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冒険きち2016~冬~

冒険きち2016秋冬の続きです。 12月、クリスマス前のとある日。 写真が少ないのは、スタッフが動き回った証です。。 冒険きちの始まる前に、近所の公民館の餅つき大会に数名でおじゃましてきました。 館長さんより「他の地域の子も来ていいよ!」とお電話いただき、餅を食べたい子とスタッフで公民館へ。 昔ながらのうすときねで、ぺったんぺったん。これが意外と重くてリズムが難しいのです。 見るに見かねた館長さんより手ほどきを受けました。 秋にハロウィンで伺ったご近所さんに会場で会い「今晩はサンタがおじゃまします」とご挨拶。 夜は「お礼参り」です。 12月はなんだかバタバタと、いろいろと作る展開に。 夕ご飯に向けて火をおこします。 今晩は・・・鶏の丸焼き!! みんな気持ち悪がって、なかなか具を詰められません。 同時進行でご近所さんへのクッキー作り。 焼けば焼くほどクッキーが溶けてなくなっていく不思議な現象にスタッフ大慌て。 どうやらバターの分量を間違えたようです。。。 じっとしていられるわけもなく、 外へ外へ。 火おこしも早いものです。 スパイダーマンも駆け巡ります。 お次はクリスマスケーキ作り。 美味しそうに食べるなぁ~。 個性豊かなケーキが完成しました。 外では色々なものが焼かれ始めました。 じゃがバタって美味しいよね。 女の子はサンタコスチュームを選びます。 かわいいサンタ帽も作っていました。 外も煙だらけなら、厨房ももくもくしています。 鶏の丸焼き、見た目に反して美味でした。 なんと!! サンタ行列の写真が一枚もありません。 皆秋に行った家が分かるので、走って次へ次へと進んでいくのを「待て~~っ」と追いかける毎度の展開。 ご近所さんに一軒一軒「ハロウィンはありがとうございました!」とサンタたちがお礼を伝えて渡りました。無事に焼けたクッキーや、手作りのクリスマス飾りを添えて。 今年もイルミネーションを見させてもらいました。 さて、初参加のお兄さん「ひろくん」が大変な人気でもみくちゃ。 今年はもう顔バレのサンタから、子どもたちへプレゼント。 夜もたき火は絶えることなく。 でも寒いので、身を寄せ合ってアクセサリーを作ったり、 こわいビデオを見たりしながら、夜は更けていくのでした。 実は。 今回「初めて(親きょうだいなしで)ひとりでお泊りなんです」と親御さんから耳打ちのあった子が数名いて、スタッフ一同大丈夫かな・・とみていたのですが、 心配はなんのその。 学校も学年も入り混じって雑魚寝の朝となりました。 朝ごはんを食べたら、また外に出たり、中で遊んだり、 冬の冒険きちも終了です。 2016年度も夏・秋・冬と無事冒険きちを開催することができました。 三回皆勤賞の子もいれば、とびとび参加の子もいて、 スタッフから見ると「この子とこの子はどうもぶつかってしまうな~」と思っていた片方が休んだ回に、もう片方が「〇〇休みなん?」「〇〇おらんとつまらんな」とポロッとこぼすのを聞きました。 一緒に遊ぶっていうのは何事もなく波風立たず遊ぶことだけが仲良しというわけではなく、一見ぶつかっていても内心は相手を認めていたり、お互いをよく見ているのだと感じました。 冒険きちは2か月おきで、久しぶりに会うとつい同じ学校の子で固まってしまいます。そこをスタッフがなんとか混ぜようと思っても上手くいかず、何かをきっかけにぽっと「〇〇ちゃんもおいでよ」と声を掛けて学校学年関係なく溶け込んでいくのは子どもたちの自然な力です。 河原町の遠足文庫を会場としての冒険きちとなって4年目。 毎年発見のある遊び場です。 今年もご近所の皆様には訪問受け入れ、プレゼントのご用意をしていただき、またご家族の皆様には送迎等ご協力していただき本当にありがとうございました。 スタッフの皆さんもお疲れ様でした。いつも全力(隠れて休みつつ)で子どもたちと向き合ってくれるお兄さん・お姉さんがいての冒険きちです。 ある子が、 「6年生までは冒険きちに参加して、中学生になったら子どもたちと遊んであげる」 と言ってくれました。 どうなるかは分からないけれどそう思ってくれたことが嬉しく、 そうなったらいいなと数年先を想うのでした。

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