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【日経新春杯+京成杯】

日曜日の予想になります。
参考になれば幸いです。


中山11R 京成杯

自信度:★★★☆☆
◎⑫サンストックトン
○⑤アライバル
④ヴェールランス
△⑪テンダンス、⑭ホウオウプレミア


【印馬の解説】
◎⑫サンストックトン

・2走前の未勝利戦(2着)のタイムは超優秀で2歳歴代最速
・人気的に妙味がある

2走前の未勝利戦(2着)が非常に優秀で、勝ちタイム2:00.6(60.9→59.7)は、同日の2歳オープンの芙蓉S:2.00.9(59.9→61.0)を上回る好タイムであった。それに加え、その未勝利戦が稍重で行われたのに対し、芙蓉Sは良馬場で行われていたので馬場差を考慮するとより際立つ結果となった。稍重以下の馬場で行われた中山2000mで2歳歴代最速であったことも強調材料である。またこのとき上位2頭のマッチレースとなり3着以下に8馬身差をつけているが、その中からも未勝利を突破する馬も出ておりハイレベル戦であったことが良くわかる。前日24時の時点で単勝7人気(13.9倍)と人気的にも妙味があり本命とする。

○⑤アライバル
新馬戦で下した2,3,5着馬は次走で勝ち上がっているようにハイレベル戦であり、前走の新潟2歳S(2着)も勝ち馬は朝日杯で2着に好走したセリフォスであり、これまで戦ってきた相手関係からも能力は間違いないはず。ただ前走を見ると分かりやすいが、直線入り口では同じ位置にいたセリフォスに一旦は突き放されたもののゴール前では0.2差まで迫ったように、ギアチェンジ性能は優れておらず、どちらかと言うと長く脚を使うタイプ。そのため直線の長い新潟から直線の短い中山替わりはマイナス材料なので対抗に下げた。

▲④ヴェールランス
気性的にかかりやすいところがあるので内枠は好感。新馬戦の後半5F:58.8はロングスプリントの要素が非常に優秀で、2着に下したテンダンスは後に東スポ杯で3着になっている素質馬であった。前走のエリカ賞はレコードタイムの2着(タイム差なし)になっており、勝ち馬サトノヘリオスこそ関東初輸送となったホープフルSで大敗してしまったものの能力は高いはず。


中京11R 日経新春杯

自信度:★★☆☆☆
◎④ステラヴェローチェ

○③マイネルウィルトス
△②クラヴェル、
⑧フライライクバード


【予想のポイント】
<馬場>
中京は年明けからAコース替わりとなり、先週は顕著なイン有利のトラックバイアスが目立った。しかし今週は土曜の芝のレースを見てみると、先週ほど極端なイン有利馬場ではないように映る。

それを裏付ける証拠として川田騎手に着目したい。川田騎手はジョッキーの中でもとくに馬場を良く見た乗り方をすることで知られるが、その川田騎手が騎乗した9Rのビッグリボン、11R愛知杯のデゼルは直線馬場の外を選択して末脚を引き出し、好走させていることからも内が極端に有利というわけではないはず。よってフラットな馬場を想定したい。

<レース傾向>
京都競馬場の改修工事に伴い、昨年から舞台が中京2200mに変更となったので過去の傾向は参考にしづらい。昨年の同レースは大荒れとなったが、冬場のハンデ戦ということもあり予想も難解である。


【印馬の解説】
◎④ステラヴェローチェ

前走の有馬記念は0.3差4着と実績は申し分なく、骨っぽい相手もいない今回は本命を打たざるを得なかったというのが正直なところ。2走前の菊花賞(4着)は微妙なパフォーマンスだったが、これは3走前に不良馬場で行われた神戸新聞杯のダメージが残っていながらの参戦であったため、悲観する内容ではなかった。その後、きっちりと間隔を空けて挑んだ有馬記念ではエフフォーリアから0.3差、クロノジェネシスと互角の競馬をし、能力は現役トップクラスであることを示した。この馬の真の能力を見せつけられたというのが素直な感想であった。枠も絶好なのでここは崩れるシーンが想像しにくい。

③マイネルウィルトス
ズブい馬なのでそれを誤魔化せる距離や時計がかかる馬場の助けが必要な馬。不良馬場となった福島民報杯では1.8秒差の大差で圧勝し、洋芝で行われた札幌記念ではソダシ、ラヴズオンリーユーなどG1級相手に0.4差の4着に好走している。前走のチャレンジカップ(6着)は後半58秒1のラップで後方待機とそもそも物理的に間に合わない面もあったが、それでも2着馬とは0.3差まで詰めており着順ほど負けていない。距離延長で良さが出るはず。


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