高難度アセットについて1

仕事を通じて転用が難しいから高難度アセットといわれる物件を売ったり買ったりする事があります。

その場合の注意点は、いろいろありますが見聞きしたきついはなしをいくつか紹介していきます。

辞令)某県、昭和時代に開発された温浴施設からパチンコ店への転用事例

この施設は、地元のJCで活躍するパチンコ店オーナーが地上げを行い、パチンコ店として無事に転用が出来た成功事例です。不動産の取引が成立する直前に占有者が出現し、弁護士を交えて交渉の末、解決に到りました。しかしその後、近くで一番店戦略をやっている業界最大手法人の店舗のコバンザメ的な商売を意図していたにもかかわらず、至近距離に大型店舗が出現し、開業早々に苦戦を強いられました。

解決策)店長もサラリーマンの時代ですので、店に貼り付けるのは、オーナーの身内しかいません。オーナーの身内を責任者に据えて、24時間戦う体制を作られたようです。さらに駐車場にコンビニエンスストアを誘致し、顧客の利便性を増しました。コンビニがあるとさっとカップラーメンが食べられるほか、ここから逆転というときに軍資金が下ろせる点大変便利です。トラストネットワークというパチンコ店専用のATMもありますが、1日でおろせる上限など制約が厳しく、また、依存症対策の一環として目の仇にされている施設ですので、コンビ二のほうが何かと便利です。


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