ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー 感想 2023/10/3-10/5
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ここはランドとシーみたいに2つのパークに分かれてて、そのうちのランドじゃないほうがこのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーになります。テーマはすなわちそのままカリフォルニア州で、自然公園や港、昔の遊園地みたいな名スポットをディズニーキャラクターを交えてパークにしたという感じです。だからこうして東京では見ないような観覧車やジェットコースターがシンボルになっているわけでして。日本ではまず経験できないような味が盛沢山だった印象です。
10/3-10/5とありますが、カリフォルニアアドベンチャーとディズニーランドはゲートが向かい合ってまして。特別なチケットを買えば一日で何回も2つのパークを行ったり来たり出来ちゃうわけです。パークが街のど真ん中のブロックに立地しているからこそできる芸当ですね。
ということで、長くなりますがお付き合いください。東京ディズニーランドを知ってる人向けに書いてますが知らなくてもぜひ。文章見るの嫌な人は写真だけ見るとかでもいいですよ。たいしたもの撮ってませんが。
1.ブエナビスタ・ストリート
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画像みたいな感じで真っ赤な路面電車が走ってます。自分は歩くのが大好きなので今回はスルー。ゲストは堂々と線路上を歩いたりするので警告のベルが頻繁に鳴ってました。ご苦労様です。
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2.ハリウッドランド
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2-A.ディズニー・アニメーション
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入ってすぐの広間は壁中に大量のスクリーンがあって、映画の原画だったり風景のアニメーション、デザイン画などが歌と一緒に映し出されました。照明や床の模様も作品に合わせて変化するので数十秒の間にガラッと部屋の中の雰囲気が変わってすごく楽しいです。古いものから新しいものまで、アトラクションになっていなかったりする作品も多く取り上げられていたので、映画をまんべんなく見てる自分にとっては夢の場所でした。マイナーな映画でも大事に扱ってくれているのは嬉しいですね。ここで30分ぐらい座ってました。至福。
そのスクリーン部屋を中心に道が分かれてまして。その一つがディズニーキャラクターの絵を描ける教室です。プロが目の前で手本書いてくれるのでそれを真似して絵をかきます。自分はパスカル(ラプンツェルのカエル)を書きましたが、所要時間10分ちょいで消しゴムなしという恐怖の環境だったので調子が出ませんでした。でもいつかディズニーキャラクター全部かけるようになりたいですね、絵描くのはほんのり好きなので。
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あとはディズニーシーでおなじみのタートルトークもあります。ウミガメのクラッシュと会話できるやつ。英語のジョーク言われても多分わからないと思って今回は行きませんでした。感想書くことになるなら行けばよかったかな。
2-B.ミッキーのフィルハーマジック
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映像系アトラクションというものは大抵日本と変わりません。アメリカに来てまで入ることなかったと言えばなかったのですが、アナハイムってアラジンとか美女と野獣のアトラクションがないんですよ。だからその要素を楽しめる数少ない場所がフィルハーマジックというわけで。そう考えると東京ディズニーランドって贅沢なところです。
日本と同じぐらいの空き具合。やっぱり作りませんか?新規映像。
2-C.マイクとサリーのレスキュー
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大きな違いは、日本版が映画の後のお話なのに対して、こっちは映画そのままのストーリーだというところ。人間の女の子(ブー)が迷い込んでサリーもマイクもてんやわんやの状態なので同じ世界でも雰囲気が全然違います。ほかにもモンスターズインクの街はデザインの独特な名所が多いんですが、ここはアメリカにしかない、日本にしかない、と結構多くの点で違いがありました。
本編をなぞるアメリカ版は人間の子供(有害だとされている)が侵入したことで街が大パニックになっています。街やレストランが登場するのは日本版と一緒ですが、住民は自室に避難し、レストランも食べ物が散らかって荒れ果てた状態になっていました(ワサビのにおいもしました)。また、日本版に登場しないCDA(子供検疫局)という黄色い防護服の連中がそこら中をうろついています。
