墓じまいの相談で寺を訪ねてからの50代三姉妹でジェットコースターの振り幅…その2
墓じまいの心を決めた私たちは、夏日となった10月のある日、鼻息も荒く3人で寺に乗り込んだ。通された応接で、私はノートとペンを取り出して、本気度を演出。
住職はご不在だったが、いつも話を伺うご母堂に対して、まずは父の三回忌の日程から口火をきり、いよいよ本気で墓じまいを考えていることを伝える。
実家に跡取りがいないこと、今は元気でも私たちにもいつ何があるかわからないこと、これは姉妹の総意であり、今きちんと決めておくことが、双方に一番良いと思うこと。
ご母堂は、よそのお家の例を