宅建試験受験について

サルが50匹いたら1匹受かる試験。そう舐めて臨んだ結果、私は、3回試験に不合格を食らいました。1度目は、33点。そのあとも30点台での惜敗でした。

当時の私は、まとまった勉強はしないで、昔の貯金で何とかしようとさぼっていました。

昔の貯金は、ただ、法学部でその後資格試験の勉強で6法はやっていたことです。民法なんて簡単。あとは、常識で回答可能。3度落ちるまでそう高をくくっていました。実際に民法は、ほぼ満点なんですが、落ちる。真剣に資格を取る意思がなかったとも言えます。

何度も落ちて恥ずかしいので、3度目の受験以降は、会社の人にも黙って受験しました。3度目は、相変わらずほぼノー勉強で受験をし、惜敗して、やっと気合が入りました。

私は、民法以外には、素人であることを素直に認めて知識を補強しないと落ちると理解し、ちょっと努力をするまで、結局5年くらいかかりました。落ちた回数は3回ですが、途中、関心を失って受験しなかった時期もあり、結局5年目にやっと合格できました。

ある程度時間を取れる方にとっては、おそらく2月の準備で合格できる試験だと思います。

自分に投資する金額としては、受験料以外では、5000円くらいで十分だと思います。あと、インターネット接続環境があれば、0円でも合格水準に達する独学が可能かもしれません。

私の回り道は、生兵法は大けがの元ということわざどおりに、大してできないくせに自信過剰で舐めてかかったところが大きいです。最初から、1発で合格するつもりで気合入れて2月仕事の合間に勉強すれば合格できるのに、5年を費やした。バカです。

あと、金をけちるよりも気合を入れる意味では、資格試験学校に通ったり通信教育を受けるのも悪くない手段です。ゴルフや釣りなど趣味をものにする人の多くは、道具にあほみたいに投資をします。その半分くらいで一生使える資格を手に入れられるからです。ほぼ独学で5年かけた私よりも20万くらい使っても2月で攻略する方のほうが賢いし生産性も高い。

主要な資格試験の指導学校のリンクを貼っておきます。

資格試験指導の塾は、海千山千の世界です。詐欺とまでは言えないけれど、「大丈夫、受かりますよ」といいながら話術にたけたおっさんのトークを聞いて楽しんで、気づいたら浪人しているようなところもあります。そういうところで受験指導をされても、時間と金の無駄です。

合格保証をするわけではありませんが、総合的に資格受験指導に定評がある塾の中で上の2つは、そうひどくないところと思います。

資格をすぐに確実に取りたい場合には、塾の利用がおすすめです。わたしは、スポーツ界のドーピングというわけではなりませんが、独学にこだわって最後は、気合で合格しましたが、かかった時間を考えると生産性は低いです。

それでもなお、独学で合格するためには何を勉強したらいいでしょうか?

宅建試験は,50問で四肢択一式によるマークシート式の筆記試験で行われます。配点は,たいてい「権利関係」(主に民法)から14点、「宅建業法」から20点「法令上の制限」(都市計画法とかテクニカルな行政法)から8点「税その他」(税法や不動市況など)から8点となっています。

全部〇覚えをしようとしてやるとたぶん1年では終わりません。カバーする法律を全部やろうとしたら、おおげさにいうと司法試験よりも範囲は広いとも言いうる広範な行政法を勉強する羽目になります。実際には、司法試験のほうが、細かくいろいろな法律の裁判例を知っている必要があるし、暗記、理解する範囲が圧倒的に多いのですが、出る可能性薄いところまで全部やろうとすると、相当広範な体系的知識が必要です。

何が出るのか?は、予測が可能です。そして、予測した範囲で学習をしたら多分合格できます。9割以上の確率で合格すると思います。

何が出るかの予測方法は、シンプルです。過去に出た問題を知ればOKです。さらに、予想問題など資格試験塾の提供している問題集もあります。それを見て覚えたらOKです。

50点取る必要はありません。安全を考えて37点とれば、ほぼ確実に合格します。配点は,先も書きましたが、たいてい「権利関係」(主に民法)から14点、「宅建業法」から20点「法令上の制限」(都市計画法とかテクニカルな行政法)から8点「税その他」(税法や不動市況など)から8点となっています。

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