兵庫県知事選挙、金沢和夫候補の決意表明について

2021年7月1日、兵庫県知事選挙がスタートしました。

本日、金沢和夫候補の決意表明がありました。兵庫県民として、胸がとても熱くなる、素晴らしい決意表明でしたので、文字おこしをしました。皆さんぜひご覧ください。

兵庫県知事選挙 出陣式 決意表明
https://youtu.be/qlHwqSyXX58

金沢和夫です。
兵庫県で15年仕事をし、兵庫県で家を買い、兵庫県に骨をうずめる。そして、今回のこの挑戦に、人生のすべてをかける覚悟と決意で臨んでいる、兵庫県の、金沢和夫です。

いま大勢の皆さんから、私に対する激励の言葉をいただきました。全員兵庫県の方です。兵庫県を心から愛して、兵庫県のために今も尽くされて、兵庫県の未来を一生懸命考えてらっしゃる方々ばかりです。

東京の有名人ではありませんけれども、こうした、兵庫県を愛する方々が今、これからの私の戦いを支えていただいているんだと思います。私はこの15年の間に、県下各地のすみずみまで回って、大勢の皆さんから、地域の課題、未来に対する期待、そして、これから兵庫県がどういう方向に進んでいったらいいか、そういうことについてお話を伺い、私も議論を、意見を、交換してきました。

その過程で、今日、応援を頂いた皆さんも含めて大勢の皆さんと交流を結び、人のネットワークを繋げる、そういうことができました。私がこれまで学んできたもの、知ってきたもの、そして、繋がってきた人たち、これは私にとって大変大きな宝物でもあります。ただ同時にこれは、兵庫県のリーダーとして、これから兵庫県を作っていく、そのためにも、大きな宝物になる、大きな資源になると思っています。

今、兵庫県は、新型コロナの重圧のもと、大変な状況にあります。直近の感染者はちょっと減ってはきていますけれども、東京ではリバウンドと言っていい状況が起きつつあります。

大阪も兵庫も、下げ止まりの状況です。これからどういうことが起きるか、まだまだ予断を許しません。新型コロナウイルスは、感染症予防もそうですし、拡大防止もそうですし、疲弊した経済、雇用を立て直すこと、そしてさらに、新型コロナウイルスを抑え込んだあと、次の時代、次の未来の兵庫県をどう描くのか、この議論をスタートさせなければいけません。

兵庫県はまさに今、大切な大変なときにあります。一刻の猶予も許されない、私はそう思っています。この、猶予を許さないこれからの兵庫県作り、今兵庫県が抱えている課題、これに取り組むには、大勢の皆さんの力が必要です。

もちろんリーダーとしての知事の力も必要ですけれども、それだけではこの危機は乗り越えられません。大勢の協力してくれる人たち、そういう人たちとの信頼関係、お互いの理解、そういうものがあって初めて、新型コロナを乗り越えることができるんだろうと思います。

私が15年かけて兵庫県で結んできた人と人との繋がり、信頼感というのは、まさにこの時のためにある、私はそう思っています。

大勢の人たちに支えられて、私はこれまで生きてきました。で、そうした人たちに支えられて、今回のコロナ危機を乗り越えようと思っています。そして、大勢の人たちとともに、兵庫の未来を作っていきたい、私は今、そのチャレンジの舞台にいると思っています。私が目指す兵庫の姿は、どの人も、どの地域も、共にかがやく兵庫です。

決して光の当たらない陰に置かれる地域や、光の当たらない陰に置かれる人があってはならないと思います。兵庫の全ての地域全ての人が、光を浴びてその可能性を開かせて、そして未来に共に歩んでいく、そういう兵庫を作りたい、それが私の願いです。

兵庫は五国、多様性に富んだ地域です。人口の多いところも少ないところも、経済力の豊かなところもそうでないところも、したがって発言力の大きいところも小さいところもあります。それでも、そうした五国、それぞれ違いもありますけれども、五国の全てに目配りをして、どんな地域も見捨てることなく、共に歩んできた、これが五国を大切にしてきた兵庫県の歴史だと思っています。で、この歴史は、これからも大切に守り続けなければいけないものだと思います。

時代が変わるとともに改革が必要です。常に新しいものを取り入れ、新しいことにチャレンジして、次の時代を切り拓いていく、そうした兵庫である、これは当然です。

ただその片方で、兵庫には守っていくべきもの、守っていきたいもの、これまで先輩が、歴史の中で積み重ねてきた、「これが兵庫だ」というもの、たくさんあります。

五国のバランスのとれた、そうした政治のやり方もそうですし、参画と協働、県民の皆さんとの対話を重ねながら、独断に陥ることなく常に現場の皆さんの意見に耳を傾けて、現場の状況をはっきり知った上で、その上で議論をしながら、共に歩んでいくという、この参画と協働の姿勢、これも、兵庫が大切にしなければいけないものだと、私は信じています。

改革が大事、でも、守り続けるものを、守り続けるべきものを守るのも大事です。何を守り、何を改革していくか、これを見極める、この正しさを見極めることこそが、これからのリーダーの資質だろうと思います。

これまで15年、兵庫県で学ばせていただいた私には、その力があると、自分自身信じています。この確信を、大勢の県民の皆さんと分けあわせて頂きたい、大勢の県民の皆さんにも、私にその力があると信頼していただきたい、この呼び掛けを、これから17日間、短い期間ではありますが、県民の皆さんに一生懸命呼びかけていきたいと思います。

そして今日、この場にも、こんな雨の中、本当に大勢の皆さんが集まっていただきました。様々な団体の方、組織の方、そうした組織に属さない個人の方、本当に大勢の皆さんが、こんな状況の中集まっていただきました。

私の訴えは、そうした皆さんに必ずや届くと信じています。そして、そうしたみなさんとともに一緒になって、兵庫の未来を歩んでいくことを、私は心から願っています。この願いに、ぜひ答えてください!皆さんよろしくお願いします!ありがとうございました!

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