ほかの場面はマイクとサリーがブーを連れてあちこちで騒動を起こす映画のシーンが再現されています。中でも一番すごかったのはドア倉庫のシーン。映画見た人ならわかると思うのですが子供部屋のドアが無数に収納されているあの空間が再現されているんです。日本にないのが惜しいと思っていたぐらい好きなシーンなんですが、遠近法や鏡などを使って大量のドアが吊り下げられている光景を見事再現していました。これがあるだけでアメリカ版は非常に良いアトラクションだったと断言できます。
そのうえで日本版を振り返ると、事件が解決してるので悠々とモンスターの世界を見ることができますね。街もレストランも荒れてはおらず、マイクとサリーの仕事場である絶叫フロアもかくれんぼ会場として広々とスペースが使われています。また、最後の最後でランドールがごみ処理場に突き落とされてプレスしてしまうんですが、このごみ処理場はアメリカにありませんでした。ドア倉庫に次ぐアトラクション映えするシーンだと思うので、これが存在してるのは日本版の強みかもしれないですね。
総じて同じ映画でも全く別のアトラクションでした。乗った感じ日本版のほうがモンスターもいっぱい出てくるし敷地も広いです。ただこっちはゆっくり進むのでモンスターの世界をじっくり堪能できるし、何よりあのドア倉庫が見れるので言った価値ありでした。ライドの最後では日本と同じく事務のおばちゃんロズが話しかけてくれます。「2台目のお嬢さぁん」
3.グリズリーピーク
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3-A.グリズリー・リバー・ラン
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ディズニーになくても日本の遊園地には川下りアトラクションたくさんあるのでその感覚で乗れました。寒いからか結構空いてましたね。乗った時は天気がカラッと晴れていて、何より周りがリアルな自然環境で作られているので乗っている間も本当の川を下っているような感覚がありました。座席も波で回転するのでだれか水飛沫を浴びるかわからないのもはらはらするポイント。ちねはやけに濡れた気がしました。ひどい。
複数座席があるので必然的に知らない人と一緒に乗ります。自分の何十倍も盛り上がっていたアメリカンな皆さんですが、先述の通り自分がびしょ濡れになると笑いながら声かけてくれたりしてちょっとだけ打ち解けました。こういう時の海外の方のフレンドリーさは本当に安心します。
なお別にクマが出てきたりはしません。代わりにクマの形の岩から謎のうなり声が聞こえてきます。ダッフィーと違って人見知り。
3-B.ソアリン
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見た目が全然違うことにまず驚きますよね。シーは地中海の飛行機博物館というのですか、パークの世界観に合わせたヨーロッパ風のおしゃれな建物でしたがこっちは山中の飛行場か空軍基地のようなマットな印象。雰囲気もコンセプトも建物からは全く違うものを感じ取れます。ほかの国にもソアリンはあるのですが見た目はパークによって全然違うそうです。まあぶっちゃけ空を飛べれば設定なんて何でもいいので。
案の定、内装も飛行場チックでした。パイロットの勲章や飛行機の部品なんかが飾ってあります。設定はシーのようなオカルティックなものではなく、観光地とかでよくある気球か小型飛行機に乗って街の上空を見れる体験と似たような感じですね。アテンションプリーズ。
待ち時間は10分。あの壮大な景色と音楽と匂いを短時間で堪能できるのはお得でした。ただその分設定や世界観はどシンプルなので、待ち列まで細かいシー版のほうと好みが分かれそうですね。それでもお客さんはあれだけ盛り上がって拍手するんですからソアリンは偉大。
そういえばシーではキーキャラとなるハヤブサのアレッタがちょくちょく目の前を飛んだりしますが、世界観が別のこちらではあのディズニーキャラクターが目の前に飛んできます。だーれだ。
3-C.レッドウッド・クリーク・チャレンジ・トレイル
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一言でいえばキッズ向け遊び場です。倒れた木、丸太のトンネル、ジャングルジム、タイヤのロープウェイ,すべり台、ロッククライミング、洞窟…アスレチックや自然公園からイメージされるものは全部そろってました。意外と広くあたり一面高木なのでディズニーにいることを忘れてしまうほど。森の動物たちの木彫り像、みたいなものもあってしっかりディズニー感もありましたよ。
このエリアが本領を発揮するのは夜のハロウィン。なんとなんとヴィランズ仕様に様変わりします。真っ暗闇の森に霧が立ち込め、開けたところでヴィランズを意識したプロジェクションが展開されるのです。マレフィセントの茨、ハートの女王のバラ、スカーのハイエナたちが行進する影…直接ヴィランズを出さずにイメージのみで勝負してるのがよかったです。日本でもこういうのやってほしいですね。それともやってるのかな?
