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【マイルCS】11/19(日)推奨馬

先週のエリザベス女王杯は◎ブレイディヴェーグ○ルージュエヴァイユで的中でした!馬連15.8倍を的中と気持ちのいい週となりました。今週も当てて2週連続的中となればいいですね。


京都11R マイルCS

◎11セリフォス
○9シュネルマイスター
▲6ダノンザキッド
△1ソウルラッシュ、△5ジャスティンカフェ、△12レッドモンレーヴ

◎11セリフォス
ダイワメジャー産駒のG1馬はカレンブラックヒル、コパノリチャード、メジャーエンブレム、レーヌミノル、レシステンシア等、ギアの上げ下げが苦手で、推進力で先行して走るタイプが多い。そのため上がり勝負だと分が悪くなる馬が多いが、この馬はその産駒傾向に合致しない馬。実際に何度も上がり最速を使って好走しており、過去のレースラップを見ても、後傾ラップ戦でよりパフォーマンスを上げていることが分かる。

22年NHKマイル(4着)45.6-46.7
22年安田記念(4着)46.7-45.6

22年富士S(1着)46.0-46.0
22年マイルCS(1着)46.6-45.9
※斤量 富士S 54kg マイルCS 56kg

23年安田記念(2着)46.0-45.4

前傾ラップになったNHKマイルでは1人気を裏切って4着に負けたが、後傾ラップとなった安田記念では古馬相手に4着とパフォーマンスを一気に上げた。また、昨年秋も同様の傾向が見られ、富士Sでは54kgの斤量アドバンテージがありながらソウルラッシュ、ダノンスコーピオンと0.1差であったが、後傾戦になったマイルCSでは大外から一気に差し切って完勝した。京都のマイルCSは、前半が登り坂のためペースが上がりにくく、後傾ラップになりやすいレース質であるため、この馬にベスト舞台とも言える。また、今年の安田記念1-3着はかなり強い印象があり、4歳秋の充実期であること、中内田厩舎の休み明け初戦は強いことを加味すると、シュネルマイスターより不安点が少なく、こちらを本命とした。

○9シュネルマイスター
今年の安田記念の1-3着はかなり強いので当然上位の存在。適性は1400mより1800mの馬なので、追走力が求められない京都マイルは合う。また、これまで輸送にやや不安のある馬であったが、今年のマイラーズC(1着)では、早め栗東入りしての調整で勝ち切り、輸送を克服した。今回も早め栗東入りで輸送の不安はないはず。ただ唯一気になる点として、去年のマイルCS(5着)は直線スムーズではなかったとは言っても走れていない印象なので、高速馬場の東京が最も合う舞台に感じる。今週の京都はやや時計がかかっているし、少なくとも春開催のように31秒台が出る馬場ではないので、そのぶんで対抗とした。

▲6ダノンザキッド
マイルCSでは過去2度好走し、マイル質になった今年の大阪杯では3着とG1級の能力があることは何度も証明済み。関西圏の競馬で唯一の凡走となった前走の宝塚記念(13着)は、前半34.0の先行馬壊滅のハイペースに巻き込まれてしまい、敗因が明確なので参考外。

△1ソウルラッシュ
マイル路線に転向して以降、直線で不利のあった22年安田記念と極端な高速決着となった23年安田記念を除けば(5-1-1-1)(※着外1回は4着)とかなり安定している馬。高速馬場より時計がかかる馬場で強さを発揮するタイプだし、ルーラーシップ産駒ということを考えても、今の京都の馬場もプラスに働くはず。

△5ジャスティンカフェ
ピッチ走法で、とにかく使える脚が短い馬。昨年は46.6-45.9の後傾戦で詰まらなければ2,3着はあったかという走りであったし能力はG1級。京都マイルは追走力が要求されないので脚が溜まりやすく、また直線馬群がばらけやすいので昨年とは違い空いた内を差して来れる可能性もあり、ベスト舞台に感じる。前走の毎日王冠(7着)は、調教面で緩仕上げだったので参考外にできる。先行意識高い坂井騎手が乗ることで新味が出そうでプラス。

△12レッドモンレーヴ
前走の富士Sは、完全に叩きの仕上げであったが、3着以下には明確な差をつけた0.2差2着と価値ある好走だった。状態面の上積みは感じられる。今年のハイレベル安田記念で0.6差6着は評価できるが、内容を精査すると、前にいたガイアフォースをかわして一旦は完全に前に出るも最後は0.4差つけられたし、ラスト1Fの脚色はシュネルマイスターと大きな差があったし、上位とはやや力差を感じる内容であった。気性面を考えても1400向きタイプだし、関西初輸送なのも少し気になるので相手まで。

【危険な人気馬】
これまでの成績(1-2-3-21)(※23年6月~)
単勝回収率17% 複勝回収率41%

エルトンバローズ
前走の毎日王冠(1着)は、47.9-45.8の後傾戦かつラスト3F:11.4-11.3-11.4とゴールまで全く落ちない展開を好位のインから完璧な競馬をした。ゴール前の脚色は明らかに2,3,4着馬より劣勢であり、さらに2,3着馬は直線詰まる不利があった。また、このときシュネルマイスターとの斤量差は3kgあったが、今回は1kgになる。2走前のラジオNIKKEI賞(1着)も前残りのレースを押し切っただけで着順以上には評価できない内容であった。好位で立ち回れる器用さや近年の3歳馬の好走歴を加味しても、単勝6-7倍では買う気にならない。


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