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【東海S+AJCC】1/23(日)推奨馬

土曜はnoteの更新ができませんでしたがすいません。
日曜は更新できましたので目を通していただけたらと思います。

コーヒーを飲みながら予想を書いていたら思ったより集中ができスラスラと進んだので、重賞についてはいつも以上に濃い内容の考察が書けたのではと思います。

今週も参考になれば幸いです。

【気になる馬リスト】

中山4R 4歳以上1勝クラス
◎①ペリトモレノ
前走は初の中山12ダートで人気薄で4着に好走。これまで全く異なる条件を使われてきた馬なのでこの舞台が合っている可能性がありそう。


中山12R 4歳以上2勝クラス

◎④ジュンブルースカイ

推奨ポイント
・使える脚が短い馬なので小頭数+中山替わりは○
・4走前のマイル戦の内容が優秀

4走前の阪神マイル(1着)は完全に抜けだしてから2着馬に迫られたり、2走前の新潟外周りでは直線半ばで急失速しているように、使える脚が短い馬なので小頭数+中山替わりは好感。

また4走前の阪神マイル(1着)が優秀で、ラップは「12.4 - 11.0 - 11.6 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.9」と、コーナーで減速が入らず好位で立ち回った馬が有利の展開の中、4角10番手から直線だけでまとめて差し切る強い内容であった。また勝ちタイム1:33.5は昨年の3歳限定の阪神マイル戦において、1位:桜花賞(1:31.1)、2位:アンドヴァラナウトの未勝利戦(1:33.4)に次ぐ好タイムであり、当日はメインが大阪杯の日で良馬場発表ながら小雨が降っていたことを考えると時計の価値は高い。マイルへの距離短縮で勝ちあがりに期待したいところ。


中京11R 東海S

自信度:★★☆☆☆
◎⑬ブルベアイリーデ
○③アイオライト
▲⑪オーヴェルニュ
△④デュードヴァン

【予想のポイント】
近年のダートのレースで最もレベルが高かったのは2019年チャンピオンズカップ。中京ダート1800m(良馬場)で1分48秒5はかなりの好タイムで、このときの上位4頭はそのまま翌年2020年も1-4着を独占したほど。しかしここをピークに徐々にレベルは下がって来た印象があり、それを象徴するように昨年行われたダート重賞の15戦はテーオーケインズとオーヴェルニュが2勝ずつしたのみで、それ以外はすべて異なる馬が勝ったように横一線という雰囲気になって来たのが今のダート界

また近年の東海Sで次走のフェブラリーSで好走した馬はインティのみで、チャンピオンズカップとフェブラリーSに挟まれた「狭間の重賞感」は否めない。そのため重賞未勝利馬やオープンですら足りない馬が多く好走する傾向になる。ここは重賞を勝ち切れていない「一歩足りない馬」にチャンスがあると踏んで予想したい。


【印馬の解説】
◎⑬ブルベアイリーデ

かつては1400mでも先行できるスピードがあったが、近走は加齢のせいか1400mやマイルではポジションが悪くなってしまうので距離延長は好感。2走前のシリウスS(3着)では内から差し込んで一旦は勝ち馬に並びかけ、直線半ばまでの脚色は完全に勝ちパターンであったが、ラスト100mで甘くなってしまったように1900mはやや長い印象を受けたので現状のベストは1800mだろう。近年の東海Sの傾向である重賞を勝ち切れていない「一歩足りない馬」に該当し、左回り+1800mのベスト舞台で初重賞制覇に期待したい。

○③アイオライト
近2走、距離延長で結果を出していて、とくに前走の内容は圧巻。好枠もゲットし、内に速い馬がいない並びになったのでスムーズに行ければ好走のチャンスは広がるはず。

▲⑪オーヴェルニュ
昨年のダート重賞を2勝した馬はテーオーケインズとこの馬のみで、前走のチャンピオンズカップは2着と0.4差6着に走っているので、ここに入れば当然能力は上位。ただベストは脚抜きの良いダートなので相手まで。

△④デュードヴァン
昨年の東海Sは上がり最速で追い込んで0.4差4着。舞台適性はある。

【軽視馬】
⑦ハヤヤッコ
→どうしても戦法が差しor追い込みに限られてしまう馬なので、3,4角にスパイラルカーブがある中京ダートではきつい。インを突ける器用さもない。

⑮サンライズホープ
→前走のチャンピオンズカップはさすがに負けすぎ感が否めない。また「中京ダート1800m×8枠×先行馬」は過去にクリソベリルがチャンピオンズカップで圧倒的1番人気で飛んだように鬼門。


中山11R AJCC

自信度:★★★☆☆
◎⑩ラストドラフト
○⑥ポタジェ
▲⑪オーソクレース
△②アサマノイタズラ、⑨ボッケリーニ

【予想のポイント】
【傾向】
出走メンバーを見て最初に思ったのは手薄なメンバー構成ということ。それもそのはずで過去のAJCCの出走メンバーのうち「直近1年以内に重賞で5着以内に好走している」頭数は以下の通り。

2022年:6頭(14頭立て)
2021年:11頭(17頭立て)
2020年:10頭(12頭立て)
2019年:7頭(11頭立て)
2018年:8頭(11頭立て)

これを見て分かるように今年の低レベル感は否めない。また先週の日経新春杯でもワンツーした「ハイレベルな4歳世代」が実質アサマノイタズラとオーソクレースの2頭だけで、例年このレースは4歳馬の好走歴が多いだけに物足りなさを感じる。

【馬場】
馬場は内外極端に差があるわけではなく、フラットと考えたい。


【印馬の解説】
◎⑩ラストドラフト
この馬は「冬場に強い」「叩き2走目以降」の2点がストロングポイントで、これまで重賞3着以内に好走した5回はすべてこの2つの条件が合致したときのもの。その中でも昨年のAJCC(3着)は、直線接触する不利がありながらも上がり最速で3着に食い込み、ゴール前の脚色の比較では最もパフォーマンスが良かったし、ここの1,4,5,6着馬はその後重賞でも好走したように決してレベルは低くなかったはず。

それ以降の4戦は敗戦理由が明確で

前走(中日新聞杯):Aコース替わりで逃げ、番手の馬が1,2着する前残り
2走前(天皇賞・秋):超ハイレベル戦。6着ポタジェとは0.2差。
3走前(毎日王冠):苦手な休み明け
4走前(日経賞):超前残り馬場で4角14番手

と、馬柱では不振が続いているように見えるが、中身を精査すればいずれも納得の敗戦。これで人気を落としてくれるならむしろ有り難い。またAJCCは2年連続3着になっているように相性の舞台でもあり、上記の通り今年は過去2年よりメンバ―レベルが落ちるので当然チャンスはある。


○⑥ポタジェ
ディープ産駒らしいキレはないが長く脚を使う馬。上がりには限界があるタイプなので近2走の東京での決め脚比べはベスト舞台は言えないが、それでも格好をつけたのは能力が高い証。2200mになって一気にパフォーマンスが落ちるとは考えづらく、上がりがかかる中山替わりはプラス。

▲⑪オーソクレース
近2走の菊花賞とセントライト記念はいずれも3角から押っ付け始めており、イメージに反してズブい馬ので舞台適性は良いはず。秋2戦の内容からもここでは足りるはずだが、さすがに過剰人気感は否めない。

②アサマノイタズラ
セントライト記念の内容は優秀。近2走の敗戦は嫌だが、「有馬記念後に気管支炎の症状が見られ治療を行い、今は問題ない」という陣営のコメント。

△⑨ボッケリーニ
タフな中山2200mはやや長い印象だがメンバーが弱いので相手に。



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