4.パラダイスガーデンズパーク
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4-A.アリエルのアンダーシー・アドベンチャー
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なんでこんなエリアにアリエルが…?という点ですが、建物が20世紀の水族館を模しているからなんだそうです。それでいいのか人魚姫。
4-B.ジャンピング・ジェリーフィッシュ
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乗り心地はふわーんふわーんと上下して日本版と変わらないです。ですが屋外というのが強みなのか景色も楽しめ、風も気持ちよく感じます。述べた通り結構高くまで上がるのでちょっとしたスリルもありました。海の世界を見渡せるシー版とは味の違う経験ができましたね。
ちなみにリトル・マーメイドにクラゲは登場しません。
4-C.シリー・シンフォニー・スイング
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御覧の通り回転ブランコ。ひらかたパークなんかによくある、遊園地ではド定番なアトラクションです。相変わらずの遠心力の強さでスリル満点、青空と太陽とテンションの高いお客さんで気分爽快、ラグーンにも面しているので回転が激しくなると水上に放り出されます。デザインは先ほど申した通り、竜巻に巻き上げられる演奏会メンバーと、てっぺんに陣取る指揮者ミッキー。問題のウィリアム・テルも稼働中はBGMとして流れていて、ミッキーたちと一緒に竜巻に巻き上げられる感覚が楽しめるわけです。こんな状況で楽器の演奏なんて無理無理。
夜にもちらっと通り過ぎたんですが暖色系にライトアップされてクラシックな気分になれました。テーマも遊具としても王道を行くアトラクションといえますね。
4-D.グーフィーのスカイ・スクール
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このアトラクションはいわゆるマウスコースターというものでして、小型の乗り物に乗って180度の急カーブを連続で曲がっていくなかなかやばめのコースターになります。
子供に人気なのか結構並びました。カチューシャが吹っ飛ぶかというほどの急激な軌道、グーフィーの気持ちになって何とか生還しました。マウスコースターはよく乗るので、ディズニー補正もあっていつも以上に楽しい気分になれましたね。アッヒョ!
4-E.ゴールデン・ゼファー
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ミッキーやグーフィーがクセ強なアトラクションなので陰に隠れがちな印象だったのですが、乗ってみないとわからない。ダンボなどとは違ってワイヤーの遠心力で動いているみたいです。風を感じて回転し続けるオーソドックスなアトラクションでした。スイングやスカイスクールが怖い.,,,という子供たちには安心なアトラクションかもしれないですね。個人的にはまあまあ、という印象でしたがアトラクションにぶっ続けで乗ってる最中だったのでここでちょっぴりリラックスできたような気がしました。そよ風は癒し、カリフォルニアってなかなか暑いんです。
5.ピクサーピア
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ピクサー映画全部、というくくりになるとキャラクターの数も必然的に多くなるんです。なのでこのエリア、行くと絶対誰かがグリーティングやってます。アメリカではガッチガチに長蛇の列ができたりすることも少ないので、じっと見てるとキャラクターのほうからこっちに来てくれて楽しい絡みが味わえます。ほかにもメジャーからマイナーまで様々なピクサー映画の要素がちらほらあったりするので、隅々まで楽しめてよかったですね。
5-A.トイ・ストーリー・マニア!
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ピクサーエリアならないわけがない。ディズニーシーでも大人気のトイストーリー・マニアがアメリカにもデデンと構えておりました。おもちゃたちがぞくぞく登場するシューティングゲーム。腕がめちゃくちゃ疲れることでも定評があります。
シーのトイストーリーエリアはやたら広いですが、こっちはピクサーピア全体がその役割を持っているのでこの建物の規模は小さめです。アメリカの遊園地にあるゲーム屋台がこんなイメージ。待ち時間は30分以下で、ソアリン同様スピーディに乗ることができました。写真にはいないですが喋るポテトヘッドも健在です。
案の定腕はくったくたになりました。例によって映像系アトラクションなので内容が違うことはないです。ゲームがいくつかに分かれていて、それぞれ違うシューティングができると。テンションが上がってたのか日本より高得点が出せました(ビーバーのランクを卒業できれば一人前らしいですね、噂ですが)。さすがに建物や待ち列は日本がやたら豪華に仕上げているのでかないませんが、並んでないのが不思議なくらい楽しい時間でした。
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5-B.ジェシーのクリッター・カルーセル
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トイ・ストーリーではなくあくまでウッディの番組の世界観なので雰囲気はすっかり西部です。周りの壁画も西部の街や荒野が描かれていて、一風変わった雰囲気を拝めました。メリーゴーラウンドとしては普通の乗り物ですが小気味のいい愉快な雰囲気に気分が上がりましたね。
最近バズライトイヤーの映画が公開されていましたが…ウッディはやってくれないのかなぁ。
5-C.ピクサー・パル・アラウンド
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ゴンドラの一つ一つにピクサーキャラが描かれています。ウッディやニモはもちろん、メリダにミゲルにカールじいさん、ほぼ全作品のピクサーキャラの顔が目視した限り並んでいました。背後のジェットコースターや向こうのディズニーランドにあるお城も眺められる、夜は上空から好きな人と湖の水上ショーを眺められたらいいな、なんていろんな魅力が考えられるメインアトラクションですが、こいつただの観覧車ではない。
ゴンドラが吊り下がってるレールを見てほしいのですが、つぶれた円のような形になっているのがお分かりいただけるでしょうか。この状態で上昇下降すると何が起こるか。ゴンドラがつつーっと滑ったあげく振り子のようにグワングワンと揺れてしまうのです。なんちゅうこった。
揺れない位置にあるゴンドラもいくつかあるのですが大半はスイング型。中では当然大パニックになりますが、ほかでは味わえない独特すぎるスリル、複数で乗った場合はいっそう阿鼻叫喚のお祭り騒ぎだったと思われます。
揺れる観覧車、非常に興奮することは確かなのですが、観覧車なので動きはゆっくり。1周する間にずっと左右に揺られ続けるとさすがの自分でも気持ち悪くなりかけました。やっとの思いで乗り場まで戻ってきたと思いきや、何を考えてるのかもう一周します。もう体を支えるのに精いっぱい。レールの傾斜が急になればゴンドラもさかさまになってしまいそうな勢いで、怖さはナンバー1なんじゃないでしょうか、そんなモンスター観覧車です。降りる際はすっかりへろへろになってしまったんですが、そのころには揺れがすっかり収まっているんだから物理は不思議ですね。
5-D.インクレディコースター
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ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのマイ・ベスト・アトラクション。
テーマはスーパーヒーロー映画、Mr.インクレディブル。みんなそろってスーパーパワーを持っている家族で、怪力パパのボブ、伸縮自在のおかんヘレン、透明化とバリアの長女ヴァイオレット、高速移動の長男ダッシュ、赤ちゃんのジャックジャックの5人。最後のジャックジャックが体を燃やしたりビームを放ったり巨大化、液状化、分身といろんなことができるスーパーベビーなんですがそれがなんと逃走。家族総出で赤ちゃんを連れ戻そうというアトラクションです。絶叫マシンに乗りながらストーリー進行なんてできるのかと思ったのですが、ふたを開けてみれば世のディズニーアトラクションの中でも最高傑作でした。
ダッシュ「それじゃあみんなつかまって!…….5…..4…3、21Go!!!」
ジェットコースターとしてはなかなかのスリル。急降下、旋回、宙返りとジェットコースターの興奮する要素はほぼ完備。レールは部分的にトンネルになっていて、中ではインクレディブル一家が能力を使ってジャックジャックを捕まえようとする光景が見られます。ユニバのハリドリみたいに座席の耳元にスピーカーがあって、映画でおなじみのBGMとボブたちの声が聞こえます。それらが合わさってジェットコースターを楽しみながらもインクレディブルの短編を楽しめるという豪華要素。みんな、特にジャックジャックがパワーを使うときは特殊演出(体が燃えているときは熱風が吹く、クッキーで釣ろうとしてるときは甘い匂いがするなど)がふんだんに使われていて、自分がテーマパークの中で味わいたい楽しみがすべて含まれているかのような素ん晴らしいアトラクションでした。今までいろんなジェットコースターに乗ってきましたがここまで満足度が高いのは初めてかもしれないです。1位ですねこれは、頃合いを見て乗るぐらいにリピートしました。
5-E.インサイド・ヘッド:エモーショナル・ワールウィンド
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この世界では、5人の感情が仕事をすると思い出ボールなる球が生成されるんですが、アトラクションはそのボールがテーマです。看板の後ろに見える気球みたいなものがその乗り物で、ボールに吊り下げられたカゴが空中で大旋回します。マーメイドラグーンの回るハリセンボンのアトラクションのようなもの。周囲は感情たちが住む脳内の部屋を再現していて、カラフルかつ抽象的で滑らかなデザインがきれいです。このパークはグルグル回るアトラクションが多いので乗るだけだと影に埋もれがちなアトラクションですが、デザインは一番好きでしたね。さすがピクサー。ボールが光りだす夜のライトアップはパークでも一二を争う光景かもしれないです。
内部だけじゃなく入口手前も思い出ボールをしまう棚が壁に再現されていて、公園の遊具みたいにコロコロ動かして遊べます。子供たちが群がってました。幼稚園ぐらいのときとかすごい楽しいですよね、公園のコロコロ。
6.サンフランソウキョウ
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何よりびっくりしたのは流れている音楽です。エリアに入った瞬間流れていたのがまさかの緑黄色社会でした。はい、日本街なのでJ-popが流れるのです。ほかにもYoasobi,Perfume,きゃりーぱみゅぱみゅ,日本のハッピーライドのBGMも流れていました。こんなところで日本を感じるとは…こだわりように感服。
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7.カーズランド
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7-A.ラジエーター・スプリングス・レーサーズ
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並んだ甲斐がありましたよ。車たちも風景も最高レベルにまで極まっていてたちまち虜になってしまいました。マックイーンが道に迷うシーンは夜だったので前方のライトを光らせた車と衝突しそうになったり、相棒のメーターと一緒に作物収穫機(カーズ世界の牛)に追いかけられる場面なんかも圧巻でした。キャラクター達もボディがつやつやで表情も豊か。再現度もアトラクションの中でトップかもしれないです。
後半のレースもカントリーミュージックと一緒に広々とした赤土の平原と顔に当たる風がとても気持ち良かったです。センターオブジアースほどの落下やスピードはなかったものの、それが逆に映画の競走シーンを彷彿とさせて気分爽快でした。カリフォルニアだからこそ似合うカーズの世界とアトラクション。みなさんが行く機会があったら必ず乗ってほしいライドですね。
ちなみに夕方は太陽の絶妙な角度によって荒野が真っ赤に染まります。さらに夜の荒野はというと…..なんと虹色に光ります。自然の神秘。
7-B.メーターのジャンクヤード・ジャンボリー
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メーターのハッピーライド、いうなればそんな感じ。トラクターに引っ張られてガラクタ広場を陽気な音楽に合わせてぐるぐる回ります。そしてベイマックス同様に専用のテーマソングが流れます。歌ってるのはメーター本人。所変われば品変わるといいますか、ハッピーライドも国によってバージョンが違うようです。太陽に照らされて聞くアメリカンなBGMが心地よかったですね。心なしかベイマックスより揺れが激しく感じました。ジャンク車め…。
そういえば日本のベイマックスはファンがクラブ張りにぶちあがることで有名ですが…こっちでも同じことが起こってました。どこでも楽しいのが好きなのは一緒ですね。
7-C.ルイジのローリッキン・ロードスター
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メーターがハッピーライドならこっちはアクアトピア。あのなめらかかつ予測不可能な動きのアトラクションがこっちではカーズの世界に組み込まれてました。ジャンクじゃないからかメーターよりも動きはゆったり。イタリア人の気品を感じます。BGMももちろんイタリア音楽。よく聞くとフニクリフニクラみたいなディズニーシーでも流れる曲が流れてきたりします。このBGM,キャストさんもたまに口ずさんでいてさすが、と思いました。
並びながら見ていたのですが、この車たち、スタート位置できっちり並んでいてどことなく社交ダンス的な雰囲気がします。外から見てるとその光景がなかなかきれいなので乗るだけでなく外から見ても楽しめるアトラクションかもしれませんね。
8.アベンジャーズキャンパス
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マーベルシリーズは映画の数が膨大にもかかわらず、その全部がほかの映画とリンクする要素を込めているので、知り尽くすには1作目のアイアンマンから見ることが前提になっています。なのでなかなかとっつきにくい映画シリーズだとされているんですが、一度見始めてしまうとその世界観にはずっぽりはまってしまいます。自分もエリア内では「これこの映画だ、あれあの映画のやつだ」と興奮が冷めませんでした。
映画も多ければヒーローも多いので、やはり行くと絶対誰かヒーローがいます。一人ずつ出しているとたちまち時間が過ぎてしまうのでいっぺんに複数のヒーローが出て会話していたりすることもあります。ヒーローのエリアなのでバトルショーもどこかで勃発します。このとおりマーベルヒーローの濃厚なコンテンツをこれでもかと詰め込んだ一大エリア。ファン歓喜です。
8-A.ウェブスリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー
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💻「アイアンマンに緊急連絡します」
🕷「呼ばないで!!えっと…スパイダーマンに頼むよ」
ユニバのスパイディが「ヴィランと闘いニューヨークを守る」を魅力とするならこっちは「手首から糸を出す」ことがテーマ。なんと、ゲストの我々が手から糸を出せちゃいます。研究所で発生したトラブルをスパイダーマンと一緒に解決しようという体(ちなみにやらかしたのはピーター)で、シューティングアトラクションです。スパイディのように腕をシャっと動かせば糸が出てターゲットに命中、スコアを稼ぐという具合。特殊な的に当たれば特殊演出もあって見ごたえ満載です。思いのほか面白くて何回も乗ってしまいました。世界観は至極単純なのでマーベル映画を長々と見なくても楽しめるアトラクションかもですね。
もちろん腕はめちゃくちゃ疲れます。トイストーリーが楽に見えるくらい。
8-B.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト
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・クイル(スターロード)はリーダー。子供のころに宇宙に連れ去られた地球人です。
・ガモーラは肌が緑の女戦士。父親がアベンジャーズのラスボスなため、シリーズ全体の重要人物だったりします。
・ドラックスは全身タトゥーのマッチョ。頭は悪いが力が強いパワー枠。
・ロケットは口が悪いエンジニア。アライグマの見た目ですがそれを指摘するとキレます。
・グルート「I am Groot.」
この5人、捕まってます。この建物は
🦝「じゃあ俺の言ったとおりに手伝ってくれよ!バケモノに見つかったら……まあがんばれ!」
ロケットがテンションを上げるために70年代の洋楽を再生すると(クイルは地球の音楽を聴くのが大好き)、エレベーターが急上昇、その後上昇と落下を楽しみながらガーディアンズの脱出劇を見届けます。ということでアトラクションとしてはフリーフォールの系列ですね。てっぺんには窓があるのでDCA全体の景色を拝むこともできます。往年のヒットソングと法則性のないスリルで、
もう一つ。要塞の主はコレクターなのでいろんな備品やアイテムが待ち列中に陳列されています。マーベル映画を見ている人間なら「あっ」となるあんなものやこんなものがズラリ。隠し要素満載で退屈することのない、アベンジャーズキャンパスを代表するアトラクションでした。
ディズニーシーの世界観が日本でしか味わえないように、カリフォルニアアドベンチャーでの数日もあの日々でしか味わえない貴重な体験でした。テーマであるカリフォルニア州の風景がそもそもあまり見ない環境だったというのもありますが、乗ったことがないアトラクションや日本とはちょっと違うアトラクションに乗れたのもめちゃくちゃ楽しかったです。カーズやアベンジャーズのような日本ではまず目にする機会の少ないエリアなんかがあるのもよかったですね。
アメリカは日本ほどアトラクションで並ばない、シングルライダーが存在する、朝からノンストップで乗りまくったといったことが重なって、これらのアトラクション無課金でも昼過ぎには全部乗ることができました。最初の通りディズニーランドと数分で行ったり来たり出来るので、それ以降は待ち時間を確認しつつあっちに乗ったりこっちに乗ったり、日本に帰りたくなくなるなんてことにはならないぐらいめいっぱい楽しんでおきました。日本ではまずできないです、こんな暴挙。
長ったらしい文章、お粗末さまでした。イベントやプロモーションの雰囲気が日本とは違うところもありますが、日本のディズニーが好きならこちらも十分楽しめるはずです。興味あるアトラクションでも見つけたらぜひぜひ。
おしまい
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