消極的だからダメなのか?ベイスターズによる9イニング目の話

ベイスターズ、なかなか大変ですね。まあ引っ越し作業でもっと大変なので僕の方が強いです。あ、初投稿です。

今回の話は3月30日の試合におけるベイスターズによる9回の攻撃策。昨日Twitter見てて悲しくなっちゃったのでこんなネタを題材にして駄文を書く羽目になってます。なんか結構リツイートされてるツイートの内容がやれ「消極的だからダメ」「噛み合わなかったからダメ」みたいな内容ばっかりでそうじゃないだろ~となっているわけです。

結論から言ってしまえば

消極的と非効率的って全く違うよね?

ってことです。今回巷で言われてるのは前者だけど個人的に後者の配分が重いよね。と思います。

まず前提条件としてそれまでの試合の過程に関してはガン無視します。継投も別に悪いと思わんし負けたことに関しても野球なのでそんなこともあるトゥモアナトゥモアナアリガトゴザイマシタですね。

ただ9イニング目の関根による1打席、あれだけは例えあそこから逆転勝ちしていたとしても渋い顔になるわけです。1点ビハインドの9回裏、ノーアウト1塁で回った関根の打席、選ばれたのはバント策でした。え?

一応皆さんに言っておきますと、ノーアウト一塁からバント策をすると大体の場面において得点効率は下がり得点確率も微妙に下がります。つまり1点すら取れなくなる可能性が高まるわけですね。得点予測AIさんも言っています(あとこの前提が否定されるとこのnote全てが価値を無くすのでなんとか理解の方をお願いします。して。)

えー、これのどこが消極的な引き分け狙いなんですかね。1点取らなきゃダメな場面で1点取れる確率すら下げるの、引き分け狙いにすらなってないですね。そしてこれが引き分け狙いの消極的な采配として評価されているわけです。いや待ってくれ。なってない。引き分け狙いの采配にすらなってない。それまだ過大評価されてる。

そもそも消極的な采配でも堅実で有益なモノは世の中に数多く存在するわけですよ。アツアツのルーキーを起用しないで安定した中堅選手を起用するとか人によっては消極的だけど堅実だな~とはなるわけで。今回だって本当に引き分けの確率が大幅に上がっているなら十二分なリターンがあるわけです。一敗が一分になるならシーズン通して見ればそれなりなメリットがあります。ただ今回のモノは明らかに期待値だけが下がってる、言ってしまえばひたすらに非効率的な采配だったわけです。普段からちょくちょくネタにするんですが1点に拘る野球だなんだとほざきながら非効率的なことをしているとそのうち逆に1点に泣くことになりますよというのは考えながらやってほしいですね。

別にプレーのミスとか継投でリリーフエース投げさせたら打たれちゃったとかは許容出来るんですがね。5秒意識するだけで良い方向に変わるモノを無視するのはちょっと…こういうの5年前くらいに卒業してほしかったなぁとなるわけです。

というわけでまとめです

・バントすると得点確率も下がるよね

・引き分けの確率すら下がるのは消極的じゃなくそれ以下の評価に値する非効率的なだけなので勘違いしてはいけないね

・意識すればすぐ変えられる点だよね

というわけです。これでもまだまだ発展途上のチームと首脳陣なので今後進歩してくれたら全然良いんですけどどうなるベイスターズ。

長ったらしく書いたけどこんなもんわかってる人からしたら鼻で笑っちゃうような内容だよなーとか思ってます。これぐらいが共通認識になってくれれば助かるんだけどなぁ。

次回に続くかはわかんない。



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