カメラを買った

毎日猛暑が続きますが、皆さんお元気でしょうか。
例のあのアレがまた騒がれているせいか、今年の夏はなんだか大人しい日々です。

あんまり遠出を大っぴらにできない分、SNSなどで流れてくる各地の風景なんかを見て、あーいいなあー。と思うことも増えましたが。ふと湧き上がってきた感情が。

「カメラが欲しい!」

周りの知り合いにもカメラをやってる人が多いので、気にはなっていたのですね。
いや、もちろん自分も多少はカメラかじったことあったんですが。なかなかコンスタントに撮りに行くぞ!ともならず。

さすがにスマホばっかりじゃ面白くないなあ、でもいいカメラはそこそこ高いしなあ…
と考えていて、買ってしまいました!

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コイツ

コンデジでもミラーレスでもありません

1964年製のフィルムカメラ「ミノルタ ユニオマットⅢ」です。

ま、これならちょっと面白い写真が撮れるんじゃないかなっと軽い気持ちで購入。ちょっといいSDカードより安かった…

1964年といったら、人類が月に行くより前の時代。ミノルタはこの機種の上位機種の技術が買われて、NASAから公式でカメラのOEMを行っていたのだとか。

(このくらい古いカメラなら、僕が持ってても変態チックじゃないだろう…)

とはいえクラシックカメラの知識が全くない状態なので、果たしてうまく使えるんだかどうだか。

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さっそくフィルムを入れて試し撮り。本当はレンズとか分解して掃除したいところなんだけど、手間がかかるのでそれはまた後日。

フィルムはカメラ屋で購入。おおっ! コダックフィルムだ。まだ生産されてたんだなあ。

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裏蓋を開けてフィルムをセット。懐かしいのぉ。
右上にあるレバーをガシャコンと引き上げてフィルムを巻くのです。
シャッターを切ると「かしゅ」という懐かしい音が。
「カシャ」でも「パシャ」でも「パチ」でもないのですよ。

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当然、全てが手動です。レンズの周りにあるレバーはISO感度!

カメラというのは、周囲の明るさに合わせてレンズの絞り(光をどれくらい取り入れるかみたいなもの)を決めるので、ここの数字をいじって適切な絞りを選びます(多分)。ISOを100に設定するなら大体絞り値(F値)を12くらいにしておけばよい(らしい)。

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シャッタースピードとかも関わってくるらしいけど今回は無視。

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本来このカメラは、レンズ周りに光感度素子(太陽電池と同じ鉱物)が入っていて、赤い目盛りが動くので、そこに緑の目盛りを合わせるというハイテク仕様なのだけど、当然壊れているのでアプリの言いなりです。

てなわけで試し撮りのために「奥山半蔵坊」へ。あそこなら景色もいいし涼しいはずだ。

クソ暑かった

まあ、気を取り直してフィルムで撮影。

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撮れていたといえばとれていた。レンズの曇りからなのか、単に技術がないのか間違えてるのか。思ったよりほわんとした仕上がりになった。

ちなみにこっちはスマホで撮影 ↓

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なんかお地蔵さんが天に召される風になった

ともかく、いろいろ撮ってみようということで奥の院へ。

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急な坂道を20分ほど登って。行き止まりだったので参拝して降りる。もう膝が笑って笑って

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ここらへんは絞りミスだろうなあ…もっと清らかな場所でした。

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スマホで。ほらね。

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構図とかのセンスの無さは無視してください…

まったくのメンテナンス無で挑んだので、レンズの汚れからの光漏れ(ゴースト?)とかの影響ももろにあった気がします。

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さて、これを味とみるか不具合(技術不足)とみるか。

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ちなみに、最後のほうはフィルムならではのこんな重なり写真も。

ともかく、せっかく手に入れたものなので、もう少し遊んでみようと思います。

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…既視感ある構図だなと思ったら、お酒の広告に見えてきた。

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