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【愛知杯】1/15(土)推奨馬

参考になれば幸いです。

【気になる馬リスト】

中山11R カーバンクルS
◎⑩マイネルジェロディ
小倉や中山のように前半下り坂で前傾質になるコースが得意。また前走の南総S(1:07.4)は同日のラピスラズリS(1:07.9)を上回る好時計で完勝。昇級初戦でも。


中京10R 紅梅S
◎①フォラブリューテ
新馬は圧巻のパフォーマンス。前走のアルテミス(5着)はスタート直後に進路カットの不利。また前に壁を作れずかかってしまったことが直線弾けなかった原因の1つだろう。距離短縮+内枠替わりで期待。


小倉6R 3歳未勝利
◎⑪グリーンバローズ
評価したいのは2走前(4着)。直線で一度はインに行くも詰まって外に切り替えるロスがあった。またラスト4F:11.9-11.5-11.5-11.6と各馬余力が合った中で前との差を詰めたのは好感。前走は逃げ争いによる失速なので参考外。


中京11R 愛知杯

自信度:★★☆☆☆
◎⑦スライリー
○⑥アンドヴァラナウト
⑩アナザーリリック
△②マジックキャッスル、④マリアエレーナ、⑤クールキャット、⑮シゲルピンクダイヤ、⑯ラルナブリラーレ

【予想のポイント】
<馬場>

中京は年明けからAコース替わりとなり、先週は顕著なイン有利のトラックバイアスが目立った。京都金杯は4角で好位のインにいた2着ダイワキャグニー(11人気)、3着カイザーミノル(2人気)、4着ダイアトニック(12人気)が上位に入選して波乱となり、シンザン記念は好位のイン3を取ったマテンロウオリオンが勝利した。今週も引き続きイン有利の馬場を想定する。

<レース傾向>
ハンデ戦ということもあり軽斤量馬の好走が多く、1月開催となった2016年以降15頭中7頭が50-53kgの馬であった(小倉開催は除く)。逆にトップハンデ馬は昨年センチュリオが1人気に支持され11着、2019年ノームコア2着(1人気)、6着レッドジェノヴァ(2人気)と苦戦傾向にある。

ハンデ戦に加えて、牝馬は1年の中で1月が最もパフォーマンスが良くないことも相まって波乱傾向にあるのだろう。


【印馬の解説】
◎⑦スライリー

・Aコースのイン有利馬場を活かせる枠と先行脚質
・軽斤量有利のレース傾向に合致

2走前の秋華賞では0.5差5着に好走し、ここで0.3差前を走っていた3着アンドヴァラナウトは斤量55kgなのに対してこちらは52kgなので逆転可能まであると見る。また秋華賞はこの馬にとって初の関西輸送でもあり、厳しい条件で結果を出したことは拍がつく。

オークスではハイペースの中、4角で2番手まで進出する強気の競馬が完全に仇となり、紫苑Sは休み明けと言い訳が効く。またキャピタルSは前半34.4を前受けし、ペース負荷があったことにより直線半ばで失速してしまったので距離延長でペースが遅くなるのは好感。フローラSでは立ち回りの上手さを活かして好走したように、Aコースのイン有利馬場でこの先行力が活きるはず。人気的にも十分妙味はあるので本命とする。

○⑥アンドヴァラナウト
秋華賞3着の実績は申し分なく、2走前に完勝したローズSと同じコースなので舞台的には絶好だろう。またAコースのイン有利馬場を活かせる枠をゲットし、メンバーを見ても明確な逃げ馬がいないので立ち回りの上手さ活きそうだ。ここは崩れる姿は想像しにくい。

⑩アナザーリリック
斤量53kgに加えて、やはり2走前の佐渡S(1着)の内容が忘れられない。ラスト4F:45秒8の展開を4角13番手から差し切る圧巻の内容で、2馬身半差をつけて下した各馬は、2着ゴルトベルクは次走で勝ち上がり、3着馬モズナガレボシは次走小倉記念を制しているのでこの馬のパフォーマンスがより際立った形となった。また夏の3勝クラス(1800m以上)を制した馬は本馬を含めて計6頭のみで、その中にアヴェンチュラやリアファル、グローリーヴェイズなどその後台頭した馬が多いのも強調材料だろう。


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