそも自社のPRに動画は合っているのか?」、「チャンネル立ち上げのサポートをしてほしい」など企業のお悩み解決のサポートを行っています。